私が以前お世話になった先輩が高松”出身”だったのです。東京そして大阪の単身赴任生活に終止符をうってちょうと高松に戻られたということでしたので、早速連絡をとってみることに。美味しいお店などを聞くだけのつもりが、なんと観光案内をして下さることに!すっかりお世話になってしまいましたっ。
まず出かけた先が「栗林公園」です。こちらは約100年の歳月にわたり、歴代藩主が手塩にかけて完成させた天下の名園だそうです。広さも75万㎡と歩き甲斐があるのです。何よりもすごい!と思いましたのが「松」です。特に見事だと思ったのがこちら。いったいどれだけの年月を経てこの形状になったのでしょうか。
そして出かけたら必ず楽しんでほしいのが鯉へのエサやりです。私の知っている鯉のエサは粒状なのに、ここではなんと長さ30cmぐらいの「フ」なのです。何も考えずにちぎっては鯉にエサをあげていた私。色とりどりの鯉が、鯉の上を泳いではエサをぱくつくのです。熾烈な戦いとはこういうことをいうのだろうな、という光景でした。
今回案内してくださった先輩が、良く子供が鯉にエサをあげながら池に落ちるんだよなというのです。全くピンとこなかった私。そうしたら説明してくださいました。子供はちぎってエサをあげるのではなく、30cmの「フ」をそのまま池に突っ込むのだそうです。するとすごい勢いで鯉が食べ始め・・・、そのまま引き込まれてしまうとか。思わず想像して微笑んでしまいました。