33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

お葬式~白いひよこの場合~

2012-09-10 15:08:06 | 無駄話
少し(だいぶ?)前にサンフラワーさんからの書き込みをいただいていました。
お葬式に関してのお話です。

白いひよこの場合
まずは、あまり人の手を煩わせたくないということが第一希望でした。

白いひよこ一家は田舎に住んでいますので、
こちらでお葬式を上げる場合、一般には葬儀社を利用しても自治会(ご近所様)の協力が必須。
受付から通夜のお茶出し・葬儀の朝の遺族の方たちの御膳の準備・出棺時の花の用意などなど・・・。
これを白いひよこは×とし、
まったく自治会の協力のいらない隣町の葬儀社に自分の葬儀を依頼することにしました。
またそちらの方が白いひよこの住む町よりも都会(?)なので、
近くにホテルも取りやすいので遠方から来る親類の宿も確保しやすいだろうし、
白いひよこの会社の方たちもこちらの方にお住まいの方が多いので便利がいいだろうということで。

これを決めるまで、近隣の葬儀社を4件ほど周り大まかな話を聞きました。

葬儀社周りをして分かったこと、

●互助会や組合員に加入しておくと、加入していない場合に比べて格段に葬儀費が安くなるということ。

全然金額が違います。
大きいところで、祭壇の価格なんて一般価格と会員価格じゃ半額くらい違う場合も。
他にも会員様サービスということで、標準タイプ(?)の骨壺無料・ドライアイス1㎏無料とか。
まあとにかく、葬儀に関わるいろんな所で会員価格は適用されていました。

葬儀社を決定した後は、大体の決めなければいけないことをプランナー(?)さんとカタログを見ながら一緒に決めていきました。

まずは、会場を広い方と狭い方どちらがいいか。
祭壇はどれにするか。
棺桶は?骨壺は?湯灌はしますか?霊柩車はどれがいい?精進落としの御膳のランクは?などなど・・・
結構いろいろありました。

ちなみに白いひよこは昔ながらのキンキラキンの霊柩車は嫌だ!ということだったので、
シンプルな黒塗りに決定かと思いきや、
プランナーさんの「白い車もありますよ。」とカタログを見せられて
「白がいい!」と迷わず決定いたしました。

他にも、病院で亡くなった場合その後の連絡先や、一度自宅に戻るか直接葬儀社へ来るかなどなど。

サンフラワーさんから質問のあった無宗教式については、
我が家はスタンダードな日本人一家の典型ですが、
一応プランナーさんに無宗教式について可能かどうかも尋ねてみました。
プランナーさん曰く
「よっぽど綿密に計画を立てていればともかくですが、そこまでの計画を立てる余裕も普通はありませんし、
こちら側も、参列される方たちもほとんど経験がないので、参列される方も一体どうしたらいいのかわからず混乱するだけだと思います。
やはり、何らかの宗教・宗派にのっとって行った方がスムーズに進みます。」
とのことで、私たち夫婦はこのプランナーさんの答えに非常に納得しました。
来てくださる方が困らない式。ということが一番だなと思いました。

事前に、葬儀社や葬儀内容を決めるということは
白いひよこ本人にとっては非常に複雑な心境だったことと思います。
それでも、ここまでのことを本人が決めていてくれていたので喪主をする嫁の立場としてはとても助かりました。
実際、その時になって決めなければいけないこと、用意しなければならないことなどが次から次に出てきて、
すべてを一から決めていかなければならなかったとしたらどれだけ大変だっただろうと思いました。
少しでも、残された側の負担を減らそうと行動してくれた白いひよこには感謝しています。
式の内容としても、本人が決めたことがほとんどですので、
あちら側で白いひよこが「え====!そ~なの~~~!」となることも少なかったのでは?と思えます。

と、まあ葬儀に関してはこんな感じでした。

参考になるかならないかわかりませんが、ちょっとでもお役にたてれば嬉しいです。

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3 コメント

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コメントありがとう (サンフラワーです)
2012-09-11 08:34:57
元気とやる気ちょっとは取り戻すようになれましたか?改めてブログを読ませていただいています。2008年1月、最初のときから誤診で、結核と診断されたところなど、この先どうなるのかとテレビドラマ感じさせられ、情景が目に浮んできました。周囲のみんながマスクを付け出したりして・・・イレッサを最初から使ってくれないのはどんな理由なのでしょうね?もっと、時間をかけて読ませていただきます。とっても役に立ちそうです。

ところで、私が無宗教葬にしたいのは費用をかけずに家族の生活費を残しておきたいと考えているにもかかわらず、我がかあちゃんは、世間とはずれたことをするのが嫌いなたちで、葬儀は普通のものにされるかもしれません。。。

最近は香典を受取らないという式が半分くらいあるそうなので、自然と費用をかけない葬儀という形になっていくものと思われます。世間体とか、葬儀に参列するひとの気持ちになってとか、多々考えることはあるでしょうが、死ぬ立場としては、はだかで生まれてきて、はだかで死んで生きたいと願っています。今後ともよろしく、落ち込んだときには、アドバイスをいただけるとありがたく感じると思います。
 
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始めまして (両国)
2012-09-27 16:56:49
始めまして、両国と申します。
今日、このブログにたどり着き一気に読ませていただきました。
実は私も止まらぬセキで会社近くのクリニックに行ったのが去年の12月中、あれよあれよというまに総合病院で肺ガンの告知を受けました。
半年の化学療法を経て現在復職しています。
今週の定期健診で腫瘍マーカーが跳ね上がって来週精密検査という状況です。
あまりにも、ご主人と境遇が同じで涙なくしては読めませんでした。
ご主人のように頑張れるか分かりませんが、精一杯家族のために頑張りたいと思います。

勇気をありがとうございました。
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闘病の不安 (はなねこ)
2012-12-04 22:36:39
 イレッサを検索していて 今日、初めて読ませて頂きました。白いひよこさんには手を合わすことしかできませんが、人の運命について深く考えさせられます。
 義父が明日からイレッサを服用します。何とかならないか、できないか、と悩みますが何ひとつできず せめて不安を取り除く事ぐらいできないか・・・と 勇気づける言葉を探したりしています。孤独で辛かろうと思うと どうしてあげたらいいかと・・・。とりあえずこれからの副作用が軽い事を願っています。
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