2019年度 第54期 情報総合科3i1

行事予定等のお知らせ用ブログ&担任のつぶやき

「卒業を祝う会」・「卒業記念品」

2019年11月22日 12時17分43秒 | クラス日記
2019年11月22日(金)まで提出期限となっていました「卒業を祝う会への出席」と「卒業記念品」のアンケート結果です。

「卒業を祝う会」
参 加・・・ 4名(内1名は学年役員の方です)
不参加・・・17名
未回答・・・17名
 小計・・・不参加34名
※未回答は「不参加」としてカウントして学年主任に提出しました。

「卒業記念品」
・体育館エアコン(5名)
・体育館スクリーン(4名)
・防犯カメラ(3名)
・ジェットヒーター(1名)
・照明器具(1名)
・外灯(1名)
・折り畳み椅子(1名)
・賞状盆(1名)
・時計台(1名)
・学校が必要としているもの(1名)

担任は保護者参加者が無ければ、欠席にする予定でいました。記念品に関しては、形に残るもので消耗にならないものとして、担任は壊れている時計台(約100万円)やスカイホールの天井サーキュレーター(約30万円)(温度調整が部屋全体でできないため)を希望しています。記念品に割り当てられる予算はおそらく130万円前後だと思いますが、時計台は生徒全員が見ますし、形にも残り、プレートに刻印も残せるので記念になると思います。が、全体の意見と学年役員会議で何になるかわかりませんが、何かに決まると思います。

担任は何年も前より学年主任並びに管理職に毎年、3時間もの卒業式は体力的にも厳粛性にしても、佐藤信校長の時代のようにはできないと思い。全校生参加では保護者の時間的・体力的負担も大きく、証書の様子が肉眼では距離があり見えないこと。せっかくの卒業の思い出もスクリーンでなく、生で見えるのが望ましいと思っています。保護者目線でない、遠い状態では意味がなくなるので、改善を求めてきました。他校でも実施されている代表生徒の賞状授与、来賓入退場の廃止(ステージに事前に上がっていただく)、校旗入場(ステージに事前に設置しておく)、卒業生の入退場と代表生徒の授与、祝辞・送辞・答辞・謝辞というシンプルなものでできないか、本校なら在校生は第2体育館でスクリーン鑑賞か、休講。これならば1時間で式も終了でき、各クラスで担任から卒業証書を授与する形で保護者も写真が撮れる。ロングホームルームも1時間と十分に時間を使える(例年20分程度で集合写真の撮影になってしまう。)

日大東北高校はシンプルでありながら、保護者も卒業生も教員も厳粛で思い出に残る卒業式ができています。時間短縮できて、体力的にも無理がなく、その後すぐに謝恩会の実施も可能で、遠方から来ている人も参加しやすくなります。(息子2人がお世話になりました。)

ということで、卒業式の短縮が条件で「祝う会」の実施に賛成し、長時間の卒業式を例年のように行うのであれば、担任は体力的に限界なので謝恩会は欠席の予定であることを話しました。若い他の担任も同じ思いで、改革できるチャンスは当該学年であることから、一番年配の私が悪役を演じるしかありません。
(あとで、校長室に呼ばれるかもしれない・け・れ・ど・・・。)10数年前一度だけ生徒も参加した謝恩会をしたことがあります。ビックパレット福島のホールを借りて、立食パーティー形式に。生徒は大喜び、保護者も夜の飲み会でないので、気軽に参加できて。教職員だけは納得していなかったようで、翌年から元の謝恩会に戻ってしまいましたが。そもそも、「謝恩会」という名前も「卒業を祝う会」に変更させて、会費制にしたのも私。保護者のお金でただ酒のむのはおかしいと、初めての担任をしたときに会費を払って謝恩会に参加して、保護者の2次会、3次会、4次会と朝方まで飲んだのをいまでも覚えています。それ以降は正当な会費制でない謝恩会には参加しないスタイルを貫いていました。「卒業を祝う会」に変更になってからも、担任をした時以外は不参加でした。へそ曲がりな担任ですみません。





卒業式でスクリーン投影を企画して実施したのは25年以上前の放送委員会顧問時代の私で、保護者からステージが遠くて「娘が見えない!」というクレームもあり、小さなスクリーンをステージ脇に置いてプロジェクターで投映し、保護者席の前にもモニターを2台設置して式を行ったのがきっかけでした。現在までこのスタイルが続いているものの最初の思いとはだいぶ趣旨が変わってきています。当時は管理職から「スクリーンは必要ない!」「顔をアップするな!」と一喝されましたが、保護者に受けなかったり、映像が途切れたり、乱れたり、失敗した場合は始末書(もしくは辞表)を書きますと宣言して実施したものでした。今でも忘れません。2,3年好評を受けて、正式に中央スクリーンの使用が認められ、カメラも4台配線し、音響もバンド好きの先生と組んでLIVE好きの生徒達を集めて、10本のLIVE仕様の音響設備を導入して、佐藤信先生の卒業生全員への握手と小さな声で「頑張って行け!」「お母さんを泣かすな!」「おまへよくやったな!」と声をかけているものを、小さなマイクで拾って、全員にかすかに聞こえるように放送を流して、涙・涙の卒業式を演出しました。現在はスクリーンも当時の4倍の大きさで、プロジェクターも2000ルーメンから1万ルーメンで300万円もかけて、スクリーン全体に映せない、暗い、という状態で、お世辞にも泣ける卒業式になっていません。威厳のあった格式だった昔とことなるのでここ10年泣ける卒業式ではなくなりました。卒業式が保護者のため、卒業生のため、という思いが抜けている状態で、「見せてやっている」「聞かせてやっている」というのは・・・。演出を考えない式典に疑問も感じます。(こんなんだから・・・辞表を何度か書くような・・・アホな教員になるんだよねー。)反省しない人間なので・・・・。これ以上スクリーンを大きくしても、誰のためのスクリーンなのか、考えないと意味がなくなります。できれば、卒業生と保護者の対面で中央で卒業式が行われれば(女子大附属はそうです)、保護者も写真が撮れるし・・・。などなど、過激に毎年、企画案を出しますが、即却下です。(愚痴でした。あー、歳だな!)


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