ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ソロライブ・レビュー~情熱の咆哮

2012-02-01 00:16:53 | Weblog
演奏が終わって、ステージに上がって来たハーツの照明担当のあいちゃんがこう言った。
「最後の曲、すごくいいすね!グッと来ちゃいました。メロがすごく良かったです!」
一緒にステージに上がって来た、いつも受付をやっているチョビーひげのチョビー君がこう言った。
「ホント、全部イイ曲ですよね」
ステージから降りて、PAのナガセちゃんに挨拶をした時、彼はこう言った。
「一曲目のジョシュアって曲、最高に良かったです。いい曲ですねぇ。」

ライブハウスのスタッフに褒められるというのは、実に嬉しいことだ。彼らは、音楽を聴くのが仕事でもある。音響をやりながら、照明をやりながら、毎日30曲以上の唄を聴いている。好きな音楽も嫌いな音楽も、上手な演奏も下手な演奏も、目が覚めるような唄も眠くなってしまいそうな唄も、分け隔てなく聴いている。いわば、音楽聴きマシーンだ。そんな彼らに褒められるっていうのは、とても嬉しい。

シングソロ・レアナイト。
レアナイトだけに、いつになく緊張した。なぜなら、普段歌わない曲ばかり演奏したから・・・。
一曲目は山下レミとの共作「ジョシュア」。二曲目はあい葵に提供した「メリーゴーランド」。いつかどこかで、また歌うやもしれないが、今のところ、この二曲は今回のライブで封印。これぞ、レアナイトスペシャル。
三曲目は、3.11の被災地の話を絡めて「Missing You」。大川小学校の話は、また後日ブログに書きたいと思ってる。
四曲目、僕も君もライオンだの話から「青いライオンが空を飛ぶ」。この唄が人生の拠り所になっています、と言ってくれる人が何人かいる。嬉しい限りだ。この唄は、そんな唄だ。
五曲目は、ステージでは二年振り二度目になる「IF」。この唄を待ち望んでくれている人がいるような気がしたので、セットリストに加えた。喜んでもらえて嬉しい。
本日の締めの曲に選ばれたのは、新曲の「空色」。新曲を最後に持って来るというのは、一種の冒険でもあるのだけれど・・・今回のライブにおいては、この曲に相応しいポジションはラストしかなかった。この曲でライブを終わらせたかった。2012年最初のステージ、これは序曲だ。うん・・・最高の序曲だ。そう・・・これが、僕の意気込みだ。描く未来は、いつだって空色だ。そうでしょ?

曲順も良かった。MCもことごとくハマった。そして稀に見るミスの無さ。前代未聞のミスの無さ。ミスが無かったことは、強調しておこう。そして、アコースティックならではの声の通り。これを最高と言わずして、何が最高か?・・・と言うのは、ちょっと言い過ぎ。でも良かった。非常に良かったよ。

それにしても、月曜日だっていうのに、たくさんの人が来てくれて良かった。与えられたノルマを悠々とクリアして、ハーツの人に感謝されたよ。
それにしても、少な過ぎやしなかったか?他のお客さん。シングを除く4アーティストで5人。・・・。5人って・・・。
実際、僕は急遽無理矢理ブッキングされたわけで・・・そりゃぁ感謝もされるよなぁ。

アーティストたるもの・・・一人でも多くの人に、自分の唄を聴いてもらいたいと想うのであります。そうでなければいけないというのが・・・持論です。そうでなければ歌う意味がないというのが・・・持論です。
そういう意味で、もっともっと、僕は頑張らなければならない。そう強く想う今日この頃なのであります。

そんなわけで・・・レビューはこんなものでいいでしょうか?

来てくれた人に、改めてどうもありがとう。平日のライブもいいもんだよね?
次は都内のライブハウスで、ソロライブをやりたいなぁ。
僕が僕で在れるのは、シングがシングで在れるのは、みんなのお陰に他ならない・・・これからも応援、よろしくね。