前回に引き続き、外転筋群をゆるめることの重要性です。
今回は、具体的に外転筋群をゆるめることで、どんなことが起こり得るか、です。
まずは、この図を見てみて下さい。
これは、某雑誌にて、ある整形外科の医師が軟骨のことに関して説明していたものです。
これは、決して、特別なことではなく、そして、いわゆる、言い伝え(胡散臭い)のようなことではなく・・・・・
身体の中で起きている実際の話なんです。
身体の中で起きている原理・原則のことなんです。
医学的な常識なんです。
これらの仕組みが、日常で行われることによって、軟骨は栄養を受け取り、活動をしているのです。
しかし、前回もお話ししましたが、この仕組みがうまく機能していくには、いくつか条件が必要になってきます。
それは、外転筋群がゆるんでいる、ということが条件の1つになってきます。
外転筋群が硬くなっていると、股関節が圧迫されて、図のようなスポンジ機能がうまく働きません。
この考え方は、人工関節置換術や自骨による手術を受けられた方にも、あてはめることができます
つづきます
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪