妹が2回出かけ、姉が建築家の友達と出かけた直島、私も行きたくなり、出かけることにしたのです。
始発の電車に乗って倉敷から岡山経由で宇野駅まで電車で出かけたのです。SUICAを使ったら・・・、途中の無人駅にはICカード対応の自動改札があったのに、宇野駅は対応しておらず。途中高松でも精算できず、JR各社間の本当の乗り入れができていないことに、カイゼンの余地大有り!と言いたい。
フェリー20分で直島に到着します。島内のミニバスに乗ってベネッセハウスミュージアムまで。繁忙期は整理券を配って入場制限をしているとのこと。そこで、ベネッセハウスには8時に入るようにしたのです。一番気に入った作品は、建物です。設計は安藤忠雄建築研究所の安藤忠雄氏・岡野一也氏がされたそうです。掃除が大変でしょうが、素敵な空間が広がっていました。その次に気に入ったのが柳幸典氏の「ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム」2006です。砂絵に何でこんな奇妙なラインがあるのかと思ったら、全部つながっていたのです。???と思って作品名をみたら「アント」とあるではないですか。気がついてみますと、受付の奥にあった「ワン・ダラー」も同じ「アント」作品でした。
写真は館内禁止とあったのですが、安田侃氏の作品「天秘」1996は屋外にあり、作品に乗っても良いとありましたので、寝そべった際に見えた青空を写真に撮ってしまいました!
続いて10時まで開館しないと思っていた地中美術館が9時から開いていると聞き、出かけることに。整理券なくしてゆっくりまわることができました。こちらの建物も素敵だったのですが、中でも気に入ったのが「クロード・モネ室」です。ここに「睡蓮」シリーズが4作品飾ってあるのですが、作品が入ったフレームがまず素敵!なのです。続いて部屋です。まさにこの作品のためにデザインされた空間のようでした。
美術館そのものの中に宿泊できるなんてビックリですよね。
ディナーを終えて、軽くシャワーを浴びた後でも、ほろ酔い気分で夜中の23時までアートを楽しめるなんて、最高の贅沢です。
夜中の「天秘」も最高ですよ。
私は美術館がある山の頂上にあるオーバル棟に宿泊したのですが、安藤忠雄の建物と空間そのものがアートでした。