キブシは落葉小高木で、春に先立って多数の黄色花を穂状にたらし、カンザシのようで「あぁ、春がやってきたなあ」と感じることができます。
雌雄異株。雄花は色が濃く、雌花はやや小ぶりで緑色を帯びています。花の中をのぞくと、雌花には雌しべが一本大きく顔を出しています。
黄色い花穂が藤の花房に似ているせいか、黄藤(きふじ)と呼ばれています。黄色の花の咲くフシの木の意味で、キブシ。豆球の果実のなる「フシ」の木の意味でマメフジ、マメブシなどの方言があります。
フシ(付子、附子、五倍子)は、ヌルデ(ウルシ科)の若芽、若葉などに生じたこぶ状の虫えいのことです。ちなみに附子(ぶし)とは、トリカブトの塊根または支根を取って乾した生薬のことで、ブスとか鳥頭(うず)ともいいます。節(ふし)はコブ状のものをいいます。キブシの果実を粉として、五倍子の代用としてお歯黒の黒色染料として用いました。
キブシには、地域的な変異が多いうえ、一本の木でも、枝先、茎部につく葉にも変異があります。変異は、葉の形、葉の表面による毛の有無、果実の形など、自然観察のテーマとなります。基準型のほかに、光沢のある海岸型としてハチジョウキブシ、エノシマキブシ、葉が小さいコバノキブシ、果実が大きいナガバキブシ、庭木となる花が小さいヒメキブシ、その他ナンバンキブシなどがあります。千葉富浦の大房(たいぶさ)岬(みさき)には、葉も果実も大きくビックリしました。袖ヶ浦市にも数種類あります。
キブシの幹にはかなり太い髄(ずい)があり、ニワトコ同様に顕微鏡用の切片となります。
雌雄異株。雄花は色が濃く、雌花はやや小ぶりで緑色を帯びています。花の中をのぞくと、雌花には雌しべが一本大きく顔を出しています。
黄色い花穂が藤の花房に似ているせいか、黄藤(きふじ)と呼ばれています。黄色の花の咲くフシの木の意味で、キブシ。豆球の果実のなる「フシ」の木の意味でマメフジ、マメブシなどの方言があります。
フシ(付子、附子、五倍子)は、ヌルデ(ウルシ科)の若芽、若葉などに生じたこぶ状の虫えいのことです。ちなみに附子(ぶし)とは、トリカブトの塊根または支根を取って乾した生薬のことで、ブスとか鳥頭(うず)ともいいます。節(ふし)はコブ状のものをいいます。キブシの果実を粉として、五倍子の代用としてお歯黒の黒色染料として用いました。
キブシには、地域的な変異が多いうえ、一本の木でも、枝先、茎部につく葉にも変異があります。変異は、葉の形、葉の表面による毛の有無、果実の形など、自然観察のテーマとなります。基準型のほかに、光沢のある海岸型としてハチジョウキブシ、エノシマキブシ、葉が小さいコバノキブシ、果実が大きいナガバキブシ、庭木となる花が小さいヒメキブシ、その他ナンバンキブシなどがあります。千葉富浦の大房(たいぶさ)岬(みさき)には、葉も果実も大きくビックリしました。袖ヶ浦市にも数種類あります。
キブシの幹にはかなり太い髄(ずい)があり、ニワトコ同様に顕微鏡用の切片となります。