8月のひとこと（平成19年）

正福寺は、向島仏教会（墨田区）に所属しています。向島仏教会は、天台宗、真言宗智山派、豊山派、曹洞宗、臨済宗妙心寺派、真宗系単立寺院、20カ寺で構成される小さな小さな仏教会です。

仏教会は、活動のひとつに、向島仏教徒連盟を組織しています。

連盟は、仏教会加盟寺院と、檀信徒有志が会員となり、仏教会と二人三脚、活動を続けています。

8月1日、仏教会と連盟が共催で、年一度恒例の施餓鬼会（せがきえ）をおつとめしました。

向島は、荒川放水路と隅田川に囲まれた三角地帯、昔から、水害の大変多かったところです。

水害をはじめ、数多くの不慮の災害に遭われ、亡くなられた方々に、地域ぐるみで供養の心をお届けしようという施餓鬼会には、会員以外にも多くの方々が、塔婆を建立し、盛大に施餓鬼会はおつとめされるのです。

月１回加盟寺院持ち回りでの集会には、本堂でのおつとめ（心経と観音経）、住職からの法話があります。


その後のティータイム。


無尽を中心とした会員のよもやま話のひととき。

普段、ゆっくりお話することのない、住職さん方とのお話も、楽しみのひとつ。

花まつり、成道会（じょうどうえ）、涅槃会（ねはんえ）には、加盟寺院総出で、会員と共に三仏忌をつとめます。

年一回の日帰り巡拝会、二泊三日の参拝旅行などなど、和気藹藹（あいあい）、皆で仏の道を歩んでいます。

坊さんと、檀信徒の方が一緒に続ける連盟の活動、もうすでに50年を経過しているのです。

都内でも珍しい、素晴らしい活動と評価を頂いています。

でも、ここのところ会員の高齢化が進み、会員数が減少しているのが悩みなのです。

何かいいアイデアがありましたら聞かせてください。

こんな活動を取り入れてみたら、というのがありましたら、是非教えてください。

お近くで会員になりたい方は勿論大歓迎！

猛暑が訪れています。

お身体ご自愛下さいますように。

合掌