皆様 おはようございます。
11月18日(水)の朝です。
昨日の東京は午前中は晴れ、気温がぐんぐん上がり23℃に達しましたが、
午後は曇り空になり、夜は雨
とめまぐるしい1日でした。
そのような昨日の午前中に来店された女性の事例を本日はご紹介します。
なお、本日は、「葛飾区への出張施術日」のため杉並での営業はおやすみです。
◆概要
▼痛み発生状況
・11月11日にゴルフを行った翌々日以降、背中上部に痛み
が起こり始めた。
・当初は弱い痛みであったが、徐々に痛みが強くなり、14日~15日に痛みが
ピークに達した。
・痛みが起こる場所は、背中上部(肩甲骨周辺~首の付け根付近)で、
前屈みになる場合、食べ物・飲み物などを飲み込む時、姿勢を変える時など
様々な場合に痛みが起こる。
(ただし、動かなければ痛みは起こらない。)
▼整形外科での診察状況(11月16日)
・圧迫骨折になっているのでは??と不安になり整形外科で診察を受け、
MRI・レントゲンなどを撮ったが、「骨には異常がない」との診断であった。
・病院では、「痛いのであれば痛み止めの注射をしましょうか??」
「改善しないかも分かりませんが・・・・。」と素っ気なく言われたが、
背に腹は代えられないと注射をしてもらったが、全く効かなかった。
「診察だけでも相当お金を支払ったのに・・・・・。」 とおっしゃっておられました。
▼改善希望
・日常生活にも支障があり、来月もゴルフの予定が入っているので
早期に改善したい。
◆体を診させていただくと
▼触診の方針
・骨に問題がなく、安静時には痛みが起こらない。
骨や筋肉が動く場合(体が動く場合)に痛みが起こっていることから、
骨の崩れによる神経圧迫が想定され、背骨を中心に触診することに。
▼触診概要
・右腰の筋肉が短縮し下半身を右側に曲げています。
・骨盤が崩れ → 腰椎は左方向にズレていました。
・胸椎は左右に湾曲するとともに、上部胸椎が左右にズレが起こり、
ズレている骨を押すと、「イタタタタ・・・。」とおっしゃるのです。
・想定していたとおりの原因による痛みです。
・また、右上半身の背中の筋肉がとても強い筋肉コリとなり、左に比べ
大きく盛り上がり、その範囲は骨盤~後頭部まで続いていました。
▼骨が崩れた要因
・骨の崩れは、ゴルフが引き金になったのかもしれませんが、
日常生活での筋肉疲労や骨を崩す生活スタイルなどによるものも
影響しているようです。(日常生活のヒアリング結果)
①足を組んで座る姿勢 ②赤ちゃんを抱きかかえる生活
③ボールペンを多用する事務仕事 等
◆改善施術
・約2時間15分ほど要しましたが、痛みが解消し笑顔でお帰りいた
だくことが出来ました。
①お尻右側の筋肉(梨状筋、大殿筋)を緩めます。
②骨盤内側の腸骨筋、大腰筋及び大腿四頭筋などを緩め、骨盤の崩れを
整えます。
③腰周辺の筋肉を緩め、腰椎(腰の骨)を整えます。
④脊柱起立筋、菱形筋、僧帽筋などを緩め、胸椎(背骨)の歪みを整えます。
⑤胸椎上部(背骨上部)の骨のズレを矯正で整えます。
◆体の状況を伺うと
・背中の痛みが全くなくなっています。
・背中、肩、首が抵抗感なく、楽に動くようになっています。
・肩を動かしても、前屈をしても、お茶を飲んでも痛みが全くありません。
とおっしゃり、満面の笑顔で嬉しそうにされていました。
★お帰りの間際には、
・再びこのようなことになっては困る。
・目の不調(眼鏡をかえてもすぐ合わなくなる、目がしょぼしょぼする等)。
・時々頭痛が起こる。
・体が何となく重だるく、元気が出ない。
なども改善したいとのご要望のため
1週間後に来店いただき、再び施術を行うこととしたのです。