わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

北島選手負けちゃった(T_T) ・・・引退。

2016年04月11日 | オリンピック
昨日まで行われていた競泳のリオ五輪代表選考を兼ねた日本選手権。
北島選手が5度目の五輪を決めるか、その日は予定が入っていたのをキャンセルして帰宅。
すぐにテレビをつけました。

連日五輪出場を決める選手、選考基準に届かずに逃してしまう選手・・・。
各選手にドラマがあります。
小学生の頃に水泳をやっていて、同じグループで練習していた子のお姉さんが五輪代表選考会に出場することがあって、その時の興奮は今でも覚えています。
ただ当時は、予選があって準決勝で上位8人に残って、初めて出場の機会を得られるレースに立てるなんてことは知りませんでした。
ただただ、身近にいる人が五輪代表になるのかもしれない!とワクワクしていました。
こんな経験があるからなのか、代表選考会と聞くと、未だに興奮します。

さて、金曜は北島選手が5度目の五輪出場をかけての200m平泳ぎ決勝が行われました。

準決勝での泳ぎがまずまず良かったそうなので、その状態で臨んで・・・と言われてましたが、一晩おいてのレース。
さらに独特の雰囲気漂うレース。
さらにさらに、北島選手にしてみれば、最後になるのかもしれないレース。
レース直前の姿は、私には普段より緊張しているように見えました。

号砲が鳴って、スタート。
予想以上にいい位置で150mを折り返し。
最後50m。
行けー!行けー!
ん~伸びない、、、
追い上げられてる、、、

結果5着。

試合後のインタビュー。
疲れているにもかかわらず、質問に真摯に答え、中学生の頃からお世話になってる平井コーチのことに話が及ぶと、、、涙。
あぁ北島も人間で一スポーツマンだったんだ・・・と感じました。
この日午後3時から、バドミントン2選手の賭博についての謝罪会見があって、それとふと比較してしまったのだけど、北島選手も最初の金メダルを獲った後は、天狗的な雰囲気が漂っているきがして、あまり好きではありませんでした。
競泳選手仲間が北島選手の普段の姿について語ると、ぷらっと出掛けてブランド物を買って・・・みたいなことを言ってたし。
メディアでの取り上げ方もハンパなく、10年くらい前はそれなりに遊んでいた時期もあったと勝手に推測します。
北島選手とも親しいフィギュアスケートの高橋大輔選手、今では引退してスーツ姿で解説をしていますが、21歳の時に出演した「徹子の部屋」の映像に映る姿はめちゃくちゃチャラかった!
だから、20歳前後の子って、そういう時期なんだろうなぁ・・・、メディアで注目されればなお更・・・と思いました。

年齢を重ね、経歴や経験を積んでいくに従って、自分がどういう立場にあってどういう見られ方をしているのかを自覚していき、今の北島選手があるのではないかと。
もう33歳だものね。

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と、ここまでを土曜にまとめていたのに、思いが強すぎて仕上がらなかった・・・。
上記、若干の修正。
以下、追記。
昨日の午後3時からは正式な引退会見が行われました。

試合後にインタビューアーさんが泣いているのにつられて涙し、たくさん泣いたので、終始笑顔の会見となりました。
晴れ晴れとした姿。

引退、誰にでも訪れるもの。
それが今やってきた。
多くの選手はいつの間にか試合で見なくなったな、、、という感じでひっそり引退していっています。
こうして会見を開ける選手はごく一部。
それだけ競泳界のみならず、スポーツ界全体に影響を与えた選手。

今後、恩師である平井先生という壁があるからそれを越えられないという理由で指導者に積極的になる予定はないようですが、子ども達の水泳教室を引き続きやっていくとのこと。
現スポーツ庁長官の鈴木大地氏のように、スポーツ全体を見渡す存在に・・・という声もあるようですが、まずはひと休み・・・といったところでしょうか。

リオ五輪まで4ヶ月。
続々と出場を決める選手が出てきているので、私の興奮も高まる!
いろいろな競技を追っていこうと思っています。


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