2019年度 第54期 情報総合科3i1

行事予定等のお知らせ用ブログ&担任のつぶやき

文化祭を終えて・・・

2018年07月18日 07時04分04秒 | クラス日記


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7/12〜7/17までの文化祭の期間がようやく終了し、筋肉痛と疲労感が全身を駆け巡り、本当にやり遂げられたと思える思いです。
今回i科の生徒総動員で1年から3年までB棟3階の1フロアーを統一してコーディネートして、一般来場者にも暑さをしのげるようにドアをぶち抜き、エアコンを19度に設定して廊下も涼しくなるようにし、さらに、日差しをカットするために、廊下の窓ガラス全てに張り紙を貼り、快適さをアップさせました。

文化祭のテーマであるlicht(ドイツ語の光の意味)にマッチするように、廊下30mにイルミネーションを3年生のビジネス科の生徒2名に研究してもらい、毎日修理・修理を繰り返し、コンピュータまで改造し、プログラムを書き換えて、自在に点滅させたり、音で反応するようにしたり、別の3年生に人工知能を研究してもらい話しかけると返事をいたり、ライトをつけたり、最先端の光のページェントと実現させました。さらに、3年生ビジネスコースの生徒全員で作ったガンプラを巨大なジオラマにして、レーザー光線でライトアップ。

私のサイエンス・ラボ部には最先端のVRを200名前後の来場者に、光と幻想のジェットコースターを楽しんでもらいました。

2i1には自由時間を十分に文化祭全体を楽しめるように、交代制で喫茶店を運営してもらい、ほぼ満席が5時間。ホットコーヒーはあまり出ず、急遽準備したアイスコーヒーが大量にでました。生徒たちは自主的に呼び込みしたり、演出したり、ときにはパラパラまで踊ってくれて拍手を演出したり、それぞれが機転を利かせて、楽しい空間を演出してくれました。3つのコラボの成果は来場者の数で立証できたと思います。

お化け屋敷が人気だったり、アドベンチャー的な脱出ゲームや捜索ゲームが若者には人気だったと思いますが、私は昔から、研究発表会形式が好きで、文化祭の本来の姿と思ってずっと30年間これを貫いてきました。さらに来場者を飽きさせない、度肝を抜かせる、この考えも貫いてきました。生徒も来場者も楽しめるもの。そして、常に文化祭テーマに合うものを工夫すること。

クラスの生徒は私の不器用な思いを理解できず、なんだかんだトラブルがありましたが、それでも、自分たちで考えて、自分たちで、作り上げることの楽しさや、他人を楽しませるにはという心を芽生えさせたとおもいます。工夫が文化祭公開の2、3日前から出始め、教室の模様替えも3度変更されたり、インスタボードを綺麗に作ったり、飾りを足したり、コスプレも工夫したり、呼び込みも爆裂したり(若干1名の呼び込みはよくもバッテリーが切れないで爆音で頑張っていたのが印象的でした。ありがとう)、それぞれが、主役になっていたのが見えて、とても楽しかった。

クロージングには参加できず、後処理をしていたので、表彰にノミネートできなかったことは残念でしたが、3部門コラボで一体感溢れる空間を演出し、それを各自が盛り上げたことは素晴らしいことだったので、私の奥さんに頼んで3時間も暑い体育館で頑張っていた生徒のクールダウンに、アイスを大量に買ってきてもらいました。みんなに苦労かけた分の私なりの賞状です。

人を楽しませるには、人を喜ばせる為には、人のためにできることは何か、など、自分を優先するのではなく、周りを優先するものの考え方が実は自分も幸せにするということを学んで欲しかった。
私がこの8年間で学んだことです。

本当にお疲れ様でした。 夏休みになっても、誰かのために、考え、行動してください。それが必ず自分にもプラスになるので。