正福寺(住職改め)長老のひとこと

正福寺住職が毎月テーマを決めて「ひとこと」申し上げます。
ホームページの更新情報も不定期に載せていきます。

4月のひとこと(令和5年・仏誕2589年・皇紀2683年)

2023年04月01日 | Weblog
4月、桜満開が楽しみです。などと言ったのは、もうずいぶん前のこととなってしまいました。

今四月の声を聞くと、桜はほとんど葉桜…… それでも四月は、学校は新年度の始まり。

社会ではフレッシュマン、ウーマンの活動開始です。
長老も新年度に向けて気持ちを新たにと、密かに考えています。

 
先月十五日からマスクの使用が、個人の判断に任されることになり、早や二週間が経過しました。
皆んながそれぞれ考え、判断していると思いますが、なかなか悩ましい事も事実です。
私は、高齢、基礎疾患も有り廻りの方々にご迷惑をおかけしないよう、当分マスクは離せないと考えています。
三密という言葉もあまり聞かなくなりましたが、T.P.O.をわきまえた三密回避とマスク着用は、皆で心がけていかなければなりません。
次のパンデミックを回避出来るかどうかは、私達一人一人の心がけにかかっているのでしよう。

今月8日は仏教を開かれた釈尊のお誕生日です。
花まつり、降誕会と言って世界中の仏教徒が、お祝いします。

正福寺のある地区は、お寺が21有り、向島仏教会を組織しています。檀信徒の皆さんで、向島仏教徒連盟を組織しています。
私がこの仏教会の会長をお勤めさせていただいたのは、かれこれ40年ぐらい前のこととなってしまいました。
当時連盟の会員は、40人ぐらいは、いたのかと記憶しています。

花まつりになると、小型自動車に、白象、花御堂(はなみどう)を乗せて、連盟会員がマイクを握り、地区内を回り花まつりの宣伝をしました。
要所要所で止まり、甘茶、菓子など配りました。仏教会寺院では、境内に花御堂を準備、甘茶の接待など致しました。
今は、少しづつ内容は、変わって来ましたが、釈尊お誕生お祝いの集いは、各所で、開催されています。
皆さん、花まつりの集いにご注目、ご参加いただきたいと考えています。

「花」にちなんで釈尊の遺された言葉を、ご紹介しましよう。
「花束をもって多くの華鬘ーけまんーを作るがごとく人として生まれなば、多くの善きことをなすべし」 法句経53番

 けまんー仏前をお飾りするいけ花、若しくは、造花による装飾具
       

合掌
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