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カッツ・ライク・ア・ナイフ
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レックレス 1984

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ブライアン・アダムス 1991年

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マールイ 1月12日 「ドン・キホーテ」 松本公演 感想①
時間はさかのぼりますが、レニングラード国立バレエ-ミハイロフスキー劇場-の「ドン・キホーテ」松本公演の感想です。
キャストはこちら
今更ですが、ワタクシはこのバレエ団のことをいまだにマールイと呼び続けていますが、、、
劇場側としては「マールイ」(小さい、という意味)と呼ばれることはどうなんでしょうねぇ。公式には、長くペテルブルク市民に愛着をこめて「マールイ」と呼ばれていたことは重々承知の上で、そのように呼ばれるのはもういやだー、みたいな声を聞いたようなこともありましたが。
(こんどダンサーに聞けたら聞いてみよう)
8日だったかな?バレエ仲間さんたちとお茶したときに
「もういいかげんレニングラード国立バレエって呼ぶのは止めたらいいんじゃないのかな、光藍社もさ」みたいなお話になりまして。
まあねえ。宣伝効果を考えると、慣れた名称を変えるのってリスキーではありますもんね。
来日30周年、という節目だった今回のツアーも終わったことだし、
「ミハイロフスキー劇場~レニングラード国立バレエ~」とか、逆にすればいいんじゃないですかね。
若しくは
「ミハイロフスキー劇場」(旧レニングラード国立バレエ)とか。
光藍社も「ロシアはなにがどう変わるかわからない」みたいなのもあって、踏み切れないというのもあるのかもしれませんが。
うちの母はミャンマーとビルマは違う国だと思っているし、
いまだにスリランカのことはセイロンって呼ぶし、結局は自分が好きなように相手を呼びますから。
わたしは、、、そうだなあ、秋篠宮ってのになれるのにけっこうかかりましたかね。
いまだにあの人たちは ひろのみや、あやのみや、のりのみや、って感じです。ははは。
板東三津五郎にもなれないなあ、八十助ってほうがピンとくるなあ。
(板東八十助は小さい時に「はちじゅっすけ」と読んで親戚に大笑いされたのが強烈な記憶です。あの時笑われたのはけっこう傷ついたもんだわよー。)
市川染五郎→松本幸四郎も最近ようやく慣れました。
はー、それを思うと吉右衛門さんは吉右衛門襲名後はずっと変わらなくて嬉しいわー。
吉右衛門さんが違う人になっちゃったら、なんかすごく寂しい!!!
こほ。
毎度のことですが話があちこち飛ぶカオス状態ですみません。
(なにしろ本人の頭の中がカオスだもんですから・笑)
まあこっちがなんと彼らを呼ぼうが、劇場の名前はミハイロフスキー劇場に変わってしまったし、
既に「マールイ・バレエ」などとあっちのバレエファンに愛されていた頃のダンサーとはだいぶメンバーが変わってしまったし、
その上いまだに日本の招聘元では「レニングラード国立バレエ~ミハイロフスキー劇場~」と銘打っているし、
一体全体どうなっちょるの???という具合なのではありますが。
それでもね、松本まで「ドン・キホーテ」を観に行ったのは、は「ゲスト無しのマールイ」を観たいがため、でした。
そのわたしが求めている「マールイ」というものは、もうとっくに無いのかもしれなくて、
単に自分がしがみついていたいだけの「失われた何か」なのかもしれないですし、
自分のほしいと思っていたもの全てが松本で得られたのかどうか、なんて、実は全然わからないのです。
(ゲストがいる日だって、充分「ああ、これがマールイなんだよなー」と思う公演はたくさんありますしね。)
そして、やっぱり。
松本まで観に行って、良かったと思っています。
とても幸せな時間を過ごせました。
松本のあの劇場で「マールイ」の公演を観るのは2回目でしがた、その2回ともいい思い出を作れたな、と思っています。(最初のは前々回のヤパーロワ&ヤフニュークの「眠りの森の美女」)バレエを観に行ってとても良かったです。
観た場所:1階8列目、ほぼセンター。
ホールの優先予約の案内が来ないまま一般発売となってしまい、(一般発売よりあとで来たよ、案内が。。。しかも優待価格で安くなってたし。。。なんじゃそりゃー。)ちょっと出遅れた感じで購入しました。
そのときは、、、選択枝として、ちょっと後ろ目、ってのもあったのですが、
東京のドン・キ2日間が15列目と17列目(でも2日目は幸運なことに最前列で観られたんですけどね・実のところ・笑)だったので、もちっと前で観ておきたいなー、
どうせ松本まで行くんだしなー、まあ、一か八かで、8列目にしちまおう!
と、段差はどうなのかよくわからないまま購入したのです。
ですが、行ってみたら、オケピットで6列目までつぶれていて、8列目=2列めですよ、という(笑)
ええと、わたしの前はわりと大柄な女性だったかのような記憶がありますが(舞台に夢中になっていたので、そこらへんはあやふや)、ちゃんと視界良好でしたよー。
開演前はオケの人と目が合いまくり、ってな感じで。
感想
・サンチョ・パンサはクズネツォフ。
トルマチョフと比べるとやっぱり若いな、と思ってしまいました。
そして可愛かったです~。キュートだったわ~。
ナターシャのキューピッドより、可愛かったかもしれません(!!!!)
この日の可愛い担当はクズネツォフだな、って思ってしまいました。
・ドルシネア姫は東京よりはスモーク少なかったので凝視したのですが、やはり誰なのかわかりませんでした。けっこう長く舞台をさまよっているので、知っている人が見たら、わかるのかも。ドルシネアだったり、ジプシーの野営地での人形芝居の人たちといい、そういう役を誰がやっているのか、知りたくなるのがなんつーか、マールイ、なんですよね。
いや、別にマールイではなくとも、自分が好きなバレエ団だったら、そういうところが、そういうところこそ、気になってしまいますよね♪
・などとやっていたので、マラトのドン・キホーテを観るのがおろそかに。
ドン・キホーテにサンチョパンサが帽子を被せたり、旅の準備をする件は、トルマチョフがやるお芝居よりもわりとあっさりめな演技だったように感じました。
・ペレンのキトリは、テリョーシキナを観てしまったあとだとね、ちょーっと分が悪いかもしれませんが(同じくらいすごいことをやってるんだけどもねぇ)、「街のかわいこちゃん」というよりは「街の別嬪さん!」って感じで踊りも良かったです。
意外と、、、意外と、彼女のキトリって、想像していたのより大人しいというか、
(いえ、脚をはじめとして、技術的には「強い!」んですけどもね)
物足りないというわけではなくって、そうだなあー、けっこう大らかだなー、って思いました。
「おきゃんで弾け飛んだ勝気なキトリ」でもなく「生徒会長!」なキトリでもなく、
「アタシの前に跪きなさい!」なゴージャスな姐御タイプでもなく、
「あらま~、なんて可愛らしいお嬢さんなのかしら~」って、つい思ってしまいましたよ。
やっていることはけっこう凄いんですが、それが「攻め」っていう雰囲気ではなくてですね、
(またまた書きますが、物足りない、もっと強いほうがいい、という意味ではないです、念のため)
さらりと爽やかにやってくれていたので、こう、イメージとしては青空をバックに強く伸びたひまわりの力強さだったり、大輪の真紅の薔薇のような強さだったりの、そういうイメージより、
NHKのにこにこぷん(お母さんといっしょ)に出てきたお花ちゃん(あらあら~こらこら~、それからどんどこしょ~♪って歌っていたお花ちゃんたち)みたいなね、
なんとも、キトリを例えるには、場違いなお花かもしれませんが、
でもまあ、そんな感じだったのよー。
ニキヤやリラを演じているときだったり、白鳥やオーロラのときとはまた違うような。
姫っぽかったというか。
ライモンダをやったときみたいだったというか。
なんか変な例えなので、誉めているようには見えないかもですが、いや、これはこれで可愛くってですね、いいな、と思ったんですよぅ。
夢の場のあの白と黄色の衣装はどうかなあ、、とは思いましたが。
あれ単体で観たら別におかしくないですけどもね。
ドリアードたちのチュチュとあまりにもシルエットが違いすぎちゃって、なんとも不可思議。
まあ、あの場面の女王は「森の女王」というのがいますから、みんなとかけ離れた衣装でも別に構いませんけども。。。。
でも嬉しかったのは、3幕の衣装が白だったこと!
ありがとうペレン!!!!
あたしゃ、ガラはいいですが、全幕ではあそこは絶対に白じゃなくちゃいやー!!!!!
というこだわりがあるので(若しくは白or黒&ゴールド)白い衣装で出て来てくれたときにはうれしさのあまり飛び上がりそうになりましたよ!
それから、プハチョフが、、プハチョフ、全体的には良かったんですけども、
プハチョフ比では必ずしも120%ではなかったんですね。
なーんだろ、ペレンとは合うのか合わないのか、よくわかんなくなっちゃったよ、、、みたいな場面が何回かあって、「え????最近一緒に踊るのが少ないとこうなっちゃうわけ?」と不安になっていたのです。
そういうプハチョフに対して、ペレンはマイペースに舞台を引っ張って行ってくれてですね、
すごいな、って思いました。
グラン・パ・ド・ドゥでも盛り上げよう、ということからか、ポワントで長くバランスをとってくれたりしましたし、グラン・フェッテはテリョーシキナ同様、最後までシングルシングルダブル
を繰り返し、扇も上に上げたり胸の前で広げたり、自在でした。
・プハチョフのバジルはガラ以外では初めてです。
例の進化した鬘でオトコマエでかっちょいいバジル、、、のはずだったんですけども。
わたしの予想では、コンラッドみたいに「兄貴!!!」なバジルだったんですけども。
いやもー、なんていうか、お茶目でした、あはは。
騎兵隊のピエールのほうがよっぽど可愛らしい衣装だと思うのですが、
(あ、プハチョフは生脚のルジマトフとは違って、膝下は白タイツでした)
バジルが可愛く見えてしまいましたよ。
1幕ではすべりかけたのを上手くごまかしたのですが、その後、ほんとに滑ってしまって転びはしませんでしたが、お手つき。(コミカルな場面でよかった。)
見かけや演技はお茶目でユーモラスだったんですが、
踊りだったり、なにげない腕の動きなんかは、コンラッドみたいに豪快で兄貴!!な雰囲気がチラチラ。
これくらい大きく動いてくれると観ているほうは嬉しいです。
ドン・キホーテやガマーシュからキトリを奪う(まさに奪う感じなのです)仕草とか、
乱暴じゃないんですけども、力強くて、大きくて、わかりやすくていいなあ、と。
お芝居も楽しかったです。
観客へのアピールも上手。
2幕の酒場で、エスパーダがメルセデスを見つめたまま固まっちゃっているところ、
エスパーダの手からビアマグをとって、「やれやれ、フォーリンラヴですか?」みたいに肩をすくめてみせるところとか、狂言自殺でマントをゆっくり敷いて客席に投げキッスをしてから倒れるところとか、随所で笑いをとっていました。
ペレンとのパ・ド・ドゥでは1幕のコーダでの片手リフトでは拍手も沸き起こっていましたし、
決して悪くはなかったのですが、時々「かみ合ってない?」だったり、3幕のグラン・パ・ド・ドゥではリフトでバランス崩したけれどもそのまま持ち上げちゃったよ、みたいな無理矢理なのもあったりで、3幕はもしかしたらやや、失速気味だったのかもしれません。
うーん、どうしちゃったんでしょうねぇ。不調には見えませんでしたけどもね。
でも全体的にはとても素敵なバジルでしたので、次もまた観たいです。
ステパノワとかと観られたら、最高ですが、ペレンともきちっと決めてほしいかな。
・闘牛士さんたち
東京2回でコツを掴んだのが、さらにバージョンアップしていたのと、
それからちょっとリラックス、もしていたかもしれません。
ええっとね、ニキータもマスロボエフも踊りのテンションも、小芝居におけるいい意味での遊びも、思い切りがよくってはじけていてgooでした。
ほかの闘牛士さんたちもテンション上がっていました。
が、なんていうのかな、これがマールイというか、なんつーか(苦笑)、
そこが好きですのでいいんですけどもね、
みなさん明るく楽しそうでねぇ。
東京でのモロゾフ、ミーシャを先頭にしての気合の入った大迫力集団、、、というのよりも、
観客と舞台を楽しもう、っていう雰囲気のほうが大きかったかな。
そう感じたのは、エスパーダ役のシヴァコフが凄い気合入りまくりだったせいかもしれません。
・エスパーダ
定評のあるオレサマなシヴァコフのエスパーダ。
観る側も「シヴァのエスパーダ」への思い入れもありますし、
ご本人も嫌いではないはずの自分の大切な持ち役を踊ることへの意気込みもあったかと思います。
出てきた瞬間から、「わー、シヴァコフ、凄。。。。」と思いました。
気合入り込みで俺サマMAXでした。
そういうのが、他の「今日はとことん楽しもう」「今日はこういうことをやってみよう」「今日は俺たちで盛り上げよう」というテンションの他の闘牛士さんたちとは違う緊張感とでもいましょうか。
それがいい具合にミックスされていて、観ている側としてはなかなか美味しかったというか、
ビシバシ気合の伝わってくるシヴァコフを観るべきか、エンターテイメントに徹しているかのような闘牛士さんたちを観るべきか、ちょっと迷ってしまう贅沢な悩みにかられ、大変なひと時でした。
キャストはこちら
今更ですが、ワタクシはこのバレエ団のことをいまだにマールイと呼び続けていますが、、、
劇場側としては「マールイ」(小さい、という意味)と呼ばれることはどうなんでしょうねぇ。公式には、長くペテルブルク市民に愛着をこめて「マールイ」と呼ばれていたことは重々承知の上で、そのように呼ばれるのはもういやだー、みたいな声を聞いたようなこともありましたが。
(こんどダンサーに聞けたら聞いてみよう)
8日だったかな?バレエ仲間さんたちとお茶したときに
「もういいかげんレニングラード国立バレエって呼ぶのは止めたらいいんじゃないのかな、光藍社もさ」みたいなお話になりまして。
まあねえ。宣伝効果を考えると、慣れた名称を変えるのってリスキーではありますもんね。
来日30周年、という節目だった今回のツアーも終わったことだし、
「ミハイロフスキー劇場~レニングラード国立バレエ~」とか、逆にすればいいんじゃないですかね。
若しくは
「ミハイロフスキー劇場」(旧レニングラード国立バレエ)とか。
光藍社も「ロシアはなにがどう変わるかわからない」みたいなのもあって、踏み切れないというのもあるのかもしれませんが。
うちの母はミャンマーとビルマは違う国だと思っているし、
いまだにスリランカのことはセイロンって呼ぶし、結局は自分が好きなように相手を呼びますから。
わたしは、、、そうだなあ、秋篠宮ってのになれるのにけっこうかかりましたかね。
いまだにあの人たちは ひろのみや、あやのみや、のりのみや、って感じです。ははは。
板東三津五郎にもなれないなあ、八十助ってほうがピンとくるなあ。
(板東八十助は小さい時に「はちじゅっすけ」と読んで親戚に大笑いされたのが強烈な記憶です。あの時笑われたのはけっこう傷ついたもんだわよー。)
市川染五郎→松本幸四郎も最近ようやく慣れました。
はー、それを思うと吉右衛門さんは吉右衛門襲名後はずっと変わらなくて嬉しいわー。
吉右衛門さんが違う人になっちゃったら、なんかすごく寂しい!!!
こほ。
毎度のことですが話があちこち飛ぶカオス状態ですみません。
(なにしろ本人の頭の中がカオスだもんですから・笑)
まあこっちがなんと彼らを呼ぼうが、劇場の名前はミハイロフスキー劇場に変わってしまったし、
既に「マールイ・バレエ」などとあっちのバレエファンに愛されていた頃のダンサーとはだいぶメンバーが変わってしまったし、
その上いまだに日本の招聘元では「レニングラード国立バレエ~ミハイロフスキー劇場~」と銘打っているし、
一体全体どうなっちょるの???という具合なのではありますが。
それでもね、松本まで「ドン・キホーテ」を観に行ったのは、は「ゲスト無しのマールイ」を観たいがため、でした。
そのわたしが求めている「マールイ」というものは、もうとっくに無いのかもしれなくて、
単に自分がしがみついていたいだけの「失われた何か」なのかもしれないですし、
自分のほしいと思っていたもの全てが松本で得られたのかどうか、なんて、実は全然わからないのです。
(ゲストがいる日だって、充分「ああ、これがマールイなんだよなー」と思う公演はたくさんありますしね。)
そして、やっぱり。
松本まで観に行って、良かったと思っています。
とても幸せな時間を過ごせました。
松本のあの劇場で「マールイ」の公演を観るのは2回目でしがた、その2回ともいい思い出を作れたな、と思っています。(最初のは前々回のヤパーロワ&ヤフニュークの「眠りの森の美女」)バレエを観に行ってとても良かったです。
観た場所:1階8列目、ほぼセンター。
ホールの優先予約の案内が来ないまま一般発売となってしまい、(一般発売よりあとで来たよ、案内が。。。しかも優待価格で安くなってたし。。。なんじゃそりゃー。)ちょっと出遅れた感じで購入しました。
そのときは、、、選択枝として、ちょっと後ろ目、ってのもあったのですが、
東京のドン・キ2日間が15列目と17列目(でも2日目は幸運なことに最前列で観られたんですけどね・実のところ・笑)だったので、もちっと前で観ておきたいなー、
どうせ松本まで行くんだしなー、まあ、一か八かで、8列目にしちまおう!
と、段差はどうなのかよくわからないまま購入したのです。
ですが、行ってみたら、オケピットで6列目までつぶれていて、8列目=2列めですよ、という(笑)
ええと、わたしの前はわりと大柄な女性だったかのような記憶がありますが(舞台に夢中になっていたので、そこらへんはあやふや)、ちゃんと視界良好でしたよー。
開演前はオケの人と目が合いまくり、ってな感じで。
感想
・サンチョ・パンサはクズネツォフ。
トルマチョフと比べるとやっぱり若いな、と思ってしまいました。
そして可愛かったです~。キュートだったわ~。
ナターシャのキューピッドより、可愛かったかもしれません(!!!!)
この日の可愛い担当はクズネツォフだな、って思ってしまいました。
・ドルシネア姫は東京よりはスモーク少なかったので凝視したのですが、やはり誰なのかわかりませんでした。けっこう長く舞台をさまよっているので、知っている人が見たら、わかるのかも。ドルシネアだったり、ジプシーの野営地での人形芝居の人たちといい、そういう役を誰がやっているのか、知りたくなるのがなんつーか、マールイ、なんですよね。
いや、別にマールイではなくとも、自分が好きなバレエ団だったら、そういうところが、そういうところこそ、気になってしまいますよね♪
・などとやっていたので、マラトのドン・キホーテを観るのがおろそかに。
ドン・キホーテにサンチョパンサが帽子を被せたり、旅の準備をする件は、トルマチョフがやるお芝居よりもわりとあっさりめな演技だったように感じました。
・ペレンのキトリは、テリョーシキナを観てしまったあとだとね、ちょーっと分が悪いかもしれませんが(同じくらいすごいことをやってるんだけどもねぇ)、「街のかわいこちゃん」というよりは「街の別嬪さん!」って感じで踊りも良かったです。
意外と、、、意外と、彼女のキトリって、想像していたのより大人しいというか、
(いえ、脚をはじめとして、技術的には「強い!」んですけどもね)
物足りないというわけではなくって、そうだなあー、けっこう大らかだなー、って思いました。
「おきゃんで弾け飛んだ勝気なキトリ」でもなく「生徒会長!」なキトリでもなく、
「アタシの前に跪きなさい!」なゴージャスな姐御タイプでもなく、
「あらま~、なんて可愛らしいお嬢さんなのかしら~」って、つい思ってしまいましたよ。
やっていることはけっこう凄いんですが、それが「攻め」っていう雰囲気ではなくてですね、
(またまた書きますが、物足りない、もっと強いほうがいい、という意味ではないです、念のため)
さらりと爽やかにやってくれていたので、こう、イメージとしては青空をバックに強く伸びたひまわりの力強さだったり、大輪の真紅の薔薇のような強さだったりの、そういうイメージより、
NHKのにこにこぷん(お母さんといっしょ)に出てきたお花ちゃん(あらあら~こらこら~、それからどんどこしょ~♪って歌っていたお花ちゃんたち)みたいなね、
なんとも、キトリを例えるには、場違いなお花かもしれませんが、
でもまあ、そんな感じだったのよー。
ニキヤやリラを演じているときだったり、白鳥やオーロラのときとはまた違うような。
姫っぽかったというか。
ライモンダをやったときみたいだったというか。
なんか変な例えなので、誉めているようには見えないかもですが、いや、これはこれで可愛くってですね、いいな、と思ったんですよぅ。
夢の場のあの白と黄色の衣装はどうかなあ、、とは思いましたが。
あれ単体で観たら別におかしくないですけどもね。
ドリアードたちのチュチュとあまりにもシルエットが違いすぎちゃって、なんとも不可思議。
まあ、あの場面の女王は「森の女王」というのがいますから、みんなとかけ離れた衣装でも別に構いませんけども。。。。
でも嬉しかったのは、3幕の衣装が白だったこと!
ありがとうペレン!!!!
あたしゃ、ガラはいいですが、全幕ではあそこは絶対に白じゃなくちゃいやー!!!!!
というこだわりがあるので(若しくは白or黒&ゴールド)白い衣装で出て来てくれたときにはうれしさのあまり飛び上がりそうになりましたよ!
それから、プハチョフが、、プハチョフ、全体的には良かったんですけども、
プハチョフ比では必ずしも120%ではなかったんですね。
なーんだろ、ペレンとは合うのか合わないのか、よくわかんなくなっちゃったよ、、、みたいな場面が何回かあって、「え????最近一緒に踊るのが少ないとこうなっちゃうわけ?」と不安になっていたのです。
そういうプハチョフに対して、ペレンはマイペースに舞台を引っ張って行ってくれてですね、
すごいな、って思いました。
グラン・パ・ド・ドゥでも盛り上げよう、ということからか、ポワントで長くバランスをとってくれたりしましたし、グラン・フェッテはテリョーシキナ同様、最後までシングルシングルダブル
を繰り返し、扇も上に上げたり胸の前で広げたり、自在でした。
・プハチョフのバジルはガラ以外では初めてです。
例の進化した鬘でオトコマエでかっちょいいバジル、、、のはずだったんですけども。
わたしの予想では、コンラッドみたいに「兄貴!!!」なバジルだったんですけども。
いやもー、なんていうか、お茶目でした、あはは。
騎兵隊のピエールのほうがよっぽど可愛らしい衣装だと思うのですが、
(あ、プハチョフは生脚のルジマトフとは違って、膝下は白タイツでした)
バジルが可愛く見えてしまいましたよ。
1幕ではすべりかけたのを上手くごまかしたのですが、その後、ほんとに滑ってしまって転びはしませんでしたが、お手つき。(コミカルな場面でよかった。)
見かけや演技はお茶目でユーモラスだったんですが、
踊りだったり、なにげない腕の動きなんかは、コンラッドみたいに豪快で兄貴!!な雰囲気がチラチラ。
これくらい大きく動いてくれると観ているほうは嬉しいです。
ドン・キホーテやガマーシュからキトリを奪う(まさに奪う感じなのです)仕草とか、
乱暴じゃないんですけども、力強くて、大きくて、わかりやすくていいなあ、と。
お芝居も楽しかったです。
観客へのアピールも上手。
2幕の酒場で、エスパーダがメルセデスを見つめたまま固まっちゃっているところ、
エスパーダの手からビアマグをとって、「やれやれ、フォーリンラヴですか?」みたいに肩をすくめてみせるところとか、狂言自殺でマントをゆっくり敷いて客席に投げキッスをしてから倒れるところとか、随所で笑いをとっていました。
ペレンとのパ・ド・ドゥでは1幕のコーダでの片手リフトでは拍手も沸き起こっていましたし、
決して悪くはなかったのですが、時々「かみ合ってない?」だったり、3幕のグラン・パ・ド・ドゥではリフトでバランス崩したけれどもそのまま持ち上げちゃったよ、みたいな無理矢理なのもあったりで、3幕はもしかしたらやや、失速気味だったのかもしれません。
うーん、どうしちゃったんでしょうねぇ。不調には見えませんでしたけどもね。
でも全体的にはとても素敵なバジルでしたので、次もまた観たいです。
ステパノワとかと観られたら、最高ですが、ペレンともきちっと決めてほしいかな。
・闘牛士さんたち
東京2回でコツを掴んだのが、さらにバージョンアップしていたのと、
それからちょっとリラックス、もしていたかもしれません。
ええっとね、ニキータもマスロボエフも踊りのテンションも、小芝居におけるいい意味での遊びも、思い切りがよくってはじけていてgooでした。
ほかの闘牛士さんたちもテンション上がっていました。
が、なんていうのかな、これがマールイというか、なんつーか(苦笑)、
そこが好きですのでいいんですけどもね、
みなさん明るく楽しそうでねぇ。
東京でのモロゾフ、ミーシャを先頭にしての気合の入った大迫力集団、、、というのよりも、
観客と舞台を楽しもう、っていう雰囲気のほうが大きかったかな。
そう感じたのは、エスパーダ役のシヴァコフが凄い気合入りまくりだったせいかもしれません。
・エスパーダ
定評のあるオレサマなシヴァコフのエスパーダ。
観る側も「シヴァのエスパーダ」への思い入れもありますし、
ご本人も嫌いではないはずの自分の大切な持ち役を踊ることへの意気込みもあったかと思います。
出てきた瞬間から、「わー、シヴァコフ、凄。。。。」と思いました。
気合入り込みで俺サマMAXでした。
そういうのが、他の「今日はとことん楽しもう」「今日はこういうことをやってみよう」「今日は俺たちで盛り上げよう」というテンションの他の闘牛士さんたちとは違う緊張感とでもいましょうか。
それがいい具合にミックスされていて、観ている側としてはなかなか美味しかったというか、
ビシバシ気合の伝わってくるシヴァコフを観るべきか、エンターテイメントに徹しているかのような闘牛士さんたちを観るべきか、ちょっと迷ってしまう贅沢な悩みにかられ、大変なひと時でした。
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