亮ちゃんがNEWSを脱退したことについて、「仕事をしている人間」の視点で、私なりの気持ちを書いてみました。
この先は自己責任でお願いします。
いやな予感がするかたはここで引き返してくださいね。
私、ずうっといつか、「関ジャニ∞とNEWSを掛け持ちしている亮ちゃん」について書いてみたいと思ってました。
ジャ○ーズ事務所での、デビューグループ掛け持ち第一号。
ふつうに考えて、まず掛け持ちすることそのものがたいへんだと思うのに、ましてやその第一号って!
しかも自分でその道を選んだわけじゃない。組織のなかで命じられたから、それに従った。
どれだけの苦労があったんだろうなあ、としみじみ思います。
(余談ですが、ジャ○ーさん、その頃関ジャニ∞がこんなに売れるとは夢にも思ってなかったんだろうなあ 苦笑)
もちろんそのぶん得るものも多かったとは思うけど、そうとう自分を削ってやってきただろうことは想像に難くない。
とくに10代の頃、きっと誰にもわからない試行錯誤を重ねて、今日の亮ちゃんがあると思う。
J-web、夜中に「NEWSからのお知らせ」がアップされていて。
(同時にPROFILEも4人になってて、ずいぶん手回しがいいなあと苦笑。それが「10/7で離脱」ということなのね)
亮ちゃんのコメントを読んだら、泣けてきました。
>グループを掛け持ちすることにより自分がどんなに頑張っても解決できないスケジュールの問題で
>両グループのCDリリースやライブツアーが組みたてづらい状況になってしまうことを申し訳なく思い、今回このような決断に至りました。
前の記事にも書きましたが、いまエイトが、がん!と来ているのは、たぶん確かで。
(事務所のゴリ押しというのも目にしますが、一般ピープルからエイトが好きになった私としては、それだけじゃないと思います)
おそらく亮ちゃんには、「関ジャニ∞」として、7人での仕事が、先々まで入っているんだろうと思うんだ。
「自分がどんなに頑張っても解決できないスケジュールの問題」とは、きっとそういうことなんだろうな、と私は受けとりました。
それは「ジャ○ーズ事務所」という営利目的の組織に属している以上、仕方のないことで。
そうなると、NEWSの仕事にも力を入れたいと思えば思うほど、逆に自分のこの状況はNEWSに失礼だと思っちゃう、と思う。
もちろん私の経験談からの推測にすぎませんけども、亮ちゃんはそれくらい真面目に仕事をしてる人だと思います。
なんかね、「関ジャニ∞にいる亮ちゃんのほうが楽しそうだったもんね」とか、そういうのも目にするんですけども。
……仕事だぞ!アラサー男が、がっつりと本気で打ち込んでる仕事の話だぞ!
ジャリタレがやってる仕事の話とは違うのよ。
(あ、言葉がすぎたかもしれません、ごめんなさいです)
そういうしょうもない問題で、こんな(ありとあらゆることを巻き込んだ)オオゴトを決めるわけないじゃん!って思ったよ、私。
これは、本気で仕事をしてる人なら、みんな共感してもらえる気持ちだと思う。
「僕らの仕事は、言ったら“実力だけ”じゃないですか」
「もし理不尽なこと言われたら、心のなかで“こいつ抜こ”と思って、何も言わせない状況を自分でつくろうとしたらいいんじゃないですかね」
「そういう気持ちが仕事のモチベーションにもつながると思います」
これは亮ちゃんが表紙の「an・an」のインタビューの抜粋です。
この人は、いっけんひょうひょうと器用に渡り歩いてるように見えて、内心忸怩たる思いをしてきたことも多かったんじゃないかなあ。
仕事はすべて2倍、でもそのしんどさはなかなかわかってもらえなくて、表面だけ見て理不尽なことも言われてさ。
それでもいつも、「全然しんどくない」ってさらっと笑ってみせて。
照れ屋だからそういうところを見せたがらないけれど、もの凄く根性のある人だと思うんですよ。努力もめちゃめちゃする人だと思う。
だけど、組織に属している以上、「自分でどんなに頑張っても解決できない」ことって、ぜったいに出てきちゃう。
今回の亮ちゃんの件、……実は、少し前の自分の体験がオーバーラップしてつらかったんです。
(もちろん規模もろもろぜんっぜん違いますが)
過去記事にも何度か書いてますが、私は出向「先」会社と出向「元」会社と、ふたつの組織を掛け持ちしていて。
こういう形の掛け持ち、今は何人かいますが、なにをかくそう(?)、社内での第一号は私でした。
私は組織に命じられたからそれに従っただけ。でも、周りにとってはそんなことは関係ない。
「いったいどっちの人なの~?」って興味本位で聞いてくる人もけっこういました。
でもそのぶん吸収できることも2倍だったし、仕事で見返してやるって思ってた。それが仕事のモチベーションでした。
その後、病気休職を経て復職、いまはほぼ完全に、出向「元」会社の仕事をやっています。
しかし、これも過去記事に書きましたが、私の本籍はまだ出向「先」会社にある。会社にとっては超法規的措置です。
そういう結論が出るまで紆余曲折がありました。出向「元」の会社と何度も話し合った。
そして決まったとき、出向「先」会社の上司には、私の口から直接伝えることができませんでした。
組織と組織の問題に発展したので、出向「元」の上司から、「決定事項」として、彼に伝えられたんですね。
それはそれはハタから見ていても、もの凄くショックを受けているのがわかって。
そのショックは、事実に対してもそうだし、一方的だったことにも、私自身から何のリアクションもなかったことにも。
これからも仕事で関わる人なので、迷った末、禁じられてはいたけれど、彼に私の口からも直接いきさつを話しました。
それでようやっと、「ショックだったけど、事情も気持ちもわかった」と言ってもらえた。
だけど今でも、「裏切った」って思われたりしてんのかなあ、って思います。
……亮ちゃんが(一部のファンに)そう言われてるように。
そういうふうに見えてる部分もあるんだろうなあ。話し合いの場にいなかった彼にとって、真実は結局闇の中だし。
ここについてはもう仕方ないと割り切ってます。……じゃないと先に進めないからね。
亮ちゃんにとって、きっと断腸の思いの決断だったんだと思う。
だけど、正式に発表になって、少しほっとした亮ちゃんもまたいたんじゃないかなあとも思う。
私はずうっと、「NEWSの」でもない、「関ジャニ∞の」でもない、ひとりの「錦戸亮」という人間を凄いと思ってきました。
同じ「仕事をしている人間」として。
だから、亮ちゃんの仕事を「エイトゴト」カテゴリに入れても、「関ジャニ∞の(エイトの)亮ちゃん」という表現はしてこなかった。
亮ちゃんがやってることの凄さを考えたら、そういう表現ができなかった。
なので、今はただこれだけ。
亮ちゃん、今まで掛け持ち本当におつかれさま。
「新しいNEWSを末長くよろしくお願いします」と言える、最後までNEWSのお兄ちゃんの亮ちゃん、ほんとにかっこいいと思う。
私はこれからもずうっと、「錦戸亮」を見ていきたいと思います。よろしくね。
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昨夜このニュースを友人から教えてもらい、ずっと心がざわざわしています。
亮ちゃんに「おつかれさま」って言ってる夢まで見ました>アホ
>「NEWSの」でもない、「関ジャニ∞の」でもない、ひとりの「錦戸亮」という人間を凄いと思ってきました。
私もです。
もともと錦戸亮という、びっくりするくらい上手な演技(@てるてる家族)をするコとして存在を知り、そこからNEWSを知り関ジャニ∞を知り…という順番で好きになってきたので。
いつぞやの少年倶楽部プレミアムでの、太一くんのぶっちゃけ質問が忘れられません。
そのときの亮ちゃんの答えが本当の本当の本音だと思って、NEWSでの彼のほうがいいとかエイトでの彼がほうがいいとか思わないようにしてきました。
ただ、音楽面でエイトを好きになったファンとしては、亮ちゃんがやりたい音楽をエイトでやらせてもらえるようになってきたことをとても喜ばしく思っています。
その反面、アイドルらしいキラキラした部分をNEWSで発揮してくれたら…とも思っていました。
ジャニーズタレントさんって
20歳前後でデビューしたときは ほぼみんな同じような感じだけど(エイトはちょっと別…)
30歳近くなると、今後どう個性を生かしていくかいろいろ選択を迫られますよね。
亮ちゃんはそれがちょっと早まったのかな。
今後は関ジャニ∞で、その音楽センスをこれまで以上に発揮していってほしいです。
しょぼさんの先日のお仕事記事って、なんだかムシの知らせでもあったみたいですね(笑)
自分は某さんの状態が少し自分の実体験と似ているかもしれず
今回の事は色々感じることが多いです。
某さんと他メンバーの関係がどうだったかは知る由も無いですし自分と同じ状態とは思いませんが
なんていうか「貴方が居ないと立ち行かない組織なんだから最後まで面倒みろ」と言われるのはそれはそれで重荷だろうなぁ、とは思います。
だから誰が悪いとか誰の責任とかというのは本当のところは今はわからないですし
私としては全員それぞれ頑張って上手くいってほしいな、と思うばかりです。
私も亮ちゃんの存在を知ったのはドラマでした。最初が「1リットルの涙」、次に「ラスト・フレンズ」。
演技の上手い若手俳優だなあ!と思っていて、ジャ○ーズのアイドルだというのは全然知りませんでした。
(じつは……「流星の絆」の頃もまだあんまり知らなかったです、やっぱり上手だなあ!くらい……すいません^^;)
掛け持ちしていることをちゃんと知ったのは、エイトを好きになってからですね。
>いつぞやの少年倶楽部プレミアムでの、太一くんのぶっちゃけ質問が忘れられません。
>そのときの亮ちゃんの答えが本当の本当の本音だと思って、
>NEWSでの彼のほうがいいとかエイトでの彼がほうがいいとか思わないようにしてきました。
これ、全く同じです。
私は「掛け持ち」という形に勝手に(苦笑)シンパシーを覚えていたので、こうやって言えるようになるまで葛藤を重ねただろうなあと思いました。
もうね、掛け持ちって、私レベルですら(すいません^^;)ほんっっっとうに!たいへんなんですよ。体力的にもメンタル的にも。
かといって仕事って、好き嫌いとかいう「感情」で、やりたいやりたくないとかいう性質のものじゃない。
またどういう形であれ、真剣に取り組んでると全てが大切になってくると思うんですよね。
若くしてこの境地に達した亮ちゃんの仕事ぶりを、私はただずうっと見守っていきたいなあと思っていました。
>ジャニーズタレントさんって
>30歳近くなると、今後どう個性を生かしていくかいろいろ選択を迫られますよね。
そうですねえ。
そしてこれって、一般的な社会人(とくに男性)も同じかもなあと思ったりします。
ここらへんの年齢ってすっごく大事で、今後についていろいろ考えるから、最後にごそっと会社を辞めるのがこの年代だったり(笑)。
(ここで残った人はよっぽどのことがない限りずっと残る)
個人的には、亮ちゃんがつくった曲を別の人がアレンジして、ほかのメンバーが歌うのを聞いてみたいです。
これは私が勝手に思ってることなんですけども。
とくに男性の場合、「アイドル業」もほかの仕事と同様、別の形で仕事をしたい理由に「人間関係」がくるケースって少ないと思うんです。
そのへんをどうこう言ってるのを見聞きすると、ああ所謂「女子」っぽい感覚だなあと思います。
そして、組織に属している以上、仕事をする形態について本人の意向が完全に通ることはほぼあり得ない訳わけで。
与えられたなかで最大限の力を発揮したいと思う場合もあるだろうし、別の形を試してみたいと思う場合もあるでしょう。
それはどんな仕事でも同じだと思うので、そこを責めるのはちょっと酷かなあ、と個人的には思っています。
6人それぞれに素敵な未来が待っているといいですね。
それを、簡単に、「裏切った」ととらえられるファンが不思議です。
これまで俳優として、関ジャニ∞として、newsとして必死で頑張ってきた亮ちゃんを、今までファンだった人が、悪く言うなんて信じられませんね。
むしろ、ここまで頑張ってくれた亮ちゃんに私は感謝したいです。
残ったnewsの4人も、山pも、亮ちゃんも、それぞれ本人たちが必死で考え抜いた答えです。その答えに、ファンは口出しをするべきではないと思います。
私は、純粋に6人が大好きです。だから、6人が決めたことなら、間違いではないと思ってます。