閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

責任の所在

2016-09-13 07:29:15 | 閃き
先日発生した構内での軽油流出事故について、本格的な協議がようやく始まった

緊急対策は既に取っているが、恒久的な対策の検討と共に、今回の事故で当社が受けた損害に付いての協議も行われる

運送業者からは損害保険の会社から手続きの用紙が送られてきているが、後日に遺恨だけは残さない処理が出来る様に希望している


事故の発生はその原因の究明が最も重要であるのは言うまでも無い

原因を究明しない限り再発の確率が下がらないためだ

しかしどんなに原因を究明し対策を取ったとしても再発の確率はゼロにはならないのは、それが人間の行動に依るものだからだ

最後はここの注意力、安全意識の差になってくる

そういった意味で最も責任が重いと思われる当の運転手は、運送会社の都合で、直ぐさま別のトラックで配達業務に出掛けている

人身事故ならば警察に拘留され、取り調べを受けるのでそんな芸当はできないのだが、人身事故で無い限り軽視されていると思わざるを得ない

運転手が所属する運送会社の管理責任、中間に存在する大手運送業者、荷主、手配元と実に4重5重の構造において、どうやって末端まで今回の教訓を活かして行くのであろうか疑問がある


東京都豊洲の新市場の問題についても、何故8年もの前に重要事項であった埋め戻しを勝手に変更し工事を進めたのかという原因の究明を行い、その責任の所在を明白にし、場合によっては部署氏名を公開するなどが必要であると思う

このまま当時の担当者不在では済ませてはいけない

誰の提案で、最終的には誰の判断で行ったのか?そして実施しなくてはいけない埋め戻しの重要性を何処まで末端に伝えていたのかという管理責任も問うべきだ

小池都知事は空洞の対策をどうするのかという火急の判断実行と嘘の無い、尻尾切りにならない原因調査を同時に進めなければならなくなった

新任早々の大仕事であるが、これをしっかり出来るかどうかが小池都政の今後に掛かってくると思う

話は少々脱線したが、有耶無耶で済ませてはいけない事もある
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