goodシネマ 全集
⑩ 映画『シェーン』
時代は1890年頃、アメリカの歴史の汚点ともいうべき牧場主と農民の利権争いも終わりに近づき、 またアメリカインディアンとの争いも終了した頃の物語です。
雄大な自然が広がる西部開拓時代のワイオミングを舞台に、流れ者シェーンと開拓者一家の交流や悪徳牧場主との戦いを描いた名作西部劇。
ドイツ語圏の姓(Schön)。 ドイツ語で「美しい」「素晴らしい」などを意味する形容詞である。
シェーン (1953) 遥かなる山の呼び声 Shane
マリアンはシェーンを慕うジョーイに、「お願いだから、シェーンをあまり好きにならないで」
シェーンが銃の撃ち方をレクチャーしていると、マリアンが来て「あの子に銃なんて必要ありません」と告げた。
シェーンが「銃は道具です。使い方次第で価値が変わってくるんです」と述べると、マリアンは「銃は嫌いよ」と口にした。
開拓者たちは音楽に合わせて踊り、シェーンはマリアンとペアになった。2人が踊る様子を、ジョーはじっと眺めていた。
最後にジョーイが叫ぶ「シェーン、カムバック!」のセリフは、あまりにも有名だ。
シェーンは「人を殺してしまえば、もう元には戻れない」と言って、馬に跨りワイオミングの山へと去っていった。
必死に呼びかけるジョーイの声はやがて「シェーン!! カムバック!!」と山にこだまするのであった。
そしてそのあと、別れを受け入れた少年の「グッバイ、シェーン!」が聞こえてくるのだった。
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