※以下すべて主観に基づくものです。先に進む方はさらっと流してお読みください。
「“自分ができるからといって、みんなが同じようにできると思うな、って言われることがある」
これって誤解を恐れずに言うと、「自分はひとりで頑張ってる」人に特有の心理だと思うんですよ。
んっとね、ここで言う「ひとりで頑張ってる」っていうのは本人の思い込みじゃなくって。
例えば同世代、同期と比べて、本当にかかってる負荷が大きくってかつ特殊。
客観的に見ても、これどー考えても人より物理的にも精神的にも背負ってるもの大きいでしょ、という。
周りと比べてもしょうがない。だってこういう状態でやってる人は自分だけなんだから。
誰かと気持ちを分かち合うこともできない。
共感なんてしてもらえようがない。言ってもたぶん「大変そうだね」くらいで終わる。だから「ひとり」。
そういう環境の中で愚痴をこぼさず(こぼす相手がいないからね)やってると。
言葉は悪いけど、周りが甘く見えてしまうんだな。
自分は人より多いこれだけの負荷でひとりでここまでやってんだから、みんなもできるでしょ?
意識的にも、無意識的にも、そう思ってしまう。
自分に厳しい分、他人にもその厳しさを要求する。そのメンタリティはよくわかる。
亮ちゃんて、きっともともと頭の回転が速くて。
なんでもソツなくこなせて(るように見える、でももの凄い努力してると思う、見せないだけで)。
でもただそれだけだったらここまで他人に厳しくはならかなったんじゃないかな。
そうやって“出来る”がゆえに、亮ちゃんのジャ○ーズ人生での負荷は大きくて、特殊だった。
ここで語ってるジュニアの頃も。
そしてこの写真集では(敢えて、かな)語ってないけれど。
長く続いた、NEWSと関ジャニ∞、ふたつのグループに所属していた、という状況も。
それが亮ちゃんのメンタリティに大きな大きな影響を与えていたのは想像に難くない。と思う。
(かつて「亮ちゃんについておもうこと」で少し語ってます)
もうこれは本当に勝手に思うことなんだけど(いや全部そうだけど、とくに)。
「関ジャニ∞の錦戸亮」になって1年。
もう少し時間が経過したら、……また少しずつ変わってくんじゃないかなぁって思うんだ。
自分が周りと同じ環境(=ひとつのグループに属してる状態)になって。
そうなったばかりの頃は環境の変化についていくことが先行してた。
そして今。やっと今の自分の状況が冷静に見られる状態になってきてるんじゃないかと思う。
んで「今の環境」をものっすごく必死で頑張ってるんじゃないかなあと。
負荷だったと同時に誇りや拠り所でもあった部分(だったと思う)がなくなって。
もう言い訳できない。いや今までも言い訳はしてこなかったけど、「しない」のと「できない」は違う。
錦戸亮の中にそういう必死さがもの凄くあるんじゃないかと思うのよ。
「誤解を恐れずに言うなら」
「メンバーを友達だとは思っていない」
この言葉も、そう思わないと甘えが出てきそうで怖いという気持ちもあるのかな、って。
だから敢えてキツい言葉を選んで放つ。
亮ちゃんはドライなわけじゃない、ただ仕事に真剣に向き合いたいだけ、強くプロ意識を持っていたいだけ。
本当にドライだったらね、さらっと「友達みたいに思ってます」って言いながら心の中で一線引いてる。
相手とがっつりと向き合いたい、錦戸亮という人に、きっとそれは出来ない。
だから。
これは「今の」(正確にはこの取材があった時点での)亮ちゃん。
そう思いながら読んでました。
(全メンバーそう思って読んでるけど、とくに)
これからもっと変わる。きっと変わる。
亮ちゃんができることをできない人がいるように。
亮ちゃんができないことをできる人がいる。
今もそれはわかってるんだと思うけど、……目に見える部分だけじゃなくってね。
見えない部分でグループに貢献してるものもたくさんあると思う。
……亮ちゃんも、ほかのメンバーも。
それに気づいてそこに価値を見いだせたら、きっとまた変わる。
30歳になってそういう意味で変わったのは、すばるなんじゃないかなぁと思う。
グループのスタートが「仲間」の関ジャニ∞と。
仕事をするために集められたNEWSと。
両方を見てきてる亮ちゃんには、関ジャニ∞が甘く感じられるところもあるのかもなぁ。
(表現が悪かったらごめんなさい)
例えば嵐。嵐も仕事をするために集められたグループ。
見てて、ほかのメンバーへの仕事スキルの要求がすげーシビアだと思うもん。
“一定ラインが出来て当たり前”
ってとこからスタートする。そこに甘えは通用しないというのがメディア越しにもわかる。
(ファンへの向き合い方やそれぞれのメンタリティも含めて)
絶対にただの仲良しクループなんかじゃないと思う。ほんとシビア。
亮ちゃんが見えてるのはそういう風景なのかもね。
だからこそエイトの「甘さ」みたいなのをもどかしく感じるときがある。
ただエイトがそこまでシビアになっていったら、所謂「関ジャニ∞らしさ」が少なくなってしまうかもしれない。
という問題が、きっとあるんだろうなあとも思います。
でも、そこまで真剣に仕事に、関ジャニ∞に向き合ってる亮ちゃんが、私はとても愛おしいです。
これからも誤解を恐れずいろんなことに熱くぶつかっていくのかなあ。きっとそうなんだろうな。
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いつも楽しく読ませてもらってます。(特に分解シリーズ)
今回の記事を読んで思った事がありまして、コメントさせていただきました。
しょぼさんは、non-no11月号の関ジャニ∞BOOKを読まれましたか?その中の「自分にとって関ジャニ∞とは?」という質問に対して、亮ちゃんは『仕事仲間』と答えていたんですね。
一瞬、えっ!と思ったのですが、写真集の中のインタビューを読んで納得したというか・・・。足りなかったピースが見つかって、カチッとはまったというか・・・。
亮ちゃんの気持ちが、自分の中にストンと落ちてきました。
「無駄なことにウダウダと時間を費やし、やるべきこともやらずに文句ばかり言うヤツが大嫌い」という亮ちゃん。そこは私も同じ考えで、なんだか少し、亮ちゃんが好きになりました。
話がそれてしまいましたが、しょぼさんの書かれた事が私の思っていた事とほぼ同じで、なんだか嬉しくてコメントしてしまいました。
これからも、更新を楽しみにしています。
そんな、亮ちゃんが大好きです。
このインタビューは、今の27才の錦戸亮。
きっと、何年後かまた30才過ぎたら、思う事も
変わるのでしょうね。
写真集のテキスト、まだすばると亮ちゃんしか読んでないのだけど、しょぼさんの分解を見て、ヤスと丸ちゃんが早く読みたくなりました。
いつも更新楽しくて、嬉しいです。
お言葉に甘え、一番私自身が言葉にしにくい場所にコメントしに参りました。(なんかすごい覚悟??)
2010年のY&Jの会報を読んで驚いた事があって。NEWSのアルバムが出た頃だったんですが。
「メンバーが成長してるとは思わない」「アルバムはまだまだだ」みたいなコメントを彼はしていて。
(NEWSに対してです)
亮ちゃんにとって、NEWSがエイトよりプロ意識が高い集団だと思っているとは思えないかな?
(ふふ。エイト贔屓の私の意見なので)
しょぼさんの考察、大好きです。
non-no、読みました。言ってましたね。
私はわりと亮ちゃんの言葉がすとんと入ってくるほうなので、そのときはそのまま疑問をもたず読んだと思います。
楽しみにしてくださって嬉しいです。よろしければまたいらしてください^^
亮ちゃん、熱いです!
敢えて言うなら「仕事の進め方」についてはドライかもしれませんが、「やりたいこと」「人」についてはとっても熱いと思ってます。
だから真剣に話したことをスルーされるのをものすごく嫌うんじゃないかなぁ。
30歳の錦戸亮がどうなってるか、どう考えるか、私はとっても楽しみです^^
そして楽しいといってくださって嬉しいです、ありがとうございます!
なるほど、私は昔のNEWSのことはよく知らないからなあ(今もあんまり知らないけど、それ以上に 汗)。
当時の亮ちゃんにとってのメンバーへの意識、はるはるまんさんのおっしゃるとおりかもしれませんね。
純粋に仕事のために結成されたグループ。事務所はどう考えてて、亮ちゃんには「事務所の意向」はどう伝わってたのかなあ。
きっとエイトとNEWSだと期待値も違っただろうし(当時です)、だからまとめ役だった亮ちゃんはよけいに厳しい視点を持たざるを得なかったところもあるのかな。
……すいません、亮ちゃんにしかわからないところに思いを馳せてしまいました^^;
大好きなんて照れるじゃないですか~(バシバシ)。でもとっても嬉しいです!ありがとうございます。