ダイナソー ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント このアイテムの詳細を見る |
以前は、毎週毎週、ハム太郎のビデオを借りていましたが、
「ハムハム パラダイチュ」
のシーズンに突入してから、内容がどんどんメルヘンちっくに、
しかも、異次元にトリップしたり、現実離れ感がますます強くなり、
親子とも、ついていけなくなり、最終話を見ることなくドロップアウトしてしまいました。
そんななか、しばらく、ビデオを借りていなかったのですが、
たまたま、どういう話の流れでか、
「ビデオを借りに行きましょう~!」
ということになり、その時、パパがこうたんのために見つけてきたのが、
「ダイナソー」。
ダイナソー ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント このアイテムの詳細を見る |
この映画、かなり恐竜がリアルに描かれていて、
音楽も、リズムや管楽器がここぞというときに盛り上げてきて、
そこにまた、恐竜の咆哮が加わったりして、
結構迫力があります。
ストーリーは、先日紹介した「リトルフット」と同じく、
大地が枯れ果て、緑豊かな大地を目指すというもの。
やはり、恐竜ものを扱うとなると、
「気候の急激な変化」「隕石の墜落」などは、
はずせないポイントのようです。
しかし、リトルフットが、子どもだけで旅をしたのに対し、
こちらは、植物食恐竜の大群で移動します。
リーダーもいて、大群を率いていきますが、
かなり強引かつ「強いものだけが生き残る」を信念にしているため、
遅れるものは見捨てる、を徹底していて、
ついていけなくものが出てきます。
そうした脱落組みも一緒に何とか緑の大地まで行けるように頑張る
若いイグアノドンが主人公。
旅の中で大きな障害となる、肉食恐竜は、
ティラノサウルスではなく、二本の角のあるカルノサウルス。
(吹き替えでは「カノサウルス」と聞こえます。
カルノサウルス、英語で発音すると、
Rが消えてカノサウルスって聞こえるんでしょうね。)
このあたりの選択が渋い。
実際、ティラノよりも、迫力があると思います。
一緒に旅する仲間が、子どもではなく年寄りというのも
リトルフットとは違うところ。
もう、返却しちゃったので、いい加減なところもあるけど、
たぶん、かみなり竜のブラキオサウルスと、角竜のスティラコサウルスと
鎧竜のアンキロサウルスだと思います。
この辺のチョイスも、しょこら的に よい感じ。
ちなみに、主人公のイグアノドン。
巣から遠く離れたところで孵ったため、同種の家族がおらず、
生まれたときから育ててくれたサル一家
(横に飛んで異動するサルで、マダガスカル島だかにいた種類の気がする)
を、互いに「家族」として大切にしているところが異色。
「種族を超えた愛」って、一つのテーマだけど、
恐竜の話に、哺乳類との家族愛を盛り込むところがすごい。
こうたん、カルノサウルスやディノニクスの登場する場面では、
かなり恐がっておりましたが、返すまで毎日見ておりました~。
大人の目から見ても、おすすめです。