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【想像】大ヒット上映中の映画 ゴジラ-1.0 はどんな感じ?【以上】

2023-11-16 09:05:51 | 映画

 

【ネタバレなし感想】

 

話題の映画、ゴジラ-1.0を観てきました。

映像と音の迫力が想像以上の半端ない作品

だったので今回IMAXシアターに行ってきた

のは正解でした。

最後の最後まで驚きと恐怖と興奮が覚めず

上映後すぐに椅子から立てませんでした。

というか劇中のある場面ではいい匂いがすると

いう噂の都市伝説がある?4DXの劇場にも行き

今度は水飛沫とシートの動きプラス、嗅覚でも

体験してこようかとすら思ってたり。

 

ゴジラ映画はあの庵野監督のシン・ゴジラ以来

二度目ですが、個人的には今回の映画の方が

気に入りました。シンゴジは3.11の原子力災害

のメタファーになっていたという部分が効いて

いて感じいった部分もあったのですが、最終決戦

の時の映像に明らかにミニチュアと丸分かりのが

あったりして良い味も醸し出してはいましたが

でもやはりちょっとチープに感じて興醒めを

してしまった部分も。

 

今回のゴジラ-1.0は映像的に説得力に欠ける

チープな感じなのは殆どなく、ハリウッド映画に

比べて1/10ぐらい?と思われるぐらいの制作費で

あのVFXレベルは逆に凄いんじゃないかと。

 

既に見た人達から人間ドラマ部分が演出過多

とか脚本がご都合主義すぎ、という話も聞いて

いたのですが、主役の神木さんの熱演と前作と

比べシンプルな筋立てのお話に引き込まれて

いたのもあり、そんなに気になりませんでした。

でも、もう少しアラが目立たないよう上手く

処理して欲しかった感もなきにしもあらず。

ただ全年齢対象のエンタメ作品な以上、物語

の分かりやすさや盛り上げ、カタルシスとの

引き換えに多少そういうのがあるのは仕方

ないのかもしれません。

 

あの「トップガンマーヴェリック」でも何故か

敵のミサイルランチャーが峡谷の上にあって

レーダーも峡谷内はスルー、というまるでTV

ゲームのエスコンみたいな設定になってました

が、そりゃあゲームでも映画でもその方が俄然

面白くなるんだから仕方ありません。

 

今回、山崎貴監督は自分の撮りたい映像から

逆算し、ゴジラ-1.0の物語を太平洋戦争末期から

敗戦直後に設定したと語ってましたが、それも

とても良くハマったようで某試作戦闘機とかが

素晴らしい映像で見れたのは良かったです。

あとまだ自衛隊どころか警察予備隊すらない

時代な上に、米軍も今回の騒動には関わらない

というのも物語上の上手い制約になって良い塩梅

になってました。おかげで武力が殆ど皆無な状態

でどうやって災厄の塊の怪獣ゴジラを倒すのか

というのが、物語の強烈な吸引力となって

最後まで引き込まれました。

 

物語の結末も序盤から積み上げ溜めてきたものを

一気に解放し昇華するという意味でこれしかない

という感じだったでしょうか。

ただ一番大事なところでハリウッド映画だったら

絶対やる鉄板の演出、入れるであろうカットを何故

入れなかったのかと。個人的にはそこがモヤっとした

感じも。でももしかして演出できなかったのではなく

狙ってしなかったのならそれは(ネタバレになるので

以下略)

 

そういえば山崎監督の過去作の「アルキメデス

の大戦」も結構好きな映画だし、このジャンルは

山崎監督と何かと相性も良さげなので、今後も

またWW2に関わる映画に携わって良い作品を

作り続けて欲しいです。

あとまだ上映が始まったばかりではありますが

家でもゴジラ-1.0をど迫力で観たいので、出来る

だけ早く4K UHDのソフト化をお願いしたいです。



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