ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

御在所岳 2013冬

2013-01-26 13:28:13 | 西日本の山
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■ メンバー 
Dai

■ 期間
2013年1月13日

■ 目的
御在所岳の冬を登る

■ キーワード
御在所岳
中登山道
一ノ谷新道
鈴鹿山脈
日本二百名山
湯の山温泉
御在所ロープウェイ
御在所スキー場
三重県菰野町
鈴鹿国定公園
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2013年1月13日

家===湯の山温泉===<中登山道>===御在所岳===<一ノ谷新道>===湯の山温泉===家

ずっと登ってみたかった御在所岳の冬。
去年の夏に初めて御在所岳に登って(あがって)みて、
さらに冬への思いが強くなりようやく実現。
(※去年夏の御在所岳の記録は「御在所岳 2012夏」)

2013年1月13日、登ってきました。


今回のルート(※クリックで拡大)

ルートは、中登山道から登り、一ノ谷新道を下ることに。
ピッケル、アイゼン、念のためスノーシューも持参。


里からの御在所岳

事前に「御在所ロープウェイ」のHPで積雪をCKすると、
山頂のスキー場付近は40cmほど。
下界から仰いでも予想通り、という感じ。

スノーシューは特に無駄ボッカかなと思いつつ…。


駐車場

鈴鹿スカイラインは冬季閉鎖中なので、
寂れた湯の山温泉街を経由して行き止まりまで行くと
写真のような駐車場がある。

ここがこの日の登山の出発点だ。


登山口

駐車場から登山口は目と鼻の先。
登山届を提出していざ出発。


中登山道下部1

この登山道、最初から結構急。
下部はご覧の通り雪は全然ない…。


中登山道下部2

急は急だけど雪もなく難しいわけでもなく、
淡々と、そして淡々と登っていく。


雪のおでまし

ようやく雪のおでましだ。
ようやく冬山らしくなる!?


御在所ロープウェイ

御在所岳は歩かずとも頂上へ行ける山だけれど、
もちろん今回はちゃんと下から歩いているわけで、
このコースはロープウェイの下を通過するわけで。


おばれ岩

ロープウェイの下を通過してしばらくすると稜線へ出る。
その稜線の基部にある岩がこの「おばれ岩」と名付けられた岩だ。
このコースの魅力はこの稜線にある。
天気が良いと本当に気持ちのいいコース。


目指すお山

おばれ岩付近から眺めた御在所岳。
まだまだ道は遠し…。雪は少なし…。


振り返れば

菰野の台地が眼下に一望。


稜線上の雪

深いところで20cmあるかないか。
天気も良く、トレースもしっかり、安心です。


キレット

やってきました。このコースの難所。
6合目、標高900m、キレット!!


こんな感じ

雪はほとんどついていませんでしたが、
なんだか冷や冷やさせられました。


頂上まであと標高差200m

キレットを越えてからは積雪も増え、
ずっと雪の道だった気がします。


もうひとつの危険箇所!?

確か上の写真の後すぐに北側にルートをとるのですが、
そこが地図上でも危険箇所に指定されている。
けれど、キレットに比べるとそれほどでもない。


山上公園はもうすぐそこ

雪はあるけどアイゼンやピッケルを使うほどではない。
ただ、下ってくる登山者はアイゼンをつけてたな…。
4本歯とか6本歯くらいだったらつけてもいいかもしれないけれど、
個人的にはつけなくても問題ないレベルかなと思う。


稜線を振り返る

下からおおよそ2時間。山上公園に到着。
富士見岩から登ってきた稜線を振り返る。
こうして写真でみるとなかなか険峻だ。


鎌ケ岳

富士見岩から眺めた鎌ケ岳。
なかなかカッコいい山で、
登ってみたいなぁと思いを馳せる。


無樹氷

御在所岳は樹氷が見れる山でも有名だけど、
この日は残念ながら見ることは叶わず…。


スキー場

すでに山頂の一角と言えば一角なのだけど、
御在所岳の三角点はスキー場の奥にある。

そう、御在所岳の山頂はスキー場になっているのだ。
ロープウェイに15分乗れば雪と遊べるとあって、
親子連れがたくさん。子どもたちは大はしゃぎ。


スキー場を登る

そんな子どもたちの間を縫って山頂へ。
雪不足で一部閉鎖になっているスキー場を登ってく。


御在所岳山頂

ほぼ予定通り、一度も休まずに山頂へ。
下から2時間30分かからないくらいだったかな。
雪も少なく順調に登ることができました。


鈴鹿の山々

山頂のベンチでおにぎりを食べながら1時間ほどのんびり。
隣にいたパーティのおばちゃんが、

「これから美味しい雑炊つくるよ~」
(・・・10秒後)
「雑炊の素、忘れた~~~~~~~~~~~~~~~~」

と騒いでるのに笑いを堪えながら…。


一ノ谷新道

帰りは一ノ谷新道から下山。
一ノ谷新道と中登山道は登山口が一緒なので、
組み合わせやすい登山道だと思う。


荒れまくり

が、しかし、この登山道、荒れまくり。
中途半端な積雪が厄介さに拍車をかける。

特に上部の荒れようにはまいったまいった。


寂しい新道

トレースはついていたけれど誰ひとり出会う人なく…。


けっこう急

つまずいたら落ちるくらい急。


根っこだらけ

雪がない下部は根っこだらけ。


まったけ岩

三重では松茸をまったけと言うのだろうか!?


御在所山の家

ここまでくれば一ノ谷新道も終わり。
1時間ちょっとで下るつもりが2時間くらいかかってしまった。
いやはや、この下り、とっても疲れました。
初心者にはちょっと危険かもしれませんね。

朝8時20分から登りはじめて、頂上で1時間のんびりして、14時には下山。

結局、アイゼンもピッケルもスノーシューも使わなかったけれど、
御在所岳の冬、標高的にも冬山初級にはもってこいという感じでした。
これなら嫁さんも頑張れば登れるかな!?と思いつつ、
次はまた違うルートから登ってみようと心に決めた一日でした。


朝:家でご飯 / 昼:おにぎり / 夜:-

キムチらーめん

2013-01-25 23:25:19 | 山ご飯
夜もいいけど昼でもいいかも。キムチらーめん。簡単で美味しくて温まる。インスタントらーめんにキムチを入れれば出来上がり。らーめんはやっぱり醤油味がベターだと思う。その他、何を入れてもマッチする気がするけれど、今回はメンマを入れてみました。
ポイントは料理というよりキムチのパッキング。キムチがザックのなかで漏れようものならとんでもないことに…。サランラップとジップロックで厳重に!

【材料】
・インスタントらーめん
・キムチ
・その他



美味しさ: / 手軽さ: / 持ち運びやすさ:

山で遭難しないための一言

2013-01-17 21:06:31 | ひとりごと
産経新聞によると、今年は正月3日までの6日間で31件の遭難が発生したそうだ。山での遭難は、イコール「死」を意味することは言うまでもないが、死なないための心がけならいくらでもできる。道具面しかり、体力面しかり、気持ち面(心がけ)しかりだ。さて、私がいつも山に登るときに心がけている一言。

「山では臆病なほど慎重になれ」

知られざる、アメリカ史上2番目に設立された国立公園。哀しきマキナック。

2013-01-12 23:11:16 | ひとりごと
アメリカで初めて(=世界で初めて)設立された国立公園は、1872年に設立されたイエローストーン国立公園であることは前にもお話しした。(「世界で初めての国立公園とキャンプファイヤー物語」を参照)

では、アメリカで2番目に設立された国立公園は?

というと、なかなか知っている人は少ないのではないだろうか。まぁ、そもそも、アメリカの国立公園史なんかに興味を持っているであろう日本人は一握りであろうから、「少ないのではないだろうか」、という日本語自体間違っていることは自分でもわかっている。

さておき、実は1890年に設立されたヨセミテ国立公園ではないのである。

正解は、、、、

Mackinac National Park (マキナック国立公園)

いやはや、レアです。この国立公園。1875年にミシガン州のマキナック島に設立されたのですが、たった20年の命。マキナック島に軍隊を駐留させたいがために、国立公園を設立して、そこを軍隊に管理させることによって居座ろうという魂胆。マキナック要塞という要塞があったんですね、そこに。で、1895年、そのマキナック要塞が使い物にならなくなったと同時に駐留軍は解散。この国立公園もお役御免。州立公園に格下げ!?されてしまったのでした。

知られざる、哀しきマキナックのお話でした。

単独行

2013-01-09 22:17:18 | 山の本
不世出とまで言われている加藤文太郎の著「単独行」。新田次郎の「孤高の人」を読んで、小説ではないリアルな加藤文太郎が知りたくて知りたくてたまらなくなり、その加藤文太郎自身が書いたこの本を見つけた時は嬉しくてたまらなかったのを昨日のことのように思い出します。


(読書日:2000.8.1~8.17)



単独行(to Amazon)

今年こそは!山に行く!

2013-01-08 22:15:55 | ひとりごと
毎年、年初めには、「今年こそは」と誓うことが多々あるが、最近は山に登ることも「今年こそは」になってしまっている。で、結局、その次の年も「今年こそは」と言ってる自分がいるのである。

時間はあっても金がないのが学生で、金もなくて時間もないのが今の日本の社会人。の、後者になって久しいのだけれど、人生限りあるにもかかわらず、いろんなどうしょもない理由をつけて山にも行かず本当にもったいない一年を過ごしている自分がいる。

というわけで、今年こそは!山に行く!

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