花より団子?!

私が発見した、ちょっとした「幸せ」をおすそ分け

栗林公園 @ 高松

2008年08月31日 | すてきな場所
 
私が以前お世話になった先輩が高松”出身”だったのです。東京そして大阪の単身赴任生活に終止符をうってちょうと高松に戻られたということでしたので、早速連絡をとってみることに。美味しいお店などを聞くだけのつもりが、なんと観光案内をして下さることに!すっかりお世話になってしまいましたっ。

まず出かけた先が「栗林公園」です。こちらは約100年の歳月にわたり、歴代藩主が手塩にかけて完成させた天下の名園だそうです。広さも75万㎡と歩き甲斐があるのです。何よりもすごい!と思いましたのが「松」です。特に見事だと思ったのがこちら。いったいどれだけの年月を経てこの形状になったのでしょうか。



そして出かけたら必ず楽しんでほしいのが鯉へのエサやりです。私の知っている鯉のエサは粒状なのに、ここではなんと長さ30cmぐらいの「フ」なのです。何も考えずにちぎっては鯉にエサをあげていた私。色とりどりの鯉が、鯉の上を泳いではエサをぱくつくのです。熾烈な戦いとはこういうことをいうのだろうな、という光景でした。



今回案内してくださった先輩が、良く子供が鯉にエサをあげながら池に落ちるんだよなというのです。全くピンとこなかった私。そうしたら説明してくださいました。子供はちぎってエサをあげるのではなく、30cmの「フ」をそのまま池に突っ込むのだそうです。するとすごい勢いで鯉が食べ始め・・・、そのまま引き込まれてしまうとか。思わず想像して微笑んでしまいました。

さぬき麺業本店 @ 高松

2008年08月30日 | おいしい食事!関西
 
お盆休みの半ばに高松でお祭りがあったそうです。それが終わると、それまで盛況だった商店街もひっそりするとのこと。まさにその瞬間に高松に降り立った私。それでもめげずに「さぬきうどん」散策に出かけることにしました。

観光案内所がお薦めするお店はいずれも駅から遠く、休みとのこと。残念!そこで近くの商店街を散策することにしました。開いているお店があったら入ろうという方針を立てたのですが、2店舗ほど通り過ぎた後に入ることに決めたのが「さぬき麺業本店」です。
釜揚げを一口もらい、私は野菜天ぶっかけをいただきました。麺も美味しいけれども出汁もシンプルで美味しかったです。蕎麦よりうどん派の私としては、グッド!ですね。しかもとっても良心的なお値段なのです。

ホームページを参照してびっくりしました。本場のうどんナンバーワンを決める『さぬきうどんグランプリ』(県製麺事業協同組合主催) で数々の賞を受賞されているようなのです。チェーン店という先入観を持ってはいけないようです。
また、さぬきうどん巡礼をしている方が多いようです。私もカムバックする時にはさぬきうどん食い倒れツアーにしようと心に誓った一人でもあるのですが!さぬきうどん食べ歩きマップに掲載されているお店だけでもものすごい数でした。いったい何日食べ続ければ制覇できるのでしょうか。

家プロジェクト @ 直島

2008年08月29日 | すてきな場所
 
直島におけるもう1つの観光スポットが家プロジェクトになります。こちらは、古い家屋を改修し、アーティストが家の空間そのものを作品化したプロジェクトなのです。

角屋
宮島達男「Sea of Time '98(時の海 '98)」1998年ほか
建築修復監修:山本忠司
・和とデジタルの組み合わせに意外感あり
・水中に沈んだ125個のデジタルカウンターは4歳から90歳の125人の島民が設定したとか

南寺 ※整理券を真っ先に取りにいきましょう!
ジェームズ・タレル
「Backside of the Moon(バックサイド・オブ・ザ・ムーン)」1999年
建築設計:安藤忠雄
・闇
・暗順応と鑑賞を組み合わせた精神的な作品

護王神社
杉本博司
「Appropriate Proportion(アプロプリエイト・プロポーション)」2002年
建築設計:杉本博司 設計協力:木村優、設楽敏生(アートステーション)
・階段の材質が妙に曇りの天気とマッチ

石橋
「ザ・フォールズ」2006年
空間デザイン:、秋元雄史
修復監修:福武總一郎、本多忠勝
所蔵:財団法人直島福武美術館財団
・日本画家・千住博によるビビットな滝の作品15枚が素敵

碁会所
須田悦弘
「椿」2006年
空間デザイン:須田悦弘、秋元雄史
設計監修:本多忠勝
所蔵:財団法人直島福武美術館財団

はいしゃ
大竹伸朗
「舌上夢/ボッコン覗」 2006年
空間デザイン:大竹伸朗
修復監修:秋元雄史、本多忠勝
・私の中では一番難しい作品

暖簾 BY 加納容子 @ 直島

2008年08月28日 | ちょっとかわいい!
 
実は私、暖簾好きなのです。まだ好みの暖簾に出会えておらず、購入はしていないのですが、機会があればお店は覗いているのです。ちょっと気にいった暖簾があったとしても、それを飾る「場」がなく。自分の「場」をゲットしたら、新たな暖簾捜しの旅に出ようと思っています。

直島に降り立った私を待ち構えていたのは、数多くの暖簾でした。散策を開始してまもなく、素敵な暖簾が。ちょっと別の小道に入ると、また別の素敵な暖簾が。次々写真を撮っていましたら、とんでもない暖簾シリーズが出来上がることに。あまりにも素敵なので、いくつか掲載します。

 

 

どのお家も異なるパターンそして色合いの暖簾だったので、誰か一人のアーティストが制作しているのではと思ったのですが、まさにその通りでした。岡山県出身の加納容子氏の作品なのだそうです。地元岡山県勝山で「町並み保存地区」の暖簾を制作・提供し、勝山を「暖簾の町」として一躍有名にされたとか。

暖簾の何に私は惹かれるのだろう・・・と思ったのですが、実用性を兼ねたアート作品だからでしょうか。帰国子女の日本かぶれぶりを発揮?!

南瓜 BY 草間彌生 @ 直島

2008年08月27日 | ちょっとかわいい!
 
直島には数多くの屋外オブジェがありました。中でも黄色好きな私のため?!の作品がこちらです。草間彌生氏の作品「南瓜」1994です。黄色い南瓜の表面に黒い水玉模様。このコントラストに青空の組み合わせがなんとも言えません!

宮之浦港には同じく草間彌生氏の作品「赤かぼちゃ」があるのです。
こちらは中に入れるようになっているのですが、個人的には「南瓜」が大のお気に入りです。


ベネッセハウスミュージアム&地中美術館 @ 直島

2008年08月26日 | すてきな場所
 
妹が2回出かけ、姉が建築家の友達と出かけた直島、私も行きたくなり、出かけることにしたのです。

始発の電車に乗って倉敷から岡山経由で宇野駅まで電車で出かけたのです。SUICAを使ったら・・・、途中の無人駅にはICカード対応の自動改札があったのに、宇野駅は対応しておらず。途中高松でも精算できず、JR各社間の本当の乗り入れができていないことに、カイゼンの余地大有り!と言いたい。

フェリー20分で直島に到着します。島内のミニバスに乗ってベネッセハウスミュージアムまで。繁忙期は整理券を配って入場制限をしているとのこと。そこで、ベネッセハウスには8時に入るようにしたのです。一番気に入った作品は、建物です。設計は安藤忠雄建築研究所の安藤忠雄氏・岡野一也氏がされたそうです。掃除が大変でしょうが、素敵な空間が広がっていました。その次に気に入ったのが柳幸典氏の「ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム」2006です。砂絵に何でこんな奇妙なラインがあるのかと思ったら、全部つながっていたのです。???と思って作品名をみたら「アント」とあるではないですか。気がついてみますと、受付の奥にあった「ワン・ダラー」も同じ「アント」作品でした。

写真は館内禁止とあったのですが、安田侃氏の作品「天秘」1996は屋外にあり、作品に乗っても良いとありましたので、寝そべった際に見えた青空を写真に撮ってしまいました!

続いて10時まで開館しないと思っていた地中美術館が9時から開いていると聞き、出かけることに。整理券なくしてゆっくりまわることができました。こちらの建物も素敵だったのですが、中でも気に入ったのが「クロード・モネ室」です。ここに「睡蓮」シリーズが4作品飾ってあるのですが、作品が入ったフレームがまず素敵!なのです。続いて部屋です。まさにこの作品のためにデザインされた空間のようでした。

鮨家ひがし田 @ 倉敷

2008年08月25日 | おいしい食事!関西
 
さて、更新がだいぶ途切れてしまいました・・・。
コロッケを1個ぱくついた直後に向かったのは、倉敷の駅から徒歩5分ぐらいのところにあります「鮨家ひがし田(住所:倉敷市阿知2-2-18、電話:086-427-2248)」です。こちらのお店に向かう途中にコロッケ屋さんを見つけてしまったと言ったほうが正確かもしれません。

老舗のお鮨屋さん?!というのが第一印象でした。お店は、昔ながらの白壁の蔵を改装しているようです。壁1つとっても、棚1つとっても、「時」の経過を感じることができ、とっても落ち着いた雰囲気の店内です。こちらは、駅前の観光案内所でお薦めしてもらったお店の1つなのですが、結果「◎」でした!

まずお通しとして「蛸のから揚げ」が出てきました。下津井たこだとのこと。ポン酢で和えてあり、さっぱりしつつ、独特の歯ごたえを楽しむことができます。お酢好きな私としては、メニューの中に「酢の物盛り合わせ」を見つけてしまい、オーダーすることに。シャコにタコにカニが贅沢にワカメと和えてあり、かなり美味しかったです。そして写真にあります「おまかせ」をお願いすることに。そのボリュームにはちょっとびっくりです。1人前にして良かったです。



そしてこちらが「穴子の押し寿司」になります。お薦め度は「◎」です。口の中に幸せがいっぱい広がる一品です。
次から次へとファミリーが入店していましたので、早めに出かけるか(私たちはせっかちで、なんと17時過ぎには到着していました)、予約をされたほうが良いのかもしれません。

肉のいろは @ 倉敷

2008年08月24日 | ちょっとおいしい!
 
小腹がすいたなと思った際にふと目に入ったのが「肉のいろは」です。店内で揚げ物も扱っており、食べ歩きに良いかもと思い、お店に入ることに。すでに先客がいたのですが、「ここのコロッケは美味しいのよ」と言いながら大量にお買い上げされていました。えっ、全部購入していくの?!と一瞬思ってしまったのですが、心配無用でした。すぐに次のバッチがあがってきたのです。ということで揚げたてを2つゲットし、ハフハフしながらも、しっかり口の中をヤケドしながら食べることに。

こちらのコロッケ、なんとお値段35円/個なのです。倉敷ではどうやら人気店のようです。散策時の小腹を満たすための1品として紹介しておきます。よければ立ち寄ってみてください!

倉敷貯金箱博物館 @ 倉敷

2008年08月23日 | へぇ~
 
500円玉貯金を趣味にするような私のことです。貯金箱に興味が無いわけがありません。偶然地図上で見つけてしまったのが「倉敷貯金箱博物館」です。どこだろうと思って散策していますと、いきなり屋根の上にビクター犬がびっしり並んでいる家屋が目に入ってきました。こちらがどうやら目的の場所だったようです。

1階がアンティークモール、そして2階が倉敷貯金箱博物館になっているのです。アンティークモールをじっくり見た後、2階に出かけるか相当迷ったのですが、入場料が300円と聞いてパスすることにしてしまいました・・・。
超レア物となった怪物くんシリーズ、鉄腕アトム、ウルトラマン、さらに希少な企業物などのキャラクターに加え、明治時代のブリキの貯金箱など日本製にこだわった約2000点を展示しているそうです。300円を惜しまずに入って見ればよかったかも。ちょっとだけ後悔!

こちらのオフィシャル・ブログの写真を通して、どのような空間なのか垣間見ることができます!

北田証券株式会社 @ 倉敷

2008年08月22日 | へぇ~
 
倉敷川沿いを進みますと、とても達筆な字で書かれた黒板が出てきたのです。いったいなんだろうと思って読んでみますと「当面の相場見通し」と題した内容で、しかも「平成20年8月13日」に更新がかけられていたのです。続いて建物に目をうつしてみますと、なんと「北田証券株式会社」の本店だったのです。納得です。平日は毎日更新しているのでしょうか?!建物といい、黒板に手書きというのが何ともレトロな感じがするのですが、内容はとってもアップ・ツー・デートで、心地よいギャップが良い感じです。

今回倉敷美観地区を歩いて散策したものの、倉敷川を船でというオプションもあるようです。ショットとしてはうまく撮れましたので、写真を掲載します。