day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

【K2】LIVE2022-2023"OVER THE 9"[横須賀] 

2022-11-24 | Flash Back~music
春先にミニツアー(Guys and Dolls)、秋冬に全国ツアー…という久しぶりの特盛ライブ年になった2022年。
これが当たり前ではないことを身に染みて知ったからこそ、一本一本大事に頭に目に焼き付けていきたいなと思う。
そんなツアーの初日。

そう言えば去年のツアー(BELLING CAT)は初日になるはずだったGWの東京GTが延期になってしまい、実質の初日は私が参加予定じゃなかった札幌公演になったんだった。
なんでコロナ明けの大事な初日に私は現場にいないんだろう、と悲しく思ったことを思い出す。
別に必ず初日に参戦していたわけじゃないのに、去年のツアーは特別だったから。

あれから1年半。初日の横須賀に私は向かった。
約10日後には大阪で2daysあるし、今年はもうミニツアーにも2本参加していたし、多分いつもだったらこの初日は見合わせて大阪を自分の初日にしていただろうと思う。でも、居ても立ってもいられなかったのだ。
去年一昨年の渇望がまだ残っているように。


───と、ツアー始めにはついポエムってしまう私ですが、35周年ツアーぶりに横須賀に行ってきました!
6年半ぶりのアルバム。いや「WildLips」がもう6年半前だという方がビビるんですが、ともかく久しぶりにライブ前に予習しまくるのもまた楽し。

今回のツアーメンバー、一旦お別れ興行をしたはずのEMMAちゃんが去年に引き続き今年も参加。イエローモンキーのシーズン3が始まったらまた暫く実家での活動となるはずですが、BrainChildsの活動とはうまく被らないように調整できてるみたいで嬉しいです。
そして今回はもう一人のギターが交代。
ここ数年やってくれてたウブちゃんは、こちらも実家のEllegardenのツアーがあるということで今回はお休み(時期が合えばまた来てくれることもあるかな?)。ということで今回新たに参加したギタリストは…

INORAN(LUNA SEA)
いやもういい加減大物が来るのにも慣れてきましたけど、冷静に考えて
吉川晃司の両脇のギタリストがTHE YELLOW MONKEYとLUNA SEAでベーシストがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなのやばくないですか???
っていう落書きをツイートをしたら普段過疎ってる辺境垢のくせに3桁いいねが来てびびってます(笑)。

初日のお席は9列目のEMMA正面(!)
吉川ガン見したらEMMAちゃんはあまり見れないし、EMMAちゃんの手元を見ようとしたら吉川見れないというジレンマ。なんかもうずっとくっついて歌ってて(よせ)。

初日というのはやはり探り探りな部分はあるもので、段取りがうまく流れてないと感じる場面もありましたがそれも初日の醍醐味だなと思うようになったファン36年生の私ですよ。



んではまずセトリや演出に触らない程度の色々を挙げていこう。

●本日のシンバルキック
2曲目終わりに旋風脚跳ぶも3連続失敗で蹴り上げの1発。
---吉川「高さは足りてるんだよ。距離をとるのが難しい」
---EMMA「(ニヤニヤしながら)いや、こっちから見てたら高さも全然足りてなかったよ」
---ウエノ「(反対サイドから)どこ向かって跳んでるんじゃろか思いよった。最初から何に体力使うとるんかの」 なお中~終盤に2回飛んで2回ともヒット!良かった良かった
本日は×××△◎◎、でした。

●メンバー紹介
「今回のギターはスーパースター☆が二人参加してくれました」 「(INORANをしみじみ眺めて)なんか珍しいよね、ロックギタリストが爽やかなんて」
「(思い出したようにEMMAを振り返り)こっちも爽やかだなー、いや爽やかじゃなかった!エロだった!!」

●バブみーず……?
アンコールでメンバー呼び込み後
「で、このバブみーずが……、バブみ、わかる?なんか女性ホルモンを沸き立たせるみたいな感じのことでしょ?」 吉川さん、多分もう中学生くらいになってるだろうムスメちゃんがそういう言葉を使い始めてるんかなって思うんだけどお父ちゃんはバブみの意味を理解してないと思うwww
バブみのバブって、ばぶばぶー、つまり赤ちゃんっぽい可愛いさを想起させるような母性をくすぐる容姿や行動のことですよね。INORANさんのことは初めましてなのでまだなんとも言えないけどもEMMAちゃんにバブみを感じるのは相当な達人(あるいは変人)だと思います。EMMAちゃんのバブみはガタガタの歯並びを覗かせる笑顔からしか放たれない希少なエッセンスなのでよろしく。と変態がしきりに語っており
ともかくバブみを理解しているとは全く思えない吉川おじさんがすごいドヤ顔で言ってたんだけどむしろアンタがそうドヤってひゃひゃひゃって笑ってるとこまあまあバブみあるで。

●終盤ギターの時に多分また指攣ってた

●「エマちゃま」呼びがマイブームらしい。あと20日足らずで58歳になるおっさんを「ちゃま」呼びする57歳のおっさん、そのままでいてほしい

●INNVITATION#1収録の時にあったトラブル(マスク生活が長く喉が外気に晒されなさすぎていきなり雑菌の多い空間でフルで喉を使ったら声帯がくっついて声が出にくいみたいな状態になる…というような)が一時的なものではなく継続的にそんな感じらしく。はっきりした原因は不明だとかだけど。
そこで喉をいたわるために、ステージドリンクは吉川のだけ白湯。
青いサーモカップみたいなのに入ったドリンク(白湯)を飲みながら、「だからこれは酒じゃないですからね?ただのお湯だから」→場内、声が出せない分なんとなく微妙な空気に→エマ「酒にしか見えないってw」(場内拍手)

●INORANさん自己紹介
新しく入隊しましたこれから頑張ります!(入隊?)
※INORANさんだって長くキャリアのある一流ギタリスト52歳の筈なのに最年少なのもあって新入りの若い衆扱いなのがじわる

●(ホッピー紹介の時にINORANに)まだ知らないと思うけど、あの人演奏中に地面から浮いてるからね、と吹き込む

●朝ドラにまもなく登場の大河内教官役。
「朝から出ていいのか?って何度も確認した」(まだ言ってるww)
「財前っぽい感じかなと思って行ったけどまたちょっと違う」
「可愛いかったよ~、舞チャンも、目黒くんも、あと水…いやまだ言っちゃダメだった!あぶね!!」

●コロナ禍が終わったら出そうと延び延びになってたアルバム。終わりそうにないのでもう出そうということになった。聴けば聴くほど味が出てくる曲ばっかりだと思うのでぜひ聴いて下さい。

●「タイトロープ・ダンサー」(アルバム収録)は自分のこと。
いつ落ちるかわからない綱渡りでやってる特にここ数年は。

●(去年は収容数を制限してたけど)本日満員御礼です。※立見席も出た
急に以前のやり方に戻すということは難しいけど、徐々に徐々に以前のように(叫んだり出来るように)していきたいから気長に待っててほしい。また笑顔で再会するために、年代的にも色々あると思うけど健康でいましょう。



──というわけで。
以下はセトリバレありです。




















いいですか?
セトリ書きますよ。





KIKKAWA KOJI LIVE 2022-2023 "OVER THE 9"
2022.11.20@よこすか芸術劇場


【サポートメンバー】
GUITAR : 菊地英昭
GUITAR : INORAN
BASS : ウエノコウジ
DRUMS : 湊雅史
KEYBOARDS : ホッピー神山


01. ソウル・ブレイド
02. ギムレットには早すぎる

03. にくまれそうなNEWフェイス
04. LA VIE EN ROSE
05. タイトロープ・ダンサー
06. 風が呼んでいる
07. One Side Liar
08. まだ愛のために

09. サイレント シンデレラ
10. Nobody's Perfect

11. BLOODY BLACK
12. ナイフ
13. GOOD SAVAGE
14. The Sliders
15. Lucky man
16. LOVIN' NOISE
17. SAMURAI ROCK
18. 恋をとめないで
19. No No サーキュレーション

- encore -

20. INNOCENT SKY
21. KISSに撃たれて眠りたい


●鉄骨組んだみたいなシンプルなセット。一瞬動くかと思ったけどそこまで凝った機構までは無かった。

●アルバムからまず新曲2曲。

2.ギムレットには早すぎる は、「風都探偵(アニメ)」のエンディング曲として作詞・歌唱松岡充、作曲編曲コーラスを吉川晃司が手掛けた楽曲『罪と罰とアングラ』を自身が仮面ライダースカルの世界観で作詞し再構築して歌っちゃったバージョン。
「罪と罰とアングラ」は風都探偵EDで翔太郎とフィリップが踊ってるわけですがライブ会場でもノリノリになれます。

●「ちょっと懐かしいのをやります」というけど、にくまれ・ラビアンはもうしょっちゅうやりすぎて懐かしくもなんともないんですよw好きだし出てきたら盛り上がるけどww

●そこからまた新曲続き。アルバムツアーらしー。
「風が呼んでいる」はForeverRoad、BOY'S LIFEなんかの流れのロードムービー的な歌だと思う。足取りが軽くなる。「そうさ、イェイイェイイェイ」が絶妙にダサくて好き。

●ホッピーを残して他のメンバーは一旦退場。
歌い出し一瞬「えっ、何だっけこれ、知ってる」みたいになったんだけどすぐわかりましたよ。
『サイレントシンデレラ』
3rdアルバム「INNOCENT SKY」収録の曲です。
あの30周年の頭おかしい合計90曲やったアニバ周りの時にもやってない曲。
ほんとにずっとやってなかったからこれいいな、やってみようかなとセトリ候補に入れた数日後に、作詞者の松本一起さんの訃報が届いたとかで、なんか呼ばれたのかなぁとのこと。
ちなみにアンコールで歌った「INNOCENT SKY」も同じく松本一起さん作詞です。

●今回のアルバム、吉川作詞が半分以下になってるwって話。作詞家の方ってほんとすごい。自分が何日もうんうん唸ってやっと1曲書けるのに、1日で何曲も書いてくることある。
※私は吉川は全然作詞家さんに書いてもらったらいいと思ってる派。だいたい松井五郎さんはじめ、吉川の歌詞を書いてくれる人って吉川本人よりちゃんと吉川らしい、吉川が言いたげなことをカッコ良くて美しい言葉に仕上げてきてくれるので信頼しかないし。

●Nobody's Perfect 今回もちゃんとおやっさんのハットを掲げて歌ってくれました。ギムレットももあったし実質仮面ライダースカル。

●ここで吉川一旦退場、ノーバデのアウトロを暫く残ったバンドで演奏。

●ここから終盤盛り上がりタイム
再登場でBLOODY BLACK。EMMAの正面だったからこのイントロのリフずっとエマの指見てた。ゾクゾクする~!

●「ナイフ」に続いて、終わりにギター出て来てグッサベ!
グッサベといえば間奏ですよね!!!!間奏っていうかもうこの曲はこの場面が一番見たいところ!!! 置きアコギからのトリプルギター、ずっと見てられる。INORAN吉川EMMAが並んでギターバトルたまらん!!

●「Lucky Manという曲を(これから)やるんですが、
喉ポリープ、コロナ禍で関係者ひっくるめていつ倒れてもおかしくなかった状況、狭心症、で、今の喉の状態。
心臓はほんとにギリギリのところだったらしく、下手したらもう歌えなくなってたかもしれなかった。(それどころか命も危なかったよね…)
だからもう「生きてるだけで丸儲け」。いつ落ちてもおかしくなかったのを生かしてもらって神様には感謝。(神様に感謝するのはちょっと釈然としないみたい?w)

●久々の「Lovin'Noise」!イントロだけでアガる!
俗に言う"フニフニダンス"(サビ終わりのキメのとこで肩を揺らせる独特の振り)、1回目はちょっと忘れてた?間奏中に動作の確認してた

●ちょっと記憶がおぼろげなんでどの曲だったかは今後の公演で確認するけど、このあたりの曲で吉川ギターソロ明けの落ちサビ前のボーカルをINORANさんが歌ってた

●恋とめ振りのエーオC&Rで、今回も客の役(?)はウエノ。なお今回はちゃんと素直にRしてた。はよ観客でCRできるようになるといいね。

●いつも思うけど、終盤の盛り上がり曲終わりで「ありがとうー!」って言うから終わりかな?って思ってからまだ1,2曲やるw

●てことで恋とめで終わりかな?と思いきやNo-No-のイントロ始まってフオッ!ってなるなど。

●アンコール、ツアTの白文字バージョンはEMMAとウエノと湊さん、カラーバージョンは吉川とINORANとホッピーが着用(だったかな…?)
1曲目はステージに椅子が用意されてて、登場した吉川が客席にも「座って座って」と指示。竿隊を呼び込んでしばし雑談を挟みアコースティックでINNOCENT SKY。
初めて吉川に「出会った」36年前から数えてられないほどの回数聴いてきたINNOCENT SKY。でも毎回色合いも聴こえ方も違う。そういえば92年の伝説のPANDORA"本物のアンコール"の時に大合唱になったのもINNOCENT SKYでした。

●しっとりINNOCENT SKYが終わったら湊さんとホッピーも呼び込んで、最後の1曲。曲前に「また笑顔で再会しましょう!」が出ました。

いつもの吉川レポに比べてなんか色々思い出せて書くこと色々あったけど、記憶が飛ぶくらい弾けてなかったってことですね私。手加減してたか?いかんな!全力を出し切らないと!
次はインターバル短いけど月末の大阪2Daysです。
ともあれ始まりましたこのツアー。ファイナルは2月下旬の武道館です。また2月に武道館に行ける喜び。
どうかこのまま完走できますように……!!

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