いよいよ7月。
今年も早や半年を終えてしまったのですね。
“ひとこと”をご覧下さっている皆さん、この半年を、どう振り返られますか。
最近、本屋さんで、ちょっと興味をひく本を見つけ購入しました。
五木寛之さんの、“林住期”という本です。
お読みになった方も多いのではないでしょうか。
古代インドでは、人の一生を4つの時期に分けて考えたのですね。
“林住期”は、古代インドで現役を退いたあとの人生を指す言葉です。
五木寛之さんは、今の日本人の人生を百年として、現役50年、その後の50歳から75歳位が、丁度、“林住期”にあたるとしたのです。
そして、この時期が人生のクライマックスとなるように、人生の黄金期となるように、それこそ、若い時から人生を設計していかなければならないよ、というのがこの本の主題であったと思います。
釈尊の国インド、古代インドの“林住期”の考え方は、読んで字のごとし、家を出て林に住みなさい、というのです。
家族への未練、財産への未練を断ち切り、ひとり静かに思索にふけりなさい、というのです。
厳しいですね。
7月、8月、日本列島は、お盆を迎えます。
亡くなった方は、逝ったきりではないのですね。
お盆には、我が家に帰ってくれるのです。
亡き方との語らいの中で、お互いさま、じっくり、いただいた命、あとどのように生きてゆくのか、考えてみようではありませんか。
合掌
迎え火の ふっとひととき
ゆらめきて 住職
今年も早や半年を終えてしまったのですね。
“ひとこと”をご覧下さっている皆さん、この半年を、どう振り返られますか。
最近、本屋さんで、ちょっと興味をひく本を見つけ購入しました。
五木寛之さんの、“林住期”という本です。
お読みになった方も多いのではないでしょうか。
古代インドでは、人の一生を4つの時期に分けて考えたのですね。
“林住期”は、古代インドで現役を退いたあとの人生を指す言葉です。
五木寛之さんは、今の日本人の人生を百年として、現役50年、その後の50歳から75歳位が、丁度、“林住期”にあたるとしたのです。
そして、この時期が人生のクライマックスとなるように、人生の黄金期となるように、それこそ、若い時から人生を設計していかなければならないよ、というのがこの本の主題であったと思います。
釈尊の国インド、古代インドの“林住期”の考え方は、読んで字のごとし、家を出て林に住みなさい、というのです。
家族への未練、財産への未練を断ち切り、ひとり静かに思索にふけりなさい、というのです。
厳しいですね。
7月、8月、日本列島は、お盆を迎えます。
亡くなった方は、逝ったきりではないのですね。
お盆には、我が家に帰ってくれるのです。
亡き方との語らいの中で、お互いさま、じっくり、いただいた命、あとどのように生きてゆくのか、考えてみようではありませんか。
合掌
迎え火の ふっとひととき
ゆらめきて 住職