わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

[メンタル] 病の一因には気質がある

2021年06月24日 | つらつら
朝の支度をしながら、何気なく見ていたテレビ番組。
そこに、体調不良を理由にアイドルから退いた女性が出ていました。
当時は言えなかったけれど、その体調不良とは「適応障害」だったとのこと。
今は心理カウンセラーを目指されているそうです。

その子が話していたことに、ふと耳が止まりました。

"メンタルの病には気質に一因がある"

例えば、、、
どんなに悩んでいても一人で抱えてしまう、誰にも相談できない。
何事にも真剣に全力投球してしまう。

これらは、気質が伴うと。

私としては、こう言ってくれる人が表れたことに少し嬉しさを感じました。

私自身、本当に困っている時に誰にも相談できず。完璧を目指してしまう。
これは自分が育ってきた環境によると思っています。

私や家族以外に、それを知る人はいません。
だから、私の気質を知る人は本当にわずかな人。
大勢の人たちに私の気質がこうだから、メンタルヘルスを害しやすいということはなかなか理解してもらえない・・・
そんな風に考えています。

私はうつ病を患って以降、わがまま病とかさぼり病とか、いろいろ陰口を言われてきました。
そう思われても仕方がないです。
でも、もし気質によってそうせざるを得なかったと理解してくれる人がいたら、、、きっともっと気持ちがラクになっているかもしれません。

そういう人に巡り会えたら・・・





[メンタル] うつ症状。。。コロナ鬱???

2021年06月15日 | 身体のうつ
数週間前から
 凡ミスが多発
 文章の文字を追うのがしんどい
 よく夢をみて睡眠の質が悪い
 会社から帰ると疲れがどっと出る

という感じで、調子よくないなぁ・・・と思っていました。

そのうち、もっとしんどくなってきて、紐をくくれるところを見ては

「あぁここで○んでしまったらラクだろうな・・・」

とまで考えている自分がいました。
ここまで思ってしまうのは本当に久しぶりです。


病院には月に1度行っています。
その日までに、徐々にうつ症状が起こっているなぁと自覚も始まってました。

先生に症状を伝えたところ、
「もう少し早くくればよかったのに。」
と言われました。

そして、この日はカウンセリングを受けることになりました。

私が見る夢は、大半が大学受験か就職活動がうまくいかずに焦っている内容。
実体験でもあるし、そうでもない面もあります。
そんな夢を数十年たった今でも見ていることは、自分がまだそのことを失敗だったと責めていて、自分自身を認められていないからだと言われました。

さらに、私、人に甘えられません。
親にも、友人にも、誰にも甘えられません。
甘え方がわかりません。
だから弱音を吐けずにいます。

また、褒められることにも慣れていません。
カウンセリングの先生と話していてわかったのは、小さい頃から誰も褒めてくれていなかったことがわかりました。
褒めてくれていたのかもしれないけれども、
「よくがんばったね!」
というような言葉として褒められた記憶がありません。

幼少期に褒められる、甘えるという経験がないがゆえに、今でも自己評価が低くて、それが自分を責める一因になっている・・・


なるほどなぁ。
そうだよなぁ。


この日は、今の症状を向上させるために少し薬を増やしてみることにしました。
でも根本はこれでは変わらないと思っています。
自分のことを責めずに認めてあげられるように、訓練していくことが必要だと言われました。


もうこんな年齢になっているから、果たして自分を褒める積み重ねができるのか?
疑問だけれども、やっていかないとダメ。
ちょっとしたことでも自分を褒めていって、それを積み重ねてみようと思います。

新型コロナ ワクチン接種2回目後の副反応

2021年06月14日 | 日記
70代の両親。
新型コロナのワクチン接種2回目が終わりました。
その副反応について。

GISTで胃全摘をしている父は、3日後になって
「ちょーっと腕が痛いかなぁ」
と言っている程度です。
発熱とかダルという症状はないようです。

高血圧の母は、接種直後から接種部位が真っ赤に···
その部分が痛いと言っています。
2日後には腕の上がりがキツい。
3日経っても赤みが残っていて、腕も重たく上げるのが辛いとのこと。

多少の痛みが続いていますが、いつも通りの生活が送れていて、大きな副反応とは思えない程度で済んでいます。

傍から見ていて、人それぞれだと思いました。
胃がない父の方よりも母の方が副反応が若干あるかなぁ、という我が家の状況。

テレビのニュースによると、2度受けてる方がまだ一桁パーセントらしいので、これから受ける方に向けて少しでもポジティブな情報になればと思って参考までに記事にアップしました。

[メンタル] 精神疾患、メンタルの病 公表すること

2021年06月02日 | つらつら


大坂なおみ選手が開催中のフレンチオープンを棄権、その際にdepression"を告白しました。
(depressionの訳として「うつ」としていますが、「うつ病」となるかどうかは医師の診断書を見てみないとわからないとのこと。)

最近、心の病、精神疾患を表にする著名人が相次いでいます。
深田恭子さん(適応障害)とかLittleGreeMonsterの芹奈さん(双極性障害・ADHD)とか。

芹奈さんは、公表することで同じ病の人に役立てば・・・といったコメントを残しています。
今後、芹奈さんが復帰して5人で歌う姿が見られれば、双極性障害やADHDの方の励みになるかもしれません。

一方で、深田恭子さんの場合は、公表せざるを得なかったのではないかなぁと推察します。人気ある役者さんなので、病名を公表しないとあらゆる想像(創造)記事がネット上で駆け巡り、それに対する臆測が拍車をかける・・・
「適応障害だったら、ゆっくり休んで・・・」
と多くの方が思う気がします。

私自身、会社で自分の精神疾患を周りのみなさんに話しています。
会社に障害者枠で入社する際に、病気のことを公にするか否か、どちらでも選べました。私は公にすることにしました。
もし自分が通勤途中や社内で倒れたりしたら、ただでさえ迷惑をかけるので、事前に「こんなことが起こるかもしれません」と伝えておいた方がいいと思ったからです。
体調不調で休む時も、連続して休む場合もあり得ると考え、それらもすべてオープンにしています。

精神疾患は "わがまま病" とも言われることがあります。
私が患った頃は、うつ病はまだまだ理解されるのに困難が多かったです。
今でこそ、メンタルヘルスに関する社内研修が行われる会社が増えている、心の病がメディアで取り上げられる機会も多くなり、理解も深まってきているように思われます。
だから、もしメンタルが原因で不調に陥っている時には、
「ゆっくり休んで・・・」
「無理しないで!」
と言われるようにもなっています。

私は公言しているので全然抵抗がないのですが、やっぱり「うつ病」などの精神疾患、心の病を打ち明けるのは、イヤなものなのでしょうか?
主治医が、「自分がうつだと認めたくないから、不調の原因を探る」人が多いと言っていました。

今回の大坂選手の公表は、いろんな反響がすでに報じられています。
これをキッカケにメディアの対応も変わる可能性もあるくらい影響力をもっているとも見聞きしました。

病をおった人も、その周りの人も、双方で妥協点が見いだせればいいなと考えています。