暴力的に暑かった夏が過ぎて、ようやく季節の移ろいを感じられる時期になりました。
自宅から駅までの遊歩道脇の秋明菊は、今年もきっちり同じ時期に咲いて健気。
毎年、このお花を見ると「秋が来るなぁ」と、夏が大の苦手な私はホッとするのです。
今月は同じような時期にお花を二つ贈りました。
一つはお世話になっている方へのお誕生日祝い。
これは毎年恒例です。
花材はトルコ桔梗、三島柴胡、木苺の葉、日扇の実、千日紅など。
トルコ桔梗の紫が、紫好きの方に喜ばれます。
もう一つは一周忌のお花。
突然の環境変化でかなり落ち込んでいらしたので、この一年ほとんど連絡をとっていませんでしたが、
私が一周忌を忘れずにいたことへの感謝のメールを読み、ようやくお気持ちの整理がついたのかなと
ひと安心しました。
花材はこちらにもトルコ桔梗と千日紅、他に秋の代表選手のような吾亦紅、ナズナで
あまり寂しくならないようにアレンジしてもらったのが良かったみたいです。
ひと様にお花を贈るということは、自分でアレンジメントフラワーを作るわけではなくても、
一連の時間のなかで、直接会わなくても話さなくても相手と心を通わすことができる行為だと思えます。
だから、貰うのはもちろん大好きですが、贈るのも結構好き!
最近、貰うほうはご無沙汰ですけど……。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます