閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

哀しいお別れ

2012-09-24 11:28:51 | 閃き
同級生の長男が病気の為に急逝した

21歳、大学3年生だった

今年の春に脳腫瘍が見付かり、手当の甲斐も無く残念な結果になった


葬儀場には、いつも見られない若者達が沢山参列していて、幅広い年代層の参列者が会場を埋め尽くした


若い人の死ほど哀しいものはない

夢と希望を胸に学生生活をエンジョイしていたのに、どんな理由を持ってくれば人生に終止符を打てるのか

もし、病に侵されなければどんなにか楽しい人生を送っていただろうと思うと哀しみが募る

世の中には自ら人生の幕を下ろす者がいるが、故人のように、まだまだ生きたいと切望する者からみれば、如何に愚かな行動かは判るだろう


父親である同級生と式開始前に話した時には涙が溢れた

我が子を見送ら無ければならない親の哀しみが痛いほど判る

故人の柩にお別れの花を手向けた時、彼の中学時代の恩師に会った

故人も私が評議員を勤めている中学の卒業生だった

その恩師の悲しそうな顔を見た途端、涙が又溢れ出した


喪主の挨拶では息子を気遣う父の言葉が全てを物語っていた

ご冥福を祈るのみだ
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