太 極 拳 最 高 

健 康 を デ ザ イ ン す る

よりよい人生を

2009-09-19 14:49:56 | Weblog
 よりよい人生を送るためには健康でなければなりません。健康は人生の目的ではありませんが、健康でなくては日常生活そのものに潤いがなくなりますし、何をするにも制約されてしまいます。
 いま日本は、世界一の長命国として君臨していますが、寝たきりの人も世界一という有り難くない現実も抱えています。寝たきりでは人生の喜びの半分は失ってしまうでしょう。
 人間、生きていくうえで健康以上に大切なものがあるのでしょうか。健康についての有為の士の言葉を聞いてみましょう。
 スイスの哲学者アミエル「健康には自由がある。健康は全ての自由の第一のものである」
 健康と科学の著者エディ夫人「健康は身体の問題ではなく、心の問題である」
 アメリカの遺伝学者エマーソン「健康は第一の富である」
 英国の哲学者スペンサー「健康の維持はわれわれの義務である。生理学的道徳ともいうべきものの存することを知る人は稀である」
 ハールゲドン警句集「ただ健康のみが人生である」
 武者小路実篤「人生にとって健康は目的ではない。しかし最初の条件なのである」
 ユヴェナリス「健全なる精神は健全なる身体に宿る」
 ピタゴラス「人の病は、飲食を慎まざることによる。健康を保たんとするには、精神を清くし、有害な食物を避けよ」
 そして世界保健機関は憲章の中でこう言っています。「健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態である」と。さらにその目的を「全ての人民が可能な最高の健康水準に達すること」と定めています。
 今日本の人口は1億2千7百万人ですが、このうち頭痛持ちが3700万人(内女性の偏頭痛1000人)、高血圧2000万人、花粉症2000万人、水虫2000万人、糖尿病予備軍を含めて1600万人、低血圧1000万人、COPDと呼ばれる慢性閉塞性肺疾患600万人、その他死亡率の一番高いガンから次の心臓疾患、呼吸器系の病気から消化器系の病気までを加えると、健康な人はほとんどいなくなってしまいます。
 あの時こうしておけばよかった、というような悔いが残らないように、健康について、改めて考えておきたいものです。