33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

No1 仮病の実体化

2008-03-03 15:20:35 | 肺がんの自己流治療
No1 仮病の実体化
「ガンは私自身が産んだ仮病の実体化である。休みたい気持ちが具現化したもの。」
がん細胞撃退の為のストーリーです。どうして、33歳という若さで肺がんにかかってしまったのかというのを考えると精神的な面からきているのが妥当だと思います。

私は、「働く」という事が大好きでして、というより、自分でやりたい事や好きな事がないんですね。いわゆる無趣味っていう人種で、他人から教えられた事を忠実に実践する「働く」という行為が大好きな分けです。仕事が趣味みたいな人なんです。

どちらかというと、私は、ゲームをする場合ロールプレイングゲームと言われる種のゲームが好きです。結婚してからゲームからは遠ざかってはいますが、このロールプレイングゲームに、3日3晩寝ずにゲームをした記憶すら残っています。要するに、面白い事には飯や睡眠を削ってまで集中してやる人間なんです。まぁ、結婚してからゲームに関しては、このような極端な事はありませんが、やっぱり、面白い事には目がない人間でもあります。

仕事が面白い事があります。もちろん波もあるでしょうけど、自分で掲げた目標を達成するというのは、非常に面白い事です。特に、それが困難を乗り越えて達成した事ならなおさら面白い事でしょう。逆を言えば、私って、困難な時こそ燃えるタイプなんですね。

そんな中、ちょっと極端な言い方かもしれませんが、飯や睡眠、休養を削ってまで仕事する時があるんですね。ただ、誤解の無い様にしますが、あくまでも会社には見つからないように、趣味の範疇で、個人的に行っている事であります。一日テレビは2時間だけといわれても、注意されないといつまでもテレビを見てしまう子供と一緒です。仕事が趣味な人というのはそういうもんです。まれな存在かもしれませんが、注意されないといつまでも働き続ける人種もいるんですね。

そんな中ある誘惑が走ります。ネットという小悪魔にささやかれました。インターネットは、社会的に非常に良い反面、社会的な非常に悪い面、いわゆる、アンダーグラウンドな裏の世界があるわけで・・・。

「仕事ばかりしてないで、もっと、楽しい事しようよ♪」

それと同時に、今年小学校2年生になる長男坊の「夏休み」が非常に羨ましくて、思えば、学生の休みは2ヶ月間もあったりして、それでも、社会人なんだからそんな休みは無いと言い聞かせてきましたが、身近な子供の「長期休み」を間のあたりにして思い出します。たまには、1週間くらいの休みでもとって「南の島で」のんびりしようかなぁって。でも、現実には、休みを取るほど出費がかさみ、いつもどおり働いていた方が楽です。貧乏暇なしです。

一方、1年前から扁桃腺炎を患いました。このままだと、扁桃腺の除去の手術に10日間の入院が必要だといわれましたが、この時に「こんなに仕事を休みたくない」という思いから大好きなタバコを止める事を決意しました。しかし、2007年3月から半年以上も続いた禁煙を取り止め、タバコを再開してしまいました。そう、この頃から、心のどこかで「扁桃腺炎になっても手術すればいいや・・」休みたかったという気持ちが表にでてきたのでしょう。実際12月のタバコの本数は2箱を超えていました・・・。

本来、無趣味の上で成立する「仕事」だった反面、ネットの大小悪影響でいろいろな「遊び心」が強くなってきました。「時間がない」状態が続きます。「時間がない」=「時間が欲しい」=「休んで楽しい事したい」知らず知らずにこんな構図を抱いてしまったのでしょう。しかし、それと同時に、心と体に感じるストレスから「あまりにも忙しい」=「たまにはゆっくり休みたい」という構図もあったと思います。こんな「休みたい」という思いがいつしか勘違いをしています。

「病気になってもいいから休みたい・・・」

心の奥底の話でした。きっと、私自身が、がん細胞を呼びよせてしまったんです。


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