肘に優しいラケットを探す旅、第4回 ウィルソン プロスタッフRF97 後編
現在ブレード製法のラケットの良さにハマり、色々と試してます。
今回も前回に引き続きプロスタッフRF97です。
ガットはシグナムプロのマイクロナイト1.32が張ってあります。
改めて計ってみると373g。
不思議な事にラケットを持ってみると373gもあるとは思えない感じです。
振ってみてもトップライトのバランスのせいか、ほとんど負担は感じません。
先日使っていたヨネックスのVコアプロ97HGの方が持った瞬間にズッシリとした
重量感がありましたし、重さで遅れないように少しコンパクトに準備をする意識を
持って打っていたぐらいでした。
そんなバランスの良い感じのプロスタRF97をショートラリー、ラリー、ダブルス
という流れで使ってみました。
使ってみた感想はトップライトバランスのため操作性が良いのでボレーがとても楽で
ボールも飛びすぎてしまう事もなく、ほぼイメージ通りに打てる感じでした。
個人的には操作性が良いおかげで、サービスリターンがいつもより楽でした。
余裕があったので威力のあるサーブに対しても、いつもより深いところを狙って
リターンをしやすかったのはラケットとの一体感を得やすく微妙な調整がしやすい
ブレード製法のおかげもあったかもしれません。
昔、最初にRF97出た時に使った時は、今回よりもっとフレームの硬さを感じた
のですが、今回改めてRF97を使ってみたら以前の時ほど硬さを感じる事もなく
快適に打てました。
前回のプリンス、ディアブロXP同様に自分と相性が良かったようです。
ブレード製法のラケットに柔らかいマルチのストリングを張って打つのは
硬いラケットにポリを張って使うより、肘に負担が少ない上に爽快感まで
あって楽しいので自分向きのような気がしてきています。
その辺も含めて次回は久しぶりにテニスセンサーを使って確認をして
みたいと思います。