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ぶらりフォト日記

2005年開設以来あまり更新されていませんが、私の住んでいる地域や旅先の事を写真をまじえて紹介しようと思います。

岡部宿大旅籠柏屋

2012年07月15日 17時58分37秒 | わがまち発見
 旧東海道を京に向けて下るとき、宇津ノ谷峠を越えて辿り着くのが東海道53次の21番目の宿場町となっていた岡部宿です。岡部宿は東海道筋では小さい部類の宿場町で、宿場町全体に対する旅籠の割合が最も低かったとされています。その岡部宿を代表する旅籠となっていたのがこの「大旅籠柏屋(おおはたごかしばや)です。
 「大旅籠柏屋」は延べ床面積がちょうど100坪の建物で、過去2回火事に見舞われており、現在の建物は天保7年(1836年)に再建されたもので、1998年には国の登録有形文化財に指定されました。2000年には建物自体が歴史資料館となっています。江戸の面影を随所に残す趣のある建物なのですが、あいにく訪問したのが休館日である月曜日だったので、中に入ることができませんでした。ちょっと残念。入館料は大人300円、中学生以下は無料で、団体割引もあります。
 毎年2月から2か月間「岡部宿のひなまつり」がここで開催され、等身大の雛人形が飾られるそうです。この等身大の雛人形を作ったのが静岡ではちょっと名が知れた「顔よし、衣装よし、値段よし。よしが3つで好光」のCMで知られる好光人形店だそうです。また近くに静岡の地酒で有名な「初亀醸造」があります。ここのお酒は各種品評会で受賞しているそうです。私はお酒があまり飲めませんが、左党の方はたまらないでしょうねえ。


  県道208号線から



追記;年が明けて、2013年2月になってやっと大旅籠の中に入ることができました。かなり遅くなりましたが、中を紹介します。


  竃と井戸
  2階一の間(弥次さん、喜多さん)
  2階二の間(江戸時代の旅姿)
  駕籠
  左党興奮!初亀醸造

葉梨神社

2012年06月18日 12時20分37秒 | わがまち発見
 白藤の滝から遊歩道を兼ねた農道(山腹にはたくさんの蜜柑の木が植えられていました。)を約10分ほど歩くと、山の中腹(天王山、通称ミカン山と呼ばれています)に葉梨神社が見えてきます。
 葉梨神社は、スサノオノミコトとオトタチバナヒメノミコトを御祭神として祀られており、その創建は不詳ですが、728年に山麓にある安楽寺が建立された際に、その奥宮として祀られたと伝えられています。本殿脇には樹齢千年余りの楠の大樹があり、昭和30年の落雷により幹が倒れて根株のみになりましたが、今なお生き続け天王山のご神木として山々を守り続けているそうです。

  葉梨神社からの白藤の里を臨む

白藤の滝

2012年06月17日 22時42分26秒 | わがまち発見
 白藤の里から、約1㌔ほど山を登ったところに、七種類の滝が点在する名所があります。中でも高さ33メートルの高さから白いしぶきをたててある落下する「白藤の滝」は流石に迫力があり、特にこの時期は新緑の緑が岩肌に映え、とても美しい景感です。この日はかなり暑かったのですが、滝周辺ではひんやりとして森林浴をしているみたいでとても心地よかったです。このあたりは20年前まではほとんど知られてはいませんでした。その所為か案内板も分かりにくく、白藤の七滝と呼ばれていますが、七つ全部回るのは難しいかなと思います。ちなみに私は軽装でかつサンダル履きだったので白藤の滝で諦めました。
 白藤の滝では、藤の花の見頃であるゴールデンウィークに「白藤まつり」が開催されます。 
 
  七滝入口近く、一番最初の「行者の滝」
  白藤の滝の傍の「観音滝」

白藤の里

2012年06月16日 22時10分34秒 | わがまち発見
 白藤の里は、地産地消を推進した「新鮮・安心・安全」な農作物の販売や蕎麦打ちや味噌作りなどの加工体験を通して、都市の人と地元の人の交流の場として平成21年5月に藤枝市葉梨地区にオープンしました。
 ここでは毎年6月上旬にホタル祭りが開催されます。今年も6月1~3日まで開催されました。ちょうど小学校の運動会と重なり、私たちは3日の日曜日にホタルを見に行きました。ホタルは5月の下旬ころから飛んでいて、6月が見頃とか、九州の田舎に居たときは7月か8月くらいまで飛んでいたような記憶があるので、こんなに早く飛び回ってると聞いてちょっと吃驚しています。7時過ぎに明かりが消えて、白藤の里の前を流れる葉梨川に数多くのホタルが薄黄色の仄かな光を照らす姿は幻想的でした。写真も撮りましたが、デジカメの腕が悪いのでうまくは写りませんでした…。



 白藤の里の駐車場です。
 ランタンのような明かりが灯りました。
 白い光がホタルです。わかるかなあ?

蓮華寺池公園

2012年05月04日 23時09分48秒 | わがまち発見

 蓮華寺池公園は私の家から歩いて10分くらいのところにあります。「花・水・鳥」をテーマにしたこの公園、ランドマークである蓮華寺池はもともと江戸時代初期の1613年に近くの農民が灌漑用の溜め池として掘ったのが始まりだそうです。周囲約1.5㌔の湖畔の園路には春になると、桜や藤が見頃となります。特に4月中旬から5月のゴールデンウィークにかけて開催される「藤祭り」は有名で、毎年多くの観光客で賑わいます。藤枝市は藤の花を市の花としており、日本一の藤の里作りを推進しているそうです。

 園内には、ジャンボすべりだい、アスレティックコース、動物の形をした足こぎボートといった遊戯施設もあります。ジャンボすべりだいは子供たちに人気があって、休日には順番待ちが出来るくらいで、中には中高生と思しき子供も滑ったりしています。すべりだいは一番長いもので全長80㍍あり、ちょっとお尻は痛くなりますが、滑りながら蓮華寺池公園や藤枝市内を一望できます。その他、蓮華寺池公園にはちょっとしたコンサートが開催できる野外音楽堂、日本庭園、郷土博物館や文学館などがあり、文字通り藤枝市民の憩いの場になっています。



 ジャンボすべりだい(黄色いものです)
 足こぎボート
 園路の桜
 藤棚、散り際ですが紫が鮮やかです。


 


藤祭り

2011年05月04日 23時59分00秒 | わがまち発見
 私の住んでいる静岡県藤枝市は、日本一の藤の街を目指していて、毎年4月中旬から5月のゴールデンウィークにかけて、市内の蓮華寺池公園で「藤祭り」が開催されます。蓮華寺池公園は周囲約1.5キロの蓮華寺池を中心に東京ドーム6.2個分の広さがあり、藤の花が見頃となるゴールデンウィークには観光客でいっぱいになります。池の歩道に沿う形で延べ560メートルの藤棚があり、約30種類の藤を堪能できます。

藤枝大祭

2010年10月10日 23時19分00秒 | わがまち発見
 今月の1,2,3日に私の住んでいる静岡県藤枝市では、3年に一度行われる藤枝大祭というお祭りがありました。この大祭、江戸時代以来の伝統と歴史があるお祭りで、旧東海道藤枝宿の14の町から屋台が牽き出されます。屋台は昔、9mを超える高さのものだったようですが、明治以降の電線・電話線の敷設により現代の形に変わってしまいました。 藤枝大祭の見どころとしては、歌舞伎の演奏音楽である長唄、三味線、お囃子による地踊り披露するというところにあります。この形態は現在ではこの藤枝大祭だけだといわれています。屋台の曳き回し、大きな梃子棒を使った屋台の操作、特に交差点での回転はダイナミックで見応えがありました。また屋台を回転させる砲丸廻しという操作も同様にその躍動感に見ていて胸が熱くなりました。本日静岡のローカル局であるSBS静岡放送で、今年の藤枝大祭りの模様がオンエアされましたが、老若男女を問わず地域社会がこうした歴史と伝統の継承に打ち込む姿が、昨今言われ始めた「孤独死」や「地域社会崩壊」といった忌まわしいことを防ぎ、地域の交流や団結を再構築していくことになるのではないかと思います。

 飽波神社で祝詞
 砲丸廻し
 自宅近所で
 若衆たち
 屋台の上の長唄衆

弁天山の桜

2009年04月18日 23時29分00秒 | わがまち発見
 先週の日曜日、自宅の目の前にある弁天山に花見に行きました。福島市では信夫山とか花見山とか、かなり知られた桜の名所があります。私は出不精もありますが、近所とか会社とかでお誘いもないので、花見などはほとんど行きません。一昨年くらいに花見山に子供をつれて登りましたが、そのときは桜の季節を過ぎていたように思います。ただ今年は、ストレス解消のため子供2人を連れて弁天山に散歩をかねて登りました。  桜は福島市では先週の初めくらいから開花し、あっという間に満開になりました。弁天山の頂上は展望台になっていて桜並木がとても奇麗でした。娘はカメラマンよろしく、麓から頂上までの桜の写真を撮っていました。弁天山では、茣蓙を引いての宴会騒ぎのお花見客は皆無で、かなりの花見のスポットがありながら、茣蓙を引いての花見客は3件くらいで、そのうちの一つは女子高校の一団でした。何か市での規制があるかもしれませんが、物静かな花見はちょっと拍子抜けがしました。 

 私はこの5月で静岡に再び転勤、1年間は単身赴任になります。よく考えてみると、福島で見る桜はこれが最後だなと思うとちょっと悲しくなりました。

 山道の桜
 弁天山から福島市街

男沼、女沼

2007年11月03日 20時46分15秒 | わがまち発見
 先週、嫁のお母さんが神奈川県から遊びに来ました。観光がてらではありますが、今年小学校に入学した娘が元気にやっているか気になったみたいです。子供たちも久しぶりにおばあちゃんに会えて大喜びでした。
 今回、福島市の郊外にある土湯温泉街の山間部にある男沼(おぬま)女沼(めぬま)に行きました。この男沼・女沼は数千年前に山津波で出来たとされる高原の沼で、土湯温泉街から車で約10分くらいにあります。秋も深まり、そろそろ紅葉も見ごろを迎えます。私たちが行った時は、だんだんと木々が色付き始めていました。もう少し気温が下がれば、来週あたりが見頃かもしれません。
 紅葉のみならず、新緑や深緑の季節、特に5月上旬から下旬にかけては、この観光スポットの入口にあるつつじ山公園は一面がつつじで真っ赤に染まります。また女沼と男沼を結ぶ遊歩道にある仁田沼(にたぬま)、どちらかと言えば沼というより湿原ですが、は水芭蕉の群生地として知られています。
 女沼の緩やかな斜面を登ると‘思いの滝’が見えてきます。この‘思いの滝’、名前によらず、結構スケールの大きい滝で、会津落城の際、若武者と姫君との悲恋にまつわる伝説が残る滝だとか・・・。滝は二段になって落下し、周囲の緑の折り重なって大変きれいです。
 この季節、訪れるには最高ですが、ただ熊には注意が必要です。安心のために、鈴とかラジオなど音がするものを持っていけば無難だそうです。
 上の写真は男沼です。女沼と比べ、人影も少なく静かでした。
 
 遊歩道

花見山

2007年04月22日 23時58分00秒 | わがまち発見
 花見山は、福島市民なら誰でも知っている花見の名所で、花見のシーズンになると周辺の道路は、花見客で結構渋滞します。東北近県からのバスツアーもあり、他県からの観光客も多く訪れるようです。花見山周辺は、昔は養蚕が盛んであったが、昭和の初め頃より、養蚕の合間に花木の栽培を始めるようになりました。その後花材の需要が増すにつれ周囲の山々にも花木が増やしていくようになり、昭和34年に1件の農家が「きれいな花を皆さんに楽しんでもらいたい」という善意で、自らの土地を美しい花木が咲き誇る公園として、無料で開放しました。蝋梅・梅・山茱萸(さんしゅゆ)・連翹・染井吉野が咲く春の時期の眺めは素晴しく、写真家の秋山庄太郎氏をして「福島に桃源郷あり」と賞したほどです。 

 花見山は、自宅から歩いて20分ぐらいの距離にありますが、情けないことに福島に来てから一度も訪れていませんでした。私が勤務している会社は4月が決算という事もあり、4月のこの時期はいつも忙しいのです。だが先週で仕事の方も何とか一段落し、土日も思わず連休が取れることになり、そこで行ける時に福島の名所に行ってみようと思い、昨日の土曜日、子供たちを連れてちょっと遅れた花見に出かけることにしました。 昨日は、天候も曇り空で、雨が降り出す心配もあり、阿武隈川の臨時駐車場まで車で行き、そこから花見山入り口までバスで行くことにしました。バスに乗って約10分ほどで花見山の入り口に到着しました。バスの駐車場には、福島県だけではなく東北近県や栃木県のバスも来ていました。駐車場の周りにはテント村もできていて、漬物・豆腐・納豆・ソーセージ・ソフトクリームなどの福島県の物産を販売しており、一般の人や観光客で賑わっていました。ここから10分ぐらい歩いて花見山公園入り口まで行きます。途中にも染井吉野や連翹が咲いていて、花にはあまり興味のない自分でも美しい景観にいたく感動しました。 

 花見山公園は、見学コースが時間により30分、45分、60分と3種類あり、60分のコースで花見山を1週します。私たちは60分のコースを選び公園に入っていきました。散策路は狭く、また勾配がきつかったです。(入り口には杖を貸し出していた。)だが息子のほうはとても元気がよく、急勾配を難ともせずにまるで自分の庭の用に山道を駆け回っていました。息子を追いかけることに気持ちを取られたせいで、美しく花々が咲き誇る景観を十分に堪能することができませんでした。娘の方は逆に「疲れた、疲れた」といって負ぶってくれとせがんできます。最後は転んで擦り傷を作り、結局私が背負う羽目になりましたが…。花見山公園を散策する人の多くはカメラを持参し、美しい花々に出会う度に足を止め、その美しい姿を撮影していました。訪れる人は年配の方が多かったように思います。昨日は、やはり桜の多くは散り始めて、葉桜になっていました。しかし連翹(パンフレットで初めてその名前を知ったのだが…)が美しい黄色の花を咲かせていたの印象的でした。花見山の山頂には展望場があり、遠く吾妻連峰と福島市内を一望できました。60分のコースでしたが、ほとんど息子が駆けずり回ったせいか25分ぐらいで1周しました。美しい花々に足をとめて愛でる事はできませんでしたが、それでも淡いピンク、黄色の鮮やかな色のコントラストは目に焼きつきました。 散策が終わり、テント村でソーセージと納豆を夕食のおかずに買いました。子供たちは喉が渇いたと言うのでラムネを買いました。さすがに山を駆けずり回って疲れたのか、息子は帰りの車では鼾をかいて寝ていました。花見山は素晴しい景観の場所、今度はゆっくりと子供たち抜きで訪ねてみたいと思います。 

  
 花見山から福島市街を望む

阿武隈川

2005年06月20日 00時59分00秒 | わがまち発見
 福島に転勤になってから1月がたち、ようやく日日の生活も落ち着き、仕事の方もまだ慣れない面もありますが、なんとかやっていけそうです。 福島でも工場勤務ですが、静岡は比較的大きかったので、生産のみの仕事をやっておけばよかったのですが、福島では生産以外にも総務・経理や流通の仕事もあり、それを社員4名、パート従業員12名でやっていかなければなりません。特に水曜日と金曜日は製品、原料の荷卸があり朝7時までに出勤しなければならず、40代の自分にとっては肉体的に結構ハードです。まあ徐々に慣れてくるとは思いますが…。 気候に関しては、やはり東北なのか、6月でも朝晩は肌寒く、長袖のシャツが欠かせません。また山間部に近いのか天候が変りやすく、一日のうちでも晴れていても突然雨が降ることもあり、洗濯は大変と嫁が言っていました。 九州出身の自分にとっては北の街は何か浪漫を感じます。この街で頑張ってみようと思います。
 この写真は、自宅の近くの阿武隈川です。阿武隈川は、全長239㌔、那須山系を水源にし、福島県から宮城県を流れる東北地方では北上川に次ぐ長い川です。対岸は福島市の中心街、向かいの山は信夫山です。

今日からスタート

2005年02月12日 17時47分59秒 | わがまち発見
 はじめましてsilverchildと申します。
 今日より、gooプログにデビューします。私は静岡県の中部の御前崎あたりに住んでいます。このあたりをぶらぶらと散策しながら、気に入った風景を時代遅れのデジカメで撮影して日記にしようかなあと思います。お時間があればぶらりと立ち寄って下さい。
 
ちなみに今日は私の住んでいるところからの海をデジカメで撮影しました。(私はあんまり腕はよくないですね。)