7月9日 無事に退院してきました。
安心して移動できた事、本当に姉夫婦に感謝で一杯デス。
筋力の衰えか腫瘍のせいなのか、歩行にも問題ありな状態だったので、車で大正解
でした。
7月10日
退院したすぐで大丈夫かなと思いながら、大阪の病院へ診察に行ってきました。
ダンナも行くと言ってくれたし、体調も大丈夫そうだったので強行しました。
自宅から2時間くらいの距離でした。
予約をしていたので、それほど待つことなく先生の診察へ。
これからの治療についてお話を伺うつもりでした。
まず先に傷口のチェックをしていただきました。
大きな絆創膏のようなものをはずして先生が「奥さんちょっと見てくれますか」と
おっしゃるので傷口を見ると膿んでいました。
前の病院でも絆創膏にしみているのは確認していて、看護師さんに聞いたところ
消毒のイソジン等の色と少し浸出液があってそのせいでしみていると。
あまりガーゼの交換をするとそのせいで感染症になっても困るので
頻繁にはガーゼ交換していないんですというお返事だったので大丈夫な範囲なんだと思っていました。
でもそれが膿んでいたということだったんです。
こんな状態ではとてもじゃないけど腫瘍に対しての治療は出来ない。
とにかく膿みの治療をしないといけないという事になりました。
膿みの状態を1度見ただけだからなんともいえないので、15日にもう一度診察する。
それまで抗生剤を服用してこれで落ち着けば手術はなし。
抗生剤で対応できなければ膿みを取り除く手術をしなくてはいけません。
今後の治療をどうするか決めようと思っていたのに、思いもよらない手術の話し。
どうして前に進めないんでしょう…
手術をしてもうすぐ2ヶ月。それに膿みの手術をすれば更に1.2ヶ月は時間が
かかります。
その間腫瘍は無治療状態。いつ増大してもおかしくない。
もうすでに大きくなりつつあるのかもしれない。
でもどうする事も出来なくて、今できる事は膿みの治療をする事。
しょうがない。今できる事をするしか。
同じ時間を過ごすなら思い悩んでもしょうがない。
何とかなると思い、過ごさないと私自身もしんどくなる。
こう自分自身に言い聞かせてます。
がんばる事で今の自分を維持している感じなので、ダンナ・家族・自分のために
しっかりやっていきたいと思います。
ダンナの最近の様子は…新しい記憶がほとんど残りません。
昔の事は覚えていても昨日の夕飯は思い出せません。
先生の説明も一緒に聞いていましたが、今どれだけ記憶に残っているか…
私が話せばそうやったなぁという感じで思うみたいですが、また手術という話しを
理解(記憶)しているかどうか話すのがなんだか辛いので確認してません。
動作が鈍い事。
筋力がないせいもありますが、瞬時に脳からの指令がされていない様に思います。
会話でもYes、Noの返事は比較的よくても、なぜと理由を聞かれたりすると
かなり時間がかかって返事をしてくれるか、考えたまま時間が経ってそのまま
スルーという事もよくあります。
お風呂も今までは子供達とみんな一緒に入っていましたが、傷口の事もあり
バシャバシャする子供達とは怖くて入れず、ダンナ一人で私が軽い介助をして
入ります。
片足で立つことがかなり危険なので支えになっています。
なるべく手を貸さず、ダンナもされるよりも自分でやると言ってくれるので
大変そうですが、洗ったり着替えたりを頑張ってやっています。
食事は明らかに今までとは違いますが、自分で食べられています。
違う所は、お箸を持つのに力がうまく使えていないようで、ぎこちない感じで、
そのつかんだものを口に運ぶのもぎこちなく、スッと持っていくことが出来ません。
食欲は少しずつ戻りつつある感じです。
病院食よりは確実に量を食べていると思います。
病院では昼間でもよく寝ていたようなので、日中はなるべく起きていて、話しをして
子供達とも遊んで、自分でできる事は自分でやってもらう。
これで筋力や気持ちの面もいい方向へいくといいなと思っています