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癒さぬ傷口が 栄光への入口

2024年4月期ドラマ ざっくりまとめ

2024-06-28 | テレビ。

さて6月も終わりに近づき、見ていたドラマが一通り終わりました。
今期も開始時点でピックアップしていた作品を見た結果どうだったか振り返っていきたいと思います。


≪凡例≫
◎面白かった!大好き!
○完走しました。面白かったです。<◎寄り:○+/△寄り:○->
△完走はしたけど特に印象ない
▲離脱or文句言いたい
×全く見てない
〔保〕まだ最後まで見てないけど録画してあるor機会があったら見たい




[月]

▲366日 
フジ21:00
脚本:清水友佳子/演出:平川雄一朗
主題歌:「366日」HY
出演:広瀬アリス 眞栄田郷敦
予▲→了×

本当に1回も見なかった(びっくり)。
今期の月9時台は先週見逃してたドラマの録画を見る時間になってました…。



◎アンメット ある脳外科医の日記 
フジ(関テレ)22:00
原作:子鹿ゆずる(原作)大槻閑人(漫画)「アンメット-ある脳外科医の日記-」 脚本:篠崎絵里子/演出:Yuki Saito 本橋圭太
出演:杉咲花 若葉竜也 井浦新
予◎→了◎!!!

※カンテレの医療ものは信用するな、と私の心には額に入れた訓示が掛かっているのですが(?)一旦下ろさせていただきます。
あまりにも素晴らしくて本当に大好きな作品になったので逆にどこまで書けるかわからないけど、別エントリで語りたいです。



〔保〕95(キュウゴー) 
テレ東 23:06
原作:早見和真「95」
脚本:喜安浩平/演出:城定秀夫
出演:髙橋海人 中川大志 松本穂香
予△→了〔保〕
一応録画してある。見る意欲はあるけどまだ全然見れてないですすまん。



[火]

〇Destiny 
テレ朝 21:00
脚本:吉田紀子/演出:新城毅彦 星野和成 中村圭良
出演:石原さとみ 亀梨和也
主題歌:「人間として」椎名林檎
予〇→了〇

始まる前はそこまで見たい感じじゃなかったんだけど、面白かったです。
途中ちょこちょこ「いやそれはいいのか?」みたいな展開はあったものの概ねうまい具合にまとまってちゃんと締めてくれたかなと。
しかし奏の婚約者が安藤政信でいい人の顔で出てきたもんだからてっきりこいつ途中で嫉妬で闇落ちするか実は過去の事件に関わってたかなんかでラスボス的に立ちはだかるんやろなと思ってたら最後の最後までただのいい人で終わってしまってなんかほんまごめん。
奏は真樹と対峙するといきなり倫理崩壊するみたいな感じのやべぇ検事だったけど、懲戒スレスレを行きながら最後までちゃんと「検事」でいたのでセーフ。仕事の時の凛々しくて厳しい顔と、真樹やトモたちと接している時のきゃっきゃした顔のギャップが可愛かったですね…。石原さとみの本領発揮。
真樹は真樹で心に諸々抱えながらとはいいつつどうにも大人になりきれなかったガキであるところを亀梨くんがいい塩梅に憎めないキャラに仕上げてくれてたと思う。
まあ検察で取り調べ中の被疑者が入院したからって警備つけてないとかある??とか色々ツッコミたいところはあったもののそこが気になって話入ってこんとはならず良かった。
ただ最後だからこそひっかかったままなのがラストシーン、奏の父の名誉回復もなされ、真樹の父も改心し、奏は貴志と別れてなんの障害もなくなったのになんで奏は「私と真樹は結ばれない運命…」みたいに別れ行こうとしていたんだ???とそこだけ教えて欲しいw
振り返って真樹に向かって走り出すラストシーンやりたかっただけやろwww


〇+くるり~誰が私と恋をした? 
TBS 22:00
脚本:吉澤智子/演出:松本彩 他
出演:生見愛瑠 瀬戸康史 神尾楓珠 宮世琉弥
予〇→了〇+

見始める前はノーマーク(△か▲レベル)だったんだけど、見始めたらおっこれはなんか面白いかも?になって最後までしっかり楽しませてもらいました。特に、各登場人物にそれなりに親近感を覚えるようになってから、まことの失われた記憶の中での彼らとのことが徐々に明かされていく展開がもはやミステリーのようで面白かったです。
まことが持っていた指輪は誰にあげるためのものだったのか、ストーカー?は誰だったのか。ある意味予想外でもなんでもない着地点に落ち着いたけどそれほどガッカリ感もなく気持ちのいい終わり方だったなと思います。
記憶を失ったことで「自分らしい、本当の自分って何?」を探し続けていたまことの結論が「本当の自分なんてない」だったのなんかちょっと良かったですね。自分が「これが私」という枠を作ってそこに収まる必要はない。心の赴くままに生きるのが結果として「自分らしい」になるんだろうな。
あと、ずっと探していた「指輪を贈りたかった相手」が公太郎だとわかってもあの指輪をそのまま贈ることはやめにして、『自分で作った指輪』を贈ったのもいい。
もちろんこういうラストにするために指輪職人になろうとする展開だったんだろうけど、指輪職人を目指すルートが自然で良かったです。
まことの主治医の先生夫婦も良かった。(認知症ではあるけど)大事な人の記憶を時折失ってしまうちぐささんと接することによって、「記憶喪失」が自分にとっての主観的なものだけではなく、自分の周囲の人たちにとってどう見えるのかという客観的な視点を得られたことはまことの考え方に大きく影響を及ぼした。
そういえば律がまことにどうやってフラれたのかだけは回想シーンもなかったのでそこだけちょっと不完全燃焼かも。
きっとまことは公太郎への気持ちに気付いて律と別れたんだろうけど。
まあ律も朝日も友達出来てよかったねw
(あんだけLINE画面映し出されてたのに「朝日」が姓だとなかなか認識出来なかった…ドンマイ朝日…)
単なる「ヒロインが3人の男に言い寄られて誰とくっつくの?」とかいう話に終わらず、あれこれひっかかってツッコんだりしたくなる粗もなく、ただただ素直に楽しめました。



×お迎え渋谷くん 
フジ(カンテレ) 23:00
原作:蜜野まこと「お迎え渋谷くん」
脚本:山岡潤平/演出:紙谷楓 菊川誠
出演:京本大我 田辺桃子
予▲→了×

離脱というほどにも見てないので×にしますね。ごめんやっぱ全然興味もてない方面だったわ。


〇滅相も無い 
MBS 24:59
脚本・監督:加藤拓也
出演:中川大志 染谷将太 上白石萌歌 窪田正孝/堤真一
予◎→了〇

『最終回まで見届けても「???何だったんだ???」ってなりそうな気もするけどそれでもいい。見届けたい。』
って見る前に書いてたんだけど、まさしくそうなった(笑)。
非常に実験的で、観念的。なんかこういうものを高く評価してる自分に悦に入りたい欲がないでもないけど、見終わって色々面白く見た結果「……で?」ってなってしまった自分の負け。
素直に敗北を認めて◎を下ろし〇にします。

力ある役者さんたちの引き込む演技、それを最大限に見せるためだったのかとも思える舞台演劇風の回想シーンは何かすごく新しいものを見せられている気もした。
それぞれ語られた8人の生い立ちや彼らが心にひっそり負っていた疵と、それが「穴に入る」という行動に繋がるそこのパイプがこちらからは完全に寸断されているように見える。けどきっと彼らの中でそのパイプは繋がっている。そのパイプがどんな姿をしているのかはこちらの脳内に委ねられたわけで、あまり語るといろんなものがバレてしまいそうな恐怖もうっすらある。
「穴」という不条理な「モノ(現象?)」をそれが何かと解明しようとする者は誰もおらずなんとなく「あるもの」として人々の心の中に定着してしまった世界。もしかしたら、現実の世界では「穴」の姿は見えなくて「穴」だとも誰も認識していないけれどあちこちにそんな「穴」がぽっかり口を開けているのかもしれない。その「穴」がどんな姿をしているのか、も──
一人一人違ったものとして見えているのかもしれない。
なんだか8人の語りの中に、何かそういうもののヒントが語られていたんじゃないかという気がしてきて今ちょっと1話から見返したい気分になっています。



[水]

▲ブルーモーメント 
フジ 22:00
原作:小沢かな「BLUE MOMENT」
脚本:浜田秀哉/演出:田中亮他
出演:山下智久 水上浩司 舘ひろし
予△→了▲

ばっちり完走はしました。完走した上で残念ながら▲です。
浜田秀哉脚本、面白い時と私には合わなかった時の両極端が振り幅大きくて手放しで安心して見られる域でないんですが今回はいまいちの方でした。
原作つきであることはもちろんだけど、「大切な人の命を守る!気象学の力で!!」みたいな壮大なテーマの中でなんとなくですが筆が窮屈そうだった。
原作未読なんでこれはただの想像なんだけど、何話も使って少しずつチームになっていっただろうSDM。こういう「新しいチームもの」はこの過程が絶対面白い筈なんだけど(そしてそれをやろうとしていたようにも見えるんだけど)どうもうまく嵌らなくていつのまにか信頼できる絆のチームみたいに出来上がってたり、雲田が最初マジでうっざい素人新人だったのに気が付いたら熱心で優秀で気が利く後輩になってるその経緯にこっちがついてけなかった感じ。
チームが出来上がっていく様子がそんな調子でざっと流された印象だったのに最後の何週間かは毎回「今週最終回だっけ?」と思っては「お、お、まだ終わってなかったわww」とつんのめる感じだったの。アニメとかでいう「シリーズ構成」が失敗してたんじゃね???って感じ。
そもそも「想定外」「天候は思い通りにならない」みたいなのを見せたいあまりそれに都合いい作劇に終始してしまってそこに無理やり胸アツ展開ねじ込みたいという欲張りセットのせいでまあまあ疲れました。とりあえず「救助に向かった側が要救助者になる」という展開はシリーズ1回でいいです。
上野さん。海斗(ここでも”海斗”ww流行りかwww)が灯が死んだときのことを忘れてしまっていて怖ろしい記憶を戻させたくないという気持ちはわかるんだけど、「海斗を助けに行くことを灯に頼んでしまった」「そのために灯は海斗を助けて亡くなってしまった」「その時被害者が多数出たことが灯のミスで自分だけ助かろうと逃亡したかのように書きたてられた」「そのことで晴原と園部大臣はずっと苦しんできた」のによく平気な顔して(「これが私の償い…」とか思ってたとしても)彼らと仕事してたよね??海斗のために世間に公表は出来なくても、せめて晴原と園部には本当のことを伝えることは出来なかったの?ってすっげえモヤモヤした。
チームものが不得意なわけないと思うんだけど、チーム内の関係性の中で決まり文句みたいなのとか定型のくだりが頻繁に出てくる感じってもう古いと思います。
山Pだからヘリ乗っただけでコードブルー思い出す~!って話題になるのを狙ったわけではないのかもしれないけど、ちょっとそういう色気が無かったとは言わせない。
……なんか書いてたら次から次へと一言言いたいことが出て来てきりがなくなってきたのでやめときますね。
あ、同じ浜田さん脚本なら本田翼はミハンの小田切のキャラの方が100倍いいです。



[木]

〇+Believe-君にかける橋- 
テレ朝 21:00
脚本:井上由美子/演出:常廣丈太
出演:木村拓哉 天海祐希/竹内涼真 斎藤工 小日向文世
予〇→了〇+

スタート時のエントリ書いた時はまだ1話も見れていなかったのでひとまず〇にしていたんですが、見てみたらやっぱ面白かったです。◎にするか否かでだいぶ迷いましたが、かなり◎に近い〇+で。
ある意味木村拓哉のドラマではお馴染みの顔勢ぞろいではあるんだけど、木村拓哉と天海祐希が夫婦役??!というのが一番びっくりで、普通に並べただけだとやっぱりこの二人が夫婦…?という違和感があるんだけど夫婦のシーンを見るとほんとに姉さん女房にちょっと甘えてる家ではわんこ化するダンナ、それで長年やってきたんだろうなというのが伝わってきて流石だなと思いました。木村拓哉も天海祐希もあまりよくない方の意味で「何をやっても同じ」みたいに言われる個性型なんだけどこういう役回りで見ると役者の個性は一かけらも損なわれていないのにちゃんとそこに存在する人になってるんだよね。個性型の人はつまりめちゃくちゃ上手いんですよ。

狩山は事故の責任を負って服役していたのに再審を求めたり脱獄したりするのだが、権力者に言いくるめられて騙されてきたのにまだうかうか彼らの言葉を信じようとしたり、とにかくずっと筋が通っていてブレがない。ただ実直に好きな橋造りに邁進してきて捻くれたり捩じれたりすることなく生きてきた人間なのだろうと思う。普通に真っ当に生きてきた人間が普通に信じていた周囲の人たちに次々裏切られていって、逃亡生活の中人間不信になってもおかしくないのにその度何かしら狩山を「こちら側」へ引き戻すような出会いもある。終盤に向けては、裏切ったと思われていた人物が再度味方についてくれたり、実は裏切ったように見せかけてずっと一発逆転のチャンスを狙っていてくれたのだと判明することも。
最後、竜神大橋の崩落事故は人為的に起こされたものだと立証され再審ののち狩山は無罪となった。けれど、”狩山のかわり”に責任を負って逮捕収監されたのは磯田社長のみ。後ろで大きく糸を引いていた”都知事”には一切類は及ばない、という嫌なリアルも。
出所してきた狩山が妻と碓氷峠の橋を見に行く。出かけるところから若干の違和感はありはしたけど、橋の上で玲子の姿を見失う狩山。本当は、出所に間に合うことなく玲子はこの世を去ってしまっていた。妻の余生に間に合うために脱獄したのに、結局その”脱獄の罪”のせいで間に合わなくなってしまったのが皮肉。
もちろん狩山が本当に玲子の幻(霊?)をそうと知らずに共に行動していたわけではなくて、ただ彼は妻の思い出と一緒に歩いていたのだろうと思うけど。振り返った時に誰もいなくなっていた道。二人で書いたマイホームの図面。玲子からの最後の手紙。それを顔に押し当ててほんの微かな残り香さえも嗅ぎ取ろうとする狩山。それが全部せつない。
これは大企業と政治家の思惑に翻弄されたいち”橋屋”が巨悪を暴いて世直しするような話なのではなく。
彼自身と彼が信じる人たち、当たり前のように側にいた筈の人を失ったり取り返したり心に住まわせてまた前に一歩踏み出せるようになる物語なんだなと思う。
タイトルロゴは一部が色変えされて、「Believe」と「live」の二つの意味が込められていることを表している。
Believeは信じる。liveは生きる。それは主人公狩山陸がこの9話で体現してきたものだった。

狩山夫妻はさておき、竹内涼真の二役もすごく良かった。
きっと狩山と同じく純粋に橋を作る仕事が好きだったはずなのに経営のために絶対にしてはならないことに手を染めてしまった兄。
最後までそんな生き別れの兄と相いれなかったのがおそらく一生の疵になったのだろう刑事の黒木。
最初は怪しい敵のように登場した黒木だったが、狩山との疑似バディシップは緊張感がありつつもわくわくした。

実は途中まで録画を溜めてしまっていたのだけど、一気に追いついた結果次の回が待ちきれなくてウズウズするはめになってしまったのでこんなことなら最終回まで溜めればよかったと思うほど面白かった(笑)
←でも◎まではいかないんですね…。

どうでもいいけど、序盤玲子がちょくちょく「あり得ない!」って言っててそれ聴くたびに「ぉ……涼子さん………」ってなってたのはこっちの話です。『合理的にあり得ない』は脚本根本ノンジなので関係ないと思います(直近の出演がこれだったからもしかしたらちょっと意識はしたかもしれない井上由美子…)そっち言うなら天海祐希、小日向文世、田中哲司ときたらもうキントリやんw



〇Re:リベンジ-欲望の果てに- 
フジ 22:00
脚本:伊東忍 中村允俊 奥村徹也/演出:金井紘
出演:赤楚衛二 錦戸亮 芳根京子
予〇→了〇-

亮ちゃんボーナスを持ってしても〇-かなー。
最終回に海斗が一気に改心して諸悪の根源=実質最高権力者の天童翁を倒す(こらしめる)展開は予想がつくにはついたんだけどちょっとそこまでの海斗の株下げ過ぎた(やりすぎた)かな…と。
美咲の術死も、木下が殺されたのも、”殺した”のは別の人間とはいえ隠蔽したり原因を作ったのは海斗。
さすがに最後に悔い改める予定の主人公に人の命に係わる過ちはまずかったかも。岡田先生連れてきたの海斗だよね。
大友とのパワーゲームに夢中で、この医者の評判とかちゃんとリサーチせんかったのでは。あんなキャラの医者なら同業者や患者からの評判すこぶる悪いでしょ。
海斗と大友のバッチバチの対決みたいなのをこの話のキモにしたかっただろうに、皮肉なことに大友とは勝負にならないポンコツであることはびっくりするくらい伝わってきてこの二人の対決が注目ポイントではなくなってしまった。
1話の登場から最終回ラストシーンに至るまで海斗は一貫してポンコツだったので、これは『権力闘争には不向きなポンコツくんが巻き込まれた挙句無理して巧者の大友に立ち向かったけどうまくあしらわれたり利用されたりして戦いを放棄して平和な生活に戻る』という話だったんだな と思えばポンコツ海斗もチャーミングに見えてくるってもんですよ。いや少なくとも木下に対してはとことん鬼でクズだったのでやっぱり許せんです(我に返った)。
タイトルの「リベンジ」はわけもわからず5ヶ月眠らされてる間に持ってるもの全部奪われた海斗が奪った(と思われる)大友から取り戻すという面もあったけど、大友の”母を術死させそれを隠蔽した天童翁”への復讐劇の方がインパクトが強すぎたのでもうこの話、主人公は大友やん。天童翁にぺらぺら喋ってる時の大友がウキウキしててすげえいい顔してたのが面白かったです。
あと思わせぶりについてる「Re:」は何だったの?(タイトルの読みは単純に「リベンジ」でした)サブタイの-欲望の果てに-はまあ海斗が落ちていった闇のことだろうけど、天童翁のことでもあった。

医療過誤隠蔽の記事は木下の上司が公開してくれて、手術のミスをした岡田先生も告発された側だからバッシングもされただろうし少なくとも日本では医療活動しようにもやりにくくなっただろうとは思うんだけど、あの先生がけっこうな上位でムカつくキャラだったので出来たらしっかり報いを受けている場面をちょっと見たかったですね。

ラストのラスト、天童記念病院が解体されて出来た新しい病院の理事長にまんまと収まった大友を見て驚愕する海斗の顔で終わったんだけど、もう権力争いに嫌気がさして降りたんだから海斗は「やられたなぁ」とでも言って笑ってくれたらよかったのになと思いました。



〇+約束~16年目の真実~ 
YTV 23:59
脚本:小峯裕之 本田隆朗 富安美尋
演出:山本大輔 今和紀 吉川祐太
出演:中村アン 横山裕
予〇→了〇+

こちらボーナス無し〇だったんですが〇+にします。
俺たちの横山裕出演作とはいっても深夜帯のドラマだしまあそれなりの評価になるかと思ってたんだけど回を追うごとに面白くなっていって。途中若干もたつきとか「ん?」みたいなとこが皆無だったわけじゃないんだけど。
最終回の真犯人のサイコパスっぷりが本当に気持ち悪くて最高でした。

通常別エントリは◎だけに留めているんですが、ここに書き始めたらなんか長くなってしまったので別エントリにしますね。



[金]

〔保〕ダブルチート 偽りの警官 Season1 
テレ東 20:00
脚本:𠮷田康弘 丸茂周 いとう菜のは
演出:河野圭太 都築淳一 下向英輝
出演:向井理 内田理央
予△→了〔保〕
はい、本当にリアルタイム試聴は無理でした。wowow民なので、いずれ時期を見て空いた時に見たいと思います。



▲イップス 
フジ21:00
脚本:オークラ他/演出:筧昌也
出演:篠原涼子 バカリズム
予△→了▲

あっはい……2話くらいで離脱しましたね……まあスタート時予想の時点でこいつは多分私には無理かもという予感がしていたので結局それを回避した感じで…。



×9ボーダー  
TBS金曜ドラマ
脚本:金子ありさ/演出:ふくだももこ 坂上卓哉
出演:川口春奈 木南晴夏 畑芽育 松下洸平
予▲→了×

はい、結局あのまま戻ることなく離脱。1話しか見てないので▲ではなく×に。
この出演者で私が見ないなんてむしろレアでは。


[土]

×花咲舞が黙ってない 
日テレ 21:00
原作:池井戸潤
脚本:松田裕子 ひかわかよ/演出:南雲聖一
出演:今田美桜 山本耕史 上川隆也

予×→了×
予想通り見なかったわ~。


▲街並み照らすヤツら 
日テレ22:00
脚本:高田亮 清水匡/監督:前田弘二 他
出演:森本慎太郎
予〇→了▲
途中までは見てたんだけど、シリアスとコメディのバランスがやっぱり自分のなかでしっくりこなかったので「次も見たい!見なくちゃ!」とはならなくてだらだら離脱状態に。
とはいえ最終回だけは見たんですが、やっぱずっと見てないと感動とまではいきませんね。犯罪は犯罪としてちゃんと扱われたのは良かったです。
逆に仮に誰も警察に捕まることなくなあなあで商店街復活!ってなったらある意味サイコホラーとして面白かったかもしれない。



×東京タワー 
テレ朝23:00 オシドラサタデー
原作:江國香織「東京タワー」 脚本:大北はるか/監督:久万真路
出演:永瀬廉 板谷由夏

予×→了×
うん、予想通り結局見ずじまいです。


〔保〕6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱 
テレ朝23:30
脚本:橋部敦子/監督:藤田明二他
出演:髙橋一生 橋爪功 本田翼
予△→了〔保〕

見たい気がないわけじゃなかったよな~。というわけでどこかで再放送入ったら見たいかもです。前作見てるので、やっぱ続編も見たいのは見たいので。


◎おいハンサム!!2 
東海テレビ23:40
原作:伊藤理佐 「おいピータン!!」ほか 脚本・演出:山口雅俊
出演:吉田鋼太郎 木南晴夏 佐久間由衣 武田玲奈 MEGUMI
予◎→了◎

話数少なかったですね。もっと見ていたかったです。映画化の影響だろうか?
ハンサムな名言も相変わらずどんどん飛び出していたんですが、じゃあわざわざ別エントリで語りたいかというとそうでもなくて。なんだろう、(BSとかCSなんかで)何回も再放送してもらってその度見てるな~みたいな感じでずっと見てたい。
日常系好きな人は絶対見るべき。



[日]

◎アンチヒーロー 
TBS日曜劇場
脚本:山本奈奈 李正美 他/演出:田中健太 他
出演:長谷川博己 北村匠海
予〇→了◎

逆にこっちはカロリー高すぎて別エントリで語れるか自信ないんだけど、序盤の「おっなんだ?」みたいな感じが最後まで維持されて明墨はずっと不気味さを持ったままその中に揺るぎない目的があってそのためには違法すれすれ、あるいは違法なことも厭わないというキャラでしっかり定着してたのが良かったです。最終回の法廷場面の伊勢原の演説(笑)も、どんでん返しの裏切り(期待通り)もこれぞ日曜劇場でちゃんとエンタメとしても楽しめました。
別エントリ、書けるかなー。書きたいなー。



×ミス・ターゲット 
テレ朝22:00
脚本:政池洋佑
出演:松本まりか 上杉柊平 沢村一樹
予×→了×

なんかのタイミングでちょっと見たら意外と面白そうだったんだけどかといって遡って見る気になるでもなかったので…。



▲ACMA:GAME アクマゲーム 
日テレ22:30
原作:メーブ(原作)恵広史(漫画) 脚本:いずみ吉紘 谷口純一郎/演出:佐藤東弥他
出演:間宮祥太朗 田中樹 古川琴音 /吉川晃司
予△→了▲

すまん途中でゲームに飽きてしまって離脱に近い状態だった。
父(吉川)が本当に殺されてるかどうかも疑ってる、と書いたんだけど案の定実は殺されてもいないしラスボスだったので最後の2話は録画しました(笑)!



リストアップしてたやつの結果はこんな感じ。

×-----6本
▲-----4本
△-----0本
〇-----6本
◎-----3本
保-----3本

こうしてみると今期は「上げてみたものの結局全然見なかった」ものも多かったですね。
離脱含めると10本になるので、今回は見切りが早かったということかも。
まあ野球のシーズン中は「リアタイできない→録画やTVer回すほどじゃない」でずるずる離脱が多いもので。

しかし〇が6本(うち〇+が3本)。十分見ごたえあったと思います。
木曜日の3本が全部〇だったのは忙しかったけど楽しかったな。火曜の2本も。
対照的に金土日がもうひとつ嵌ってこず、楽しみなのはアンチヒーローくらいだったのは寂しいところでした。まあ今年は大河(光る君へ)を面白く見ているので、リアタイ出来ないことの多い日曜はしんどいんですが。

とにかく今期はダントツで「アンメット」でした。
カンテレ、1月期の「春になったら」といい、2期連続で名作出してきたのすごい。これからもがんばって。

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