11月3日を中心に、前後一週間ずつは、読書週間です。
先月の“ひとこと”で、私は、“秋の夜長”には、是非、何か大作に挑戦してみてはいかがでしょう、と申し上げました。
いよいよ、秋も本番。
何かいい本に巡り会えましたか。
心に残る一冊を読み返してみるのも楽しいですね。
10月28日の「天声人語」に読書週間にちなんで、こんな言葉が紹介されていました。
お読みになられた方も多いと思いますが、ご紹介申し上げてみます。
中国には「三余」(さんよ)という言葉があります。
読書するのにいい時期は、3つあるというのです。
四季の中では“冬”、1日の中では“夜”、天気では“雨の日”というのです。
冬・夜・雨の共通事項はなんなのかか、などと考えてしまいます。
家の中に引き籠らざるを得ない時には、しっかり読書を、とでも読んでいいのでしょうか。
もしかしたら、中国の経済成長の秘密は、この辺にあるのかもしれません。
私などは、冬・夜・雨とくると“熱燗”などと早とちりしそうです。
もうひとつ、こんな言葉も紹介されていました。
「三上」(さんじょう)という言葉です。
文章を練り上げるのに、いい場所は3つある、というのです。
“馬上”“枕上(ちんじょう)”、“厠上(しじょう)”というのです。
馬上とは馬の上、枕上はおそらく、今風に言えば、ベッドの上、厠上とは、トイレの中で、という意味でしょう。
馬上で思索にふけっていたら、振り落とされてしまいそうです。
ベッドに横になったとたんに、バタンキューの人はどうしましょう。
“厠(かわや)”というのは大変ユニークですね。思わず笑ってしまいそうです。
馬、枕、厠の共通項は何なのでしょう。
私は、“ひとり静かに”あたりだと思うのです。
皆さん、いかがお考えになりますか。
秋も深まってまいります。
“読書三昧”お互いさま、読書の醍醐味をじっくり味わおうではありませんか。
合掌
先月の“ひとこと”で、私は、“秋の夜長”には、是非、何か大作に挑戦してみてはいかがでしょう、と申し上げました。
いよいよ、秋も本番。
何かいい本に巡り会えましたか。
心に残る一冊を読み返してみるのも楽しいですね。
10月28日の「天声人語」に読書週間にちなんで、こんな言葉が紹介されていました。
お読みになられた方も多いと思いますが、ご紹介申し上げてみます。
中国には「三余」(さんよ)という言葉があります。
読書するのにいい時期は、3つあるというのです。
四季の中では“冬”、1日の中では“夜”、天気では“雨の日”というのです。
冬・夜・雨の共通事項はなんなのかか、などと考えてしまいます。
家の中に引き籠らざるを得ない時には、しっかり読書を、とでも読んでいいのでしょうか。
もしかしたら、中国の経済成長の秘密は、この辺にあるのかもしれません。
私などは、冬・夜・雨とくると“熱燗”などと早とちりしそうです。
もうひとつ、こんな言葉も紹介されていました。
「三上」(さんじょう)という言葉です。
文章を練り上げるのに、いい場所は3つある、というのです。
“馬上”“枕上(ちんじょう)”、“厠上(しじょう)”というのです。
馬上とは馬の上、枕上はおそらく、今風に言えば、ベッドの上、厠上とは、トイレの中で、という意味でしょう。
馬上で思索にふけっていたら、振り落とされてしまいそうです。
ベッドに横になったとたんに、バタンキューの人はどうしましょう。
“厠(かわや)”というのは大変ユニークですね。思わず笑ってしまいそうです。
馬、枕、厠の共通項は何なのでしょう。
私は、“ひとり静かに”あたりだと思うのです。
皆さん、いかがお考えになりますか。
秋も深まってまいります。
“読書三昧”お互いさま、読書の醍醐味をじっくり味わおうではありませんか。
合掌