正福寺(住職改め)長老のひとこと

正福寺住職が毎月テーマを決めて「ひとこと」申し上げます。
ホームページの更新情報も不定期に載せていきます。

4月のひとこと(平成28年・仏誕2582年・皇紀2676年)

2016年04月01日 | Weblog
「フレッシュマン、フレッシュウーマン」たちの出発の4月。

皆頑張れよ。そんな気持ちの老僧の心境です。


既報のとおり、5か年計画で進めてきました新本堂・客殿、3月の彼岸には墓参りの皆さんに自由に本堂の上がっていただき参拝していただきました。


皆さん、本当に喜んでくださって住職としても、ほっとしています。



この30日(土)には、新本堂・客殿の完成を祝い、檀信徒の皆さまと共に「落慶法要」を営みます。

今月は、この準備で大忙し。住職は嬉しい悲鳴なのです。


前にもこのひとことでお伝えしたことがありますが、自分が住職をつとめる間に自分の寺の本堂の建築に巡り合うということは、大変希有なことなのです。


100年に一度、200年に一度という時間の単位ということではないでしょうか。


更には、新本堂は二階です。ご本尊は二階の奥まったところになります。

そのため、外(境内)からでもお参りできるようにと、お前立ご本尊”お薬師様”を新たにお迎えしました。


身の丈2メートル余りの立派なご本尊をお迎えすることができました。


さて、本堂を建てたり、仏像を造立することは、その気がいくらあっても、そう簡単にできることではありません。



様々な条件と環境がかみ合って、初めて実現できることなのです。


そのため、本堂を建てたり、仏像を造立することは、仏教徒として最大の喜びであり、また最大の功徳のあることとされています。



仏天のご加護をいただき、大勢の皆さまのご尽力をいただき完成した新しい本堂を後世に伝えられることを、檀信徒の皆さまと共に喜んでいるところです。



さあ、老骨に鞭うって頑張るぞ!



4月8日は釈尊のご誕生を祝う「花まつり」


正福寺も「花御堂(はなみどう)」を用意、皆さまのお参りをお待ちしております。



「花束をもって多くの華鬘(けまん)を作るがごとく、人して生まれれば、多くの善きことをなすべし」


                                    (法句経53番)

合掌
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