ぶらりフォト日記

2005年開設以来あまり更新されていませんが、私の住んでいる地域や旅先の事を写真をまじえて紹介しようと思います。

夢の吊り橋

2010年10月24日 14時52分38秒 | ちょっとお出かけ
 先週の日曜日、販売時代の先輩が静岡に遊びに来ました。昨年静岡に来た昔の仲間は、部署が違っていて、また私が藤枝に引っ越したこともあり最近では疎遠になっていました。今回久々に会うことになり、寸又峡まで行って、温泉に浸かって帰ってきました。

 寸又峡は、静岡県中部、奥大井地方にある大井川支流の寸又川の全長16㌔に及ぶ峡谷です。中でもエメラルド・グリーンの湖面が綺麗な大間ダムに架かる「夢の吊り橋」は観光スポットとして有名です。長さ90㍍、高さ8㍍の「夢の吊り橋」、名称の由来は「夢に出そうな幻想的な橋」、「渡るのが怖くて夢に見そうな橋」という意味合いがあるそうです。一度に渡れる人は10人に制限されていますが、2,3人でも結構揺れ、足場である踏み板の幅は約40㌢しかないため、もし落ちたらと考えると足がすくみます。吊り橋の真ん中で若い女性が恋の願い事をすると、願いが叶うと言われているそうですが、怖くてそんな余裕はないでしょう…。

藤枝大祭

2010年10月10日 23時19分00秒 | わがまち発見
 今月の1,2,3日に私の住んでいる静岡県藤枝市では、3年に一度行われる藤枝大祭というお祭りがありました。この大祭、江戸時代以来の伝統と歴史があるお祭りで、旧東海道藤枝宿の14の町から屋台が牽き出されます。屋台は昔、9mを超える高さのものだったようですが、明治以降の電線・電話線の敷設により現代の形に変わってしまいました。 藤枝大祭の見どころとしては、歌舞伎の演奏音楽である長唄、三味線、お囃子による地踊り披露するというところにあります。この形態は現在ではこの藤枝大祭だけだといわれています。屋台の曳き回し、大きな梃子棒を使った屋台の操作、特に交差点での回転はダイナミックで見応えがありました。また屋台を回転させる砲丸廻しという操作も同様にその躍動感に見ていて胸が熱くなりました。本日静岡のローカル局であるSBS静岡放送で、今年の藤枝大祭りの模様がオンエアされましたが、老若男女を問わず地域社会がこうした歴史と伝統の継承に打ち込む姿が、昨今言われ始めた「孤独死」や「地域社会崩壊」といった忌まわしいことを防ぎ、地域の交流や団結を再構築していくことになるのではないかと思います。

 飽波神社で祝詞
 砲丸廻し
 自宅近所で
 若衆たち
 屋台の上の長唄衆