頭がポーッとする。
時々クラクラっとする。
なんだか気道系がおかしい。つまり、喉がおかしい。
まぁ、全部、症状は軽いんだけど・・・。
さて、なぜでしょう?
1.風邪を引いた。
2.風邪を引いた。
3.風邪を引いた。
答えは!?何番!!?
ブブー。全員不正解です。
正解は、シンナーの吸い過ぎによる、ラリパッパ状態!でしたぁ。
シンナーは危ない。容易に死ねる。
いい勉強になりました。
ペンキ屋デイズ。
昨日から、有機溶剤を使用しての塗り塗りちゃんが始まった。
やっとペンキ屋さんらしい仕事をやらせてもらえる。
でもまぁ、ポッと出の新人ペインターがハケやローラーを持たせてもらえるほど、職人の世界は甘くない!と思うでしょ?
おれは思うよ。雑用だよ、雑用、普通はね。
でも、わがペンキ屋は違う。
数時間かけての新人養成講座が開催されるのである。
ペンキを入れるバケツに水を入れて、その水をペンキに見立てて、塗り塗り講座である。
そして、いざ、本番。ほんとに本番。
おれ、案外器用でね、ペンキ屋の親方の塗り方を見て学び、指導を仰いで学び、注意されて学び、考え、考え、考え・・・すぐに、そこそこ塗れるようになったのである。
昨日も、そこそこの量のシンナーを吸った、らしい。
そして、今日。
そこそこ器用な僕は、親方からこう言われる。
「しんぐさん、ここを塗ってください。ちょっとやり辛いかもしれないけど、頑張って!」
なんたか狭っこい、ペンキを塗りにくい場所だ。。。
ご指名とあれば仕方がない。頑張れと言われれば頑張るしかない。
身体を捻じ曲げたり屈んだり、しゃがんだり座ったり、あぁでもないこうでもないと悪戦苦闘。
しかし・・・今日はやけに、シンナーの臭いが鼻につく。。。
お昼休み。
なんだか、シンナーが喉の奥にずっといる。
オニギリが、なんだかシンナーの味に感じる。
ペンキ屋の親方が言う。
「シンナー食べてるみたいでしょ?今日は相当な量のシンナーを吸ったはずですよ」
親方は知っていたのである。
ひどいのである。ひどいと言っても、仕事だから仕方がないのだけど、ひどいのである。
狭い場所で作業をさせられていた僕は、その間、その空間に充満するシンナーを、知らずにずっと吸い続けていたということになる。
そして、親方はいろいろなことを教えてくれた。
有機溶剤を使っての作業による弊害。
1.癌になる
2.目がつぶれる
3.精子が壊れる
4.DNAが破壊される
5.臓器がやられる
6.脳みそがやられる
7.・・・
8.・・・
色々。
親方自身、長年の有機溶剤使用により精子が破壊され、子供が出来ず、離婚した過去を持つ。
そんなわけで、今日でペンキ屋、辞めました。
さよなら親方!
ペンキ屋さん、ちょー楽しかった。
楽しかったけど、病気になるからさよーならー。
別れ際、ペンキ屋さんの親方は手を振りながらこう言った。
「また呼ぶからねぇ!来てねぇ!」
ははは。いかねぇよ!
絶対いかねぇよ!
防毒マスクを買ってくれたら・・・行くかもね。
明日は、丸一日、畑にいて、身体に溜まったシンナーを抜かないといけない。
バイバイ、ペンキ屋さん。
色々なことを教えてくれてありがとう。
時々クラクラっとする。
なんだか気道系がおかしい。つまり、喉がおかしい。
まぁ、全部、症状は軽いんだけど・・・。
さて、なぜでしょう?
1.風邪を引いた。
2.風邪を引いた。
3.風邪を引いた。
答えは!?何番!!?
ブブー。全員不正解です。
正解は、シンナーの吸い過ぎによる、ラリパッパ状態!でしたぁ。
シンナーは危ない。容易に死ねる。
いい勉強になりました。
ペンキ屋デイズ。
昨日から、有機溶剤を使用しての塗り塗りちゃんが始まった。
やっとペンキ屋さんらしい仕事をやらせてもらえる。
でもまぁ、ポッと出の新人ペインターがハケやローラーを持たせてもらえるほど、職人の世界は甘くない!と思うでしょ?
おれは思うよ。雑用だよ、雑用、普通はね。
でも、わがペンキ屋は違う。
数時間かけての新人養成講座が開催されるのである。
ペンキを入れるバケツに水を入れて、その水をペンキに見立てて、塗り塗り講座である。
そして、いざ、本番。ほんとに本番。
おれ、案外器用でね、ペンキ屋の親方の塗り方を見て学び、指導を仰いで学び、注意されて学び、考え、考え、考え・・・すぐに、そこそこ塗れるようになったのである。
昨日も、そこそこの量のシンナーを吸った、らしい。
そして、今日。
そこそこ器用な僕は、親方からこう言われる。
「しんぐさん、ここを塗ってください。ちょっとやり辛いかもしれないけど、頑張って!」
なんたか狭っこい、ペンキを塗りにくい場所だ。。。
ご指名とあれば仕方がない。頑張れと言われれば頑張るしかない。
身体を捻じ曲げたり屈んだり、しゃがんだり座ったり、あぁでもないこうでもないと悪戦苦闘。
しかし・・・今日はやけに、シンナーの臭いが鼻につく。。。
お昼休み。
なんだか、シンナーが喉の奥にずっといる。
オニギリが、なんだかシンナーの味に感じる。
ペンキ屋の親方が言う。
「シンナー食べてるみたいでしょ?今日は相当な量のシンナーを吸ったはずですよ」
親方は知っていたのである。
ひどいのである。ひどいと言っても、仕事だから仕方がないのだけど、ひどいのである。
狭い場所で作業をさせられていた僕は、その間、その空間に充満するシンナーを、知らずにずっと吸い続けていたということになる。
そして、親方はいろいろなことを教えてくれた。
有機溶剤を使っての作業による弊害。
1.癌になる
2.目がつぶれる
3.精子が壊れる
4.DNAが破壊される
5.臓器がやられる
6.脳みそがやられる
7.・・・
8.・・・
色々。
親方自身、長年の有機溶剤使用により精子が破壊され、子供が出来ず、離婚した過去を持つ。
そんなわけで、今日でペンキ屋、辞めました。
さよなら親方!
ペンキ屋さん、ちょー楽しかった。
楽しかったけど、病気になるからさよーならー。
別れ際、ペンキ屋さんの親方は手を振りながらこう言った。
「また呼ぶからねぇ!来てねぇ!」
ははは。いかねぇよ!
絶対いかねぇよ!
防毒マスクを買ってくれたら・・・行くかもね。
明日は、丸一日、畑にいて、身体に溜まったシンナーを抜かないといけない。
バイバイ、ペンキ屋さん。
色々なことを教えてくれてありがとう。