いよいよ大晦日(おおみそか)を迎える月となりました。
みそかは、三十日に通じる言葉、一年最後のみそかを、大晦日といったのですね。
お寺でも一年最後の思いを込めて、大掃除、仏器なども、磨き上げます。
門松、しめ縄、鏡餅など、正月を迎える準備に、余念なし。
それぞれのご家庭でも、大晦日は、何かとせわしいことと拝察しています。
そして、ホッとひと息、年越し蕎麦、除夜の鐘に、往く年来る年への様々な想いを、馳せることになるのでしよう。
「虎は死して皮をとどめ、人は死して名をのこす」と言う古い言葉があります。
今までこんな事は、考えた事はなかったのですが、ここのところ、時折り、こんな事を考えている自分に気がついています。
住職を引退して来年は四年目に入ります。
親父の生きた年よりも、ひと回りも多くの年を、生かさせていただいてきました。
お陰様で、さまざまな事をさせて頂き、今日まで歩いて来ましたが、「人生の仕上ってなんだろう」
こんな事が、しきりに、頭の中をよぎるのです。
12月8日は、釈尊が、お悟りを開かれた日。
釈尊は、仏教という素晴らしい教えを、私たちに残してくれました。いま一度釈尊の教えに、様々なことを、学んでいきたいと思う昨今です。
合掌
「今や汝の生涯は終わらんとす。汝は、閻魔-えんま-の許-もと-にいたらんとす。途上に宿もなく、旅の資糧-かて-もなし。」
法句経237番
みそかは、三十日に通じる言葉、一年最後のみそかを、大晦日といったのですね。
お寺でも一年最後の思いを込めて、大掃除、仏器なども、磨き上げます。
門松、しめ縄、鏡餅など、正月を迎える準備に、余念なし。
それぞれのご家庭でも、大晦日は、何かとせわしいことと拝察しています。
そして、ホッとひと息、年越し蕎麦、除夜の鐘に、往く年来る年への様々な想いを、馳せることになるのでしよう。
「虎は死して皮をとどめ、人は死して名をのこす」と言う古い言葉があります。
今までこんな事は、考えた事はなかったのですが、ここのところ、時折り、こんな事を考えている自分に気がついています。
住職を引退して来年は四年目に入ります。
親父の生きた年よりも、ひと回りも多くの年を、生かさせていただいてきました。
お陰様で、さまざまな事をさせて頂き、今日まで歩いて来ましたが、「人生の仕上ってなんだろう」
こんな事が、しきりに、頭の中をよぎるのです。
12月8日は、釈尊が、お悟りを開かれた日。
釈尊は、仏教という素晴らしい教えを、私たちに残してくれました。いま一度釈尊の教えに、様々なことを、学んでいきたいと思う昨今です。
合掌
「今や汝の生涯は終わらんとす。汝は、閻魔-えんま-の許-もと-にいたらんとす。途上に宿もなく、旅の資糧-かて-もなし。」
法句経237番