閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

新型コロナについて201211

2020-12-11 09:55:45 | 閃き
この所全国で新型コロナの陽性者数が増え続き、所によっては重篤化した入院患者が増えて、空きベット数の余裕が少なくなると共に医療従事者不足が深刻化している

連日危機感を煽る報道が増えている

冬になってインフルエンザ感染者が増えるようになると新型コロナの感染者も増えると言われていたが、あくまでも予測だった

新型コロナウィルスは冬季の乾燥環境は感染しやすいという正式な発表は無いと記憶している

とすれば何故この時期に陽性者数が増えているのか

一部にはGOTOトラベルが問題だという意見もあるが、私は少し違っている


私見だが新型コロナの陽性者数が増えた原因は国民の危機意識が低下した結果だと考えている

夏をまたいで、あたかも日常が戻ったように危機意識が緩んだ気がしていた

今、盛んに言われているような会食時の注意点は夏前は当たり前だった

その当たり前の中でも若い人は重篤化しない、感染したら直ぐに完治し抗体を持つからもう安心

だったら早めに感染しておこうという風潮もあった

しかし、若者でも重篤化し死に至る可能性がある事が報じられ、大切な家族への感染防止も訴えて随分陽性者数も減ってきたという事実がある

この事実から考えればGOTOトラベルや飲食店の営業自粛が原因ではない事は明白だ

しかし、報道や国もハッキリとこの事実を発表しない

報道は国民が悪いと言えないので、ひたすら国や自治体の対応が悪いと言う

国も国民が悪いと言えないので沈黙を守っている

これでは国民の不安は解消されないので不安ばかりを募らせているのだ

国や自治体の沈黙の裏側には、冬を想定した対応策を取らなかったという負い目がある

実際に陽性者を待機させる宿泊所も相当数確保したが夏時期は空き部屋ばかりで費用だけがかさんだ

待機場所も自宅でもOKという緩んだ改善を行ったので終息している気分になっていた

実際に経済活動の復興の方向ばかりに気が向いていたのは確かだ

この間にPCRを始めとする検査体制や重篤化した時に使用する器具等の充実を図ってきた医療機関もあるが、肝心の医療充実者の増員は以前からの人手不足は解消されていないから不十分のままだった

一部航空会社や飲食物業界からの出向で補充する動きもあったが、所詮素人であり、医療の感染対策という基本的な意識の違いが邪魔者扱いされたケースもあった

多くの現実は所詮はパフォーマンスだった


政府が出来ない事だが効果が高い方策は新型コロナを感染症分類の2類から格下げる事だ

格下げしても重篤患者は減らないので、医療体制の充実に集中するべきだ

政府や自治体には資金は残されていないが、不足している医療従事者のケアには早期に着手すべきだ

思い出して欲しい

休みなく病院へ向かう医療従事者に対して拍手で見送っていた事を

日本人なら出来る

もう一度民度を示す時が来ている

GOTOトラベルをやめず、飲食店の自粛をやめても陽性者数が減るという日本人の民度を示そうではないか





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