北のカナリアたちと悪の教典

先週は1週間のうちに真逆な映画を2本観てしまいました。

まずは「北のカナリアたち」ですが、これはもちろん仲村トオルさん狙いです。
平日で、レディスデーではなかったのですが、けっこう盛況でした。
やはり吉永小百合さんだからでしょうか。20年前と現在と時代が飛ぶのですが
それを髪の長さの違いだけで演じた吉永さんはさすがだと思いました。
で、お目当てのトオルさん、出番は少ないですが物語の重要な
役どころを演じて印象深い役柄でした。
また、生徒役の子役から現代を演じる俳優さんたちも役者ぞろいのため
結構引き込まれる感じで、最後は感動するストーリーでよかったです。

そして、「悪の経典」は……観なければよかったかなとちょっと後悔しています。
原作はよかったんですが、あまり映像で見るものではないですね。
主役を演じる伊藤英明さんの狂気の部分はなぜそうなったのかという過程が
感じられず、なんだかゲームの世界みたいでした。2時間ではおさまりきらなかった
感じでした。