daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

連休

2016-03-19 10:43:57 | 日記・雑談
昨日は朝から出社して事務処理、午後から3か月に一度の合同理事会。
会議の進行は総務担当理事の大切な仕事ですが、中でもこの理事会は、特に気を遣います。
まだまだ慣れないので、勉強して早く一人前にできるようにしないといけません。
早いものでもうすぐ総会も控えています。

昨日は新規事業の案件なども出たりして、決して明るい話題ばかりではないものの、前向きで有意義な一日でした。
いまの将棋界は、ピンチとチャンスが混在している状況と言えます。
メディア露出が増えてきて、風が吹きそうなのは目に見えているので、そこにうまく乗って風を大きくしていけるように、来年度は正念場ですね。

棋士も職員も、内向きにならず、外の世界に目を向けられるかどうかが勝負でしょう。
伝統文化の世界ですから、変えてはいけないものを守っていくことも、大切です。
しかし同時に、いままで通りにやっていれば良いという時代ではなくなったという自覚も、大切です。

理事会終了後は新四段への説明と訓示・激励。
会長から棋士バッジを渡されるのは、免状を受け取る日と合わせて、特別な瞬間です。
将棋界の一員という自覚を持って、頑張ってほしいと思います。

さらにその後もいろいろとあり、退社後は青森からお世話になっている方が出て来られていたので食事。
最後は今日の親睦会のために上京していたカロリーナの近況を聞いてから、帰宅。
長い一週間の終わりの、長い一日でした。

この連休は今日が王将戦第6局の2日目、ついで棋王戦第4局も行なわれます。
どちらもいよいよ佳境、どうなるでしょうか。

実はそれ以外にもいろいろあって、理事も各地手分けして出ずっぱりです。
僕は明日、宇都宮に同行します。
最近は本当に土日が足りない感じですが、観てもらってこその世界なので、この流れは今後も続くでしょう。
毎週末が将棋イベントで埋め尽くされるのであれば、嬉しい悲鳴ですからね。

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