GEGLに任せていいですか？

色々気になる将来のGIMPですが、心配している再描画についてこんなコメントがありました。Undoが遅くなりそうなのが気になってましたが、
「Undoもキャッシュで速くするから俺に任せろ。」
ってことみたいです。

本当に大丈夫？
メモリ管理とかアンドゥ管理とか難しいってKritaの開発チームの人も言ってますよ？
（関係ないですがKritaの開発者が、「GEGLの開発者がいろいろ言ってくるので、ときどき煩わしい」って言っているのに笑っちゃいました。)

いずれにしても、GEGLは非破壊編集で統一しないとうまくUndo出来ない仕組みになっているので、将来的には全部illustratorっぽい構造になりそうです。最近はJavaなんかでも同じ方向性を目指しているみたいですね。

...とりあえずお任せすることにして、気になるのは混色ができるかどうかです。今の混色は、画面の下の色とブラシの色を毎回混ぜるようにしています。やり方としては、ブラシの履歴データに別々の色を指定できるようにするか、GEGLのオペレーションとしてプラグインをつくるかのどちらかです。最初の方が簡単です。後の方がかなり面倒な方法です。

でも、最初の方法だとあとから座標をいじると混色したように見えないので、
GIMPの開発者だったら、後の方で実現するように言う気がします。

うーん、これまた大変です。

それにしても、海外の人のプログラムの設計はよく考えられてます。速度、メンテナンスのしやすさ、他の人が読んだときのわかりやすさと拡張しやすさとか、本当にいろいろ考えられています。日本人でこんなによく考えられたものを作れる人はいないんだろーなぁ。