作新へ

今日はこれから宇都宮の作新学院に将棋を教えに行ってきます。ここ数年、将棋連盟の大きな方針の一つに「学校へ将棋を」というのがありますが、地方の私立学校を訪れるのはすこし珍しいかもしれません。
ここは日本有数のマンモス校で、話をするとだいたい「江川の・・」と返されることが多いですが、将棋界では「栃木のイナズマ」の母校としても知られています。先生方にも子どもたちにも、将棋の素晴らしさを分かってもらえるよう、これから頑張って行きます。

その栃木県ですが、かなりの雪という情報なので、すこし予定を早めて出発することにします。東京も昨晩は降ったようで、カーテンを開けたらちょっと外が白いですね。そういうわけで、王将戦第４局をゆっくり見ている余裕がありません。ゴキゲンの興味深い戦いになっています。
本局は松江で行われており、地元は里見フィーバーに沸きかえっているそうです。彼女のような地方在住のスター棋士がいて、それをきっかけに将棋界を応援してくださる方が増えるというのは、理想的な姿だと思います。僕も栃木や広島で、それを目標にしています。