daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

竜王戦

2006-12-21 12:26:26 | 将棋
昨日は幸いにも両者1分将棋の大熱戦を制しました。最後はあと歩一枚あれば詰まされているところ、偶然その一歩がありませんでした。
注目度の差は言うまでもないことですが、当人たちにとっては大きな勝負ですし、内容も充実したものがたくさんあります。こうして熱戦が陽の目を見ずに埋もれていくのは、棋士としてとても残念なことです。

ファニー君にプレッシャーをかけられたようですが、予告した通りopinionの次回更新は年明けの予定です。
と、ゆるやかに自分にプレッシャーをかけておきます(笑)


さて今日はいよいよ第7局の2日目です。
竜王戦中継サイト
これほどお互いに失うものの大きい勝負は、ここ1,2年なかったのではないでしょうか。要注目です。

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4 コメント

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そういえば (daichan)
2006-12-21 14:11:22
最終局、これで終わってしまうのは惜しいので、将棋でもデュースを採用してほしいと言った関係者がいました。
それは無理でしょうが(笑)、さっきあわや千日手という場面だったので、びっくりしました。

どちらも持ち味を発揮できそうな展開になってますね。わくわく。
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将棋の発展に対するボトルネック (いわお)
2006-12-21 23:27:44
趣旨と違うコメントさせて頂く事をご了承下さい。
私も将棋が好きでネット将棋をやったり道場に通って
いますが、将棋を発展させる上でネックになっている
ことは2つあると思います。1つ目は、負けた時の悔
しさや惨めさが大きいということ。だれしも一度は将
棋を指した事があると思いますが、大体これが原因で
辞めてしまうと思います。2つ目は脳の疲労が激しい
こと。今の社会構図を考えると、学生/社会人とも
脳が疲れ切っていて将棋に脳のパワーを使う余力がな
いのではないでしょうか。かくいう私も深入りをせず
にボチボチと楽しんでいます。これ以上深入りするの
は普段の生活に支障をきすからです。将棋界の裾野を
広げることに熱心な片山先生のご意見をお聞きしたく
投稿させて頂きました。
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>いわおさん (daichan)
2006-12-22 01:24:23
よく間違われるのですが、片上です。

答えにくい質問ですね(^^;特に一つ目は、将棋の性質上どうにもなりませんし。
ちなみに僕自身は、将棋は負け慣れてますから(笑)、それほど腹を立てることもありません。むしろ他のゲームのほうがあぶないですね。
それはともかく、脳力的にも精神的にも負担にならない範囲で、楽しんでいただけるのが一番です。

自分で指すのがあまり好きでないという人も、プロの将棋を見て楽しんでいただけるとうれしいですね。
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お返事ありがとうございました。 (いわお)
2006-12-27 03:40:19
片上先生。
お名前を間違えてしまうとは
大変失礼致しました。申し訳ありません。
また、愚問に丁寧なご返答
を頂き有難うございました。

将棋って面白すぎるので怖いんですよね。
深入りしすぎず、でも少しでも強くなりたい
なんて欲張ってしまいます(^^)。

観戦記の件、興味をもって先生のご意見を
楽しみにしています。
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