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最近読んだ本~仮住まい先に来てからの読書




  
あれだけ引っ越しで苦労したのにまだ増やすのか!?

父が癌で亡くなる前、痛み止めのモルヒネによるうわごとで、「片付けろ、、、片づけなさい、、、」とうめいていたのを忘れたんかい?????


という天の声が聞こえてきますが、仮住まい先に引っ越して来てからも、増殖中。

(あ、、、図書館から借りて読んだ本だってありましたよ、はい。全部読みたいものを買っているわけでは、ございません。)



さて、好きなSF小説は多々ありますが、かりに好きなSFトップ10を選ぶとしたら、さんざん迷っても、結局のところ、オールタイムベストなのが「星を継ぐもの」
こんなツイートを見てしまったらうっひょい!です。





というわけで、おそらく今年最後の読書はこれになるんじゃないかなー。20日発売ですからね、、年末は仕事で死んでるから、これ読むのがせいいっぱいでしょう。

火星の遺跡 (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社







さて、仮住まい先の千代子(仮名)の家に越してきたのが10月14日。それからの読書、備忘録がわりに。
個々にたっぷり感想書きたいのですが、まだ読む本がたまっているので、取り急ぎ。


YOU TUBEのバイリンガールちかさんの旅ログ本。
楽しませてもらったアメリカ横断の旅を本にまとめたもの。
映像で見るのも楽しかったですが、ホースシューベントね、あの写真にやられました、紙の本で欲しくなってしまって購入。

個人的には、そっかー、ドローンで撮影していたんだー、、、と。
いつも空撮とかってどうしてるんだろう?プロのカメラマンクルーがこういうたびだから加わったのかな?なんて不思議だったのですが、そっかー、ふむふむ。

人生で一度はやってみたいアメリカ横断の旅 バイリンガールちかの旅ログ
クリエーター情報なし
実業之日本社





眼で見て楽しむ旅ログのあとは、池澤夏樹さんののりものエッセイ。

いろいろなのりものに乗ってきた著者ですが、やはり南極旅行がいいなあと。そしてさまざまな乗り物に乗ってきた経験が、あの「氷山の南」の主人公の移動手段などの数々に結びついているのかと思うと、なんだかワクワクします。
のりものづくし (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論新社



つづいて池澤夏樹と聖書学の泰斗、秋吉輝雄との6回にわたる対論をまとめたもの。

ぼくたちが聖書について知りたかったこと (小学館文庫)
池澤 夏樹
小学館


宗教についていろいろ思うところはありますが、池澤さんの言う「信仰は魂に属するが、宗教は知識である」「若い時からずっと、僕は宗教に強い関心を持ってきたが、その関心はついに哲学の範囲にとどまって信仰に到達しなかった」という文章、これがもう気持ちをとても代弁してくれていて、そうそう、そうなんだよ!!!って絶叫してしまいました。


エミール・ギレリスが、ソ連時代に聖書を読めなくて、アメリカへ演奏旅行へ来た際、調律師の人に聖書をプレゼントしてもらって、涙を流していた話とか、とても感動したのですが、同時に「ああ、私にはそういう心の拠り所が無いんだな」となんだか悲しくなりもしました。


もちろん、ご先祖さまや古への敬意だとか、これは何かのめぐりあわせなのかもしれないなどの、どこからわくのかという深い感謝の意、死者を弔う気持ち、自分が絶対に裏切ってはいけない信念、心の拠り所、みたいなものはあります。
神聖な場所に行くと、荘厳さに心打たれたり、自分がなんだかすごく不浄だなあ、修行が足りていないなあ、、と反省する気持ちにもなります。
それでも、何かを信仰している、、、というものは無くて。
どちらかというと、神社仏閣や教会、モスク、その他の宗教施設などは、歴史的観点とか、文化的・建築学的な成り立ちとか、地形学とか、そこに集う人たちが何を考えて行動してきたのか、とか、そういうことえの関心のほうが大きいです。

で、不思議なのは、信仰心を持っている人たちが何か事件を起こすことね。
ちっちゃいコロニーでしか成り立たないような宗教っていうのは、ものすごく排他的で厳格すぎるところがあるじゃないですか。
それに対して、世界三大宗教じゃないけど、仏教もキリスト教もイスラム教も、多かれ少なかれ、おおらかなところというか、たくさんの人を抱え込んでくれてるじゃないですか。

なのになんで、テロとかになっちゃうんだろうなあ、、、てのがあって。

まあそんなんで、ちょっと、ここはそんなにわかっていない聖書のこと書かれているし、ということで手に取りました。
とても勉強になりましたが、それでもなんで信仰をしている人がテロやひどい事件を起こすのか、わからない。



お次は恩田陸。ミステリーランドシリーズで出ていたものが文庫化しました。2冊セットの作品です。
七月に流れる花 (講談社タイガ)
クリエーター情報なし
講談社


八月は冷たい城 (講談社タイガ)
クリエーター情報なし
講談社


みどりおとこのぴょんこぴょんこ、ちょっと見てみたい。あとは服装も気になります。




石持浅海さんが「いい人を書くのをやめて快感」、みたいなニュアンスの発言をされていたような気もしますが、この作品についてだったかどうだか。
崖の上で踊る
クリエーター情報なし
PHP研究所


最初の復讐第一弾、これはまあ、みんなの動機も行動原理もいちおう纏まりがあるんだけども、あとはもうめちゃくちゃ、みなさん自分勝手な論理、いや、感情で動いています。
それがもう淡々と、いつもの石持節全開、という感じです。
この本の冒頭部分での、復讐者集団の気持ちには割と共感できます。「凪の司祭」のほうは復讐のためにそこまですっか?みたいに共感性は皆無。
でもなー、お話としては「凪の司祭」のほうが面白い。だって、あれはアクションがあるからね、派手だし。
でも論理の展開とか、キャラクターがああだこうだと論戦はるのとか、タイトルとラストの雰囲気はこっちが素敵でした。




山口雅也さんが「デジタルリマスター」と称するキッド・ピストルズシリーズの改訂版。
買おうかやめようか凄く迷いました。
でも前回「生ける屍の死」だって、初出のほうが愛着があるんだもん、、、たとえ傷があるとしても、それがいいんだい!なんて言ってて、結局改訂版読んで大満足したんだから、それにわざわざまだ筆を入れるというのはちゃんと理由があるんだし。
というわけで、ポチっとな。
キッド・ピストルズの妄想: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)
クリエーター情報なし
光文社




キッド・ピストルズの冒瀆 パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)
クリエーター情報なし
光文社


2冊とも旧バージョンと読み比べをしたいのですが、元々のバージョンは家の建て替え中のため、すべて倉庫行き。
じゃあ図書館で借りよう、て思ったら、貸し出し中でした。
みんな考えることは一緒なんだね。。。。



西澤保彦、ポール・オースターかや?と思ったら、久しぶりのトンデモSF設定、来ました!
いんやー、中期も特殊な設定でのしばりの小説あったけれども、それはほんのりファンタジー、、物語への隠し味、みたいな設定のものが多かったと思います、いわば番人受けというか、広い読者向きというか。
今回はひっさしぶりにぶっとび設定でうっひょい!
幽霊たち
クリエーター情報なし
幻冬舎



柚木麻子が木嶋佳苗事件を少しモチーフにして描いた作品。
BUTTER
クリエーター情報なし
新潮社

ああ、、、カルピスバターやエシレバターを使った、ほんとに美味しい焼き菓子、、、御馳走ですよねー。
エシレのお店のお菓子、極上です、はい。
柚木作品はたいていのものは好きです(「ナイル・パーチの女子会」はあまり好きになれなかった)。
今回も女の人のやーなところ、えぐってくれ、みんなが見てみぬふり、おたがいさまと気づかないふり、考えようとしないで目を背けているところをぐいぐい見せつけてくれます。




続いてジョイス・キャロル・オーツ。生ける屍つながりで、、ではないですが、「あれ?新しいの出てるの?」とびっくりしました。
ジャック・オブ・スペード
クリエーター情報なし
河出書房新社


面白かった・・・ってか、やなやつ書くの上手いなあ。。。




大倉崇裕、久々の山岳モノ???と思いきや
琴乃木山荘の不思議事件簿
クリエーター情報なし
山と渓谷社

大倉さんの作品は、いきものがかりシリーズも、オチケンも、白戸も、福家も、問題物件も、、そう、全部好きなのですが、わたし、大倉さんに入ったきっかけは山岳ものなんですよねぇ。
だからそちらを期待してたんですが、、、、爽やかでした、はい。
これもシリーズ化するかな?でも同じ舞台でそうそう事件も起きないとおもうから、違う山へ舞台を移すかな。




滅びの園 (幽BOOKS)
クリエーター情報なし
KADOKAWA

和ものっぽい恒川さん、SF風味な恒川さん、スタープレイヤーな恒川さん、どの作品も面白いんですが、この滅びの園は、、、なんとなく私の中では眉村卓さんのようなにおいがして、これはこれでまた楽しめました。



100億人のヨリコさん
クリエーター情報なし
光文社

「パンツダケ」がなあー、ちょっとなー。
あ、面白いですよ。ほのぼのしたイラストに油断していると最後はけっこう過激です。



彼女の色に届くまで (角川ebook)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店

珍しくもちゃんと青春というか、恋物語になっていませんか、これ。




バルトーク音楽論選 (ちくま学芸文庫)
クリエーター情報なし
筑摩書房

これ、読みたかったんです、はい。
もうめちゃくちゃ面白かったー。
バルトークの講義を受けてみたかった。。。いや、言語は理解できないだろうけどさ。。。






インド倶楽部の謎 (講談社ノベルス)
クリエーター情報なし
講談社


久しぶりの国名シリーズ。野上さんが良かった!そして神戸に行きたくなりました、インドではなく。。。ああ、それから陳舜臣さんの著作もまた読みたい、、、倉庫か、陳さんも、、、ということで、図書館へまた行かないと!





昨日図書館へ行くついでに家の基礎をチェックしてきました。
が、しかし!
明日の家の据え付け工事、、雨の予報なので、延期です。
重機の手配、道路封鎖の関係で、2週間くらい伸びちゃう。
せっかく基礎工事終わっているのになあ。
残念!


千代子の家(仮名)から城北、というか大岩の中央図書館へ行くのは思ったよりすんなり。やっぱり西奈はやめておいてよかった、、あんこの家(仮名)の基礎を観に行けたからね。

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コーヒー乃川島 久々~



昨日の昼間の犬のお散歩は、流通通りを超えて東千代田、上土地区へ行ってみました。


お休みだったので、図書館へ行こうと思い、現在の仮住まい地区からだと、元の家の時に一番通っている大岩にある中央図書館も、仮住まいから近い西奈図書館も、まーまーの距離でして。
でも勤務先へ行くのに比べたら近いです。
(ちなみに通勤途中には御幸町図書館があるので、どこでも借りたり返したり)


で、西奈図書館は、、その図書館から取り寄せてもらった本屋CDはたくさんあるものの、行ったことが全くなくて。
どう考えても方向音痴のアタシがぶっつけ本番で行くのは、あぶないなあ、、などと考えながら、方向としては、東千代田を超えるんだよねー、瀬名川のほうだよなー、などと見ていたらば!

コーヒー乃川島を発見!やーん、懐かしい~~~~。いろんな意味で。

(その前に


豊月堂も見つけてしまったのだ。豊月堂の話はまた今度)


で、昨日は図書館やら建て直すほうの家の基礎工事の具合のチェックやらなんやらがあったんで、今日行ってきました!





コーヒー乃川島と言ったら、父母がやっていた喫茶店や居酒屋で豆を仕入れていましたし、それからバレエでは麻実子ちゃん、、私が通ったのは鷹匠店でしたから、前田バレエのすぐ近く!

中高生になって、コーヒーを飲むようになったけれどもそれはもっぱらインスタント。
それが静岡にきて、どういうわけか、両親がお店をやったりで、川島さんへおつかいへ行く機会が増えました。
あの当時、カルディもない、明治屋もない、成城石井もない、、そんな静岡では、川島さんとこにある、食材が本当に重宝で。。。(厳密にいえば、デパートには明治屋製品はありましたけれども)
わたし自身も娘盛り―な頃だったから、お菓子の材料を買ったり、輸入菓子や紅茶やら、健康食品とか、いろいろ買ったなあ。
妹のバレエの送り迎えとかでも、ちょーと寄ったりして。

お会計とか待っていると、本日のおすすめブレンド、みたいなのを飲ませてくれて、それが本当に美味しくて。。。あれでコーヒーの味に目覚めたのかもしれません。



その後、めぐりめぐって、ケーキ屋のリュバンで働くようになって松坂屋店にいた頃、店舗のお向かいがキーコーヒーだったんで、そちらとのお付き合いが続きました。
キーコーヒーで大好きな豆、モカマタリと出会ったんですよねぇ。私が求めていた豆はこれだー!って感じでした。
あ、川島さんとこにもモカマタリあったんだろうけども、その時は気づいていなかったのよね。お店で使っているのはだいたいカワシマブレンドだったから。


リュバンを辞めて、現職に就いたあとは、ほぼ静岡駅で働いているので(たまに地方駅へ行くこともあるが)、駅ビルに入っているカルディで購入するように。
しかもカルディの店長は、転職活動中、ちょっとだけバイトしたロイヤルホストの元同僚!嬉しい再会!ってことで、キーコーヒーさんにはあまり行かなくなってしまいました。


カルディ、今は駅ビルから出てしまい、私が通うのは新静岡セノバ店。(そこに知り合いも異動したし。)
ただ一つ難点は、モカマタリは常時なくて、取り寄せなんですね。だからモカマタリを予約して、その時はカナリオとか、モカブレンドとか、あとは気分で試したことない豆とか買って、ってかんじで、モカマタリと交互に買っているのでした。


さて、仮住まいに引っ越してきた現在、、、なんと近所に富屋珈琲があるんですわー!
順孔のケーキとコラボしているし、輸入食材やらも豊富だし、、、って、ええ、トミヤってなんですか?かもですが、まあ、静岡版のコメダといいますか、静岡の喫茶店でよく見る、「インディアン・トミー」の看板でおなじみ、あのトミヤです。

トミヤコーヒー、モカマタリ、常においてあるんですよ、ありがたい。
そして、キーコーヒーよりも、カルディよりも、リーズナブルなお値段。
100グラム540円ですよ。いつも200グラムで1800円弱払っているあれはなんだったんだい!てな感じです。
たまにはほかの豆も、と思いつつ、、、だいたい9~10日くらいでなくなるのかな、これまで4回とも、モカマタリ。






コーヒー豆を入れてくれる袋、中がコーティングされていて頑丈だし、上部はビニタイが仕込んであるので、、なにかに再利用できないか思案中。
庭いじりの苗づくりとか、、、あとはチビどもとの工作で使えないかな、、、ためてダンボーみたいになんか作れないものかしら?



てなわけで、仮住まい先に来てからは、カルディはとんとご無沙汰です・苦笑
お友だちが働いているから、また行かないと、、、次は福袋での利用かなあ?→カルディ2019年福袋のページ https://www.kaldi.co.jp/kaldinews/event/seasonal/2019fukubukuro.php


と言っても、お正月は仕事なので、初売りやクリアランスに命をかけている妹にいつも頼んでいます。
予約抽選やら引換券の必要のない、コーヒー豆セット。まずなくなることはないのでこれはありがたいです。やっぱり、モカマタリの入ったセットかなあ。ま、1700円の普通バージョンでもいいんですけどね。



さて、コーヒー乃川島にもどりますが、本日行ってまいりました。










やっぱりまともに買うとモカマタリ、こういうお値段なんだよね、、なんで富家珈琲は540円なんだろう。不思議だ。

モカマタリは一昨日買ったばかりなので、今日は本日のコーヒー、エクアドルグレートマウンテンにしました。
最初に入って、ほかのお菓子とか眺めていたときにテーブルに案内してもらって試飲させてくれて美味しかったし。
やっぱりね、違う味に挑戦しないとねー。


あられも買ったんだけど、母にあげたら隠されてしまったので行方不明。(ちゃんとしまっておかないと犬がいるからね・笑)

おせんべいは弟と妹用。

ポテチと栗マシュマロは弟夫妻用。

バンホーテンとコーヒー豆ときなこ大豆が私のモノ!
あ、ロッカーのお菓子もか、、特売だったから買いました。年末年始、休憩時間にへとへとぐったりで何も食べられないときに手軽にチャージできそうです。

店内は見ているだけで楽しい輸入菓子やら、あちこちの地方の銘品、、やっぱ、セレクトショップって、素敵!そしてクリスマス商品にうっとりしてきました、買わなかったけどね。

義妹のお誕生日は1月だから、いい紅茶をここで買おうかな~。






安曇野のお菓子はなつかしい、、、っていうノスタルジーでつい買ってしまったんですが、明日労働組合の仕事を、勤務の前にするので、スタッフさんにおやつとして差し入れしようかな、、と思います。



気持ちよさそうに寝ています。
昼間2時間も散歩行ったんだもん、そりゃ眠いわなー。

そろそろ夕方のお散歩に行ってきます。
今から行くと、、、帰りは真っ暗なので、キラキラ光るグッズは必須です!

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