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相続登記の必要書類

2007年04月02日 | 登記
本日、いただいたご相談です。

Q 父が亡くなったので、父名義の不動産の名義を変えたいのですが・・・

A この場合、相続による所有権移転の登記を申請します。

● 誰がその不動産を承継するかといいますと、

1 遺言があれば、それに従います。

2 遺言がなければ、相続人間で遺産分割協議をします。

3 遺言がなく、協議もしないときは、民法に定められているとおりの割合(=法定相続分)で承継します。

● 必要書類(3の法定相続の場合)

(1)戸籍謄抄本

  次のことがわかるものが必要です。
  ① 登記簿に記載された人物に相続があったこと
  ② 登記簿に記載された人物と戸籍上の人物とが同一人であること。
     → 戸籍には本籍が載っていますが、住所は載っていません。
        戸籍と登記簿謄本で名前が一致していても、住所が確認
        できないので同一人物と判断できないのです。
        だから、住民票の写しが必要になります。
  ③ 相続人が特定できること
 

(2)住民票の写し

  (1)②とは別に、その不動産を相続する人の住所を証明するものが必要になります。
   とくに有効期限はありません。

(3)不動産の評価証明書

  登録免許税(登記する現時点の不動産価格の4/1000)の計算のために使います。

(4)委任状

  司法書士に登記申請を委任する場合には、委任状が必要です。




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