33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

悲惨な苦しみからちょっとした楽しみに・・・。

2008-04-07 17:20:29 | 無駄話
今思えば、本当に頭が痒くて痒くて眠れませんでした。放射線の副作用で十度の日焼け状態が続きました。痒くて、触ったら余計悪化しての繰り返しでした。それが、おでこと顔以外の頭全域だから寝る時がもう大変。枕とすれて痒いし、枕と接する所が熱を持って痒いし、軟膏の効果が不明だし(悪化した可能性もあるし)。

思えば、ヒスタミン系のなんかアレルギーを抑える感じの飲み薬「アレグラ錠60mg」を飲み始めてから、軟膏を塗るのを止めて、痒みが止まり、そこから変わって着ました。

悲惨な苦しみからちょっとした楽しみに・・・。

怪我した時にできる瘡蓋(かさぶた)を剥ぐのってなんか楽しくないですか、剥ぐのが早いと生乾きだからまた血がでて、遅すぎると勝手に取れてなくなってるし・・。それと同じで、頭の皮むきが少々癖になってしまいました。頭の皮を剥ぐ耽美に、痒みが一つ取れるような気がして、さらに、肌が元に戻っている実感がわき・・・。

変わっているのが剥いだ皮・・・これが、気持ち悪い事この上ないんです。見たことないんです。皮に、髪の毛がついているんです。意味がわかんないかもしれませんが、どうしてこうなったのかはわかりませんが、おそらく、抗がん剤で死んだ毛根と皮膚炎とのコラボが実現したんだと思います。剥げた皮の内側に、1mmもない髪の毛が一杯ついているんです。まるで、生え際の皮をそのまんま見るように・・。古い皮と新しい皮の間に死んだ毛根と髪の毛が残ってしまったようなんです。

それの皮むきも大きければ大きいほど、気持ちよく・・・。より大きく剥がすのがなんとも心地よく、、気がつけば、嫁さんも含め一生懸命、カワハギに没頭しておりました。既に、剥ぐ皮がないものの、古くなった角質がポロポロと垢のように沸いてきます。生え始めの短い髪の毛と一緒に。。。

おお気持ち悪いけど、やめられないちょっとした楽しみです。
「わかるかな?わかんねぇだろうなぁ~。」

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