ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【4日目】ミラーじゃないレイク

2010-06-30 00:33:50 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月10日

Curry Village === Mirror Lake === Curry Village

朝、アメリカの修学旅行生がうるさくて起きる。
アメリカ人は声が大きいのか。ご勘弁。

昨夜の残り物、ベーグルとスモークサーモンとバナナを食べる。


寂しいリスの背中

今日はミラーレイクに行くことに。

ミラーレイクはバレーの東端。
最も奥にひっそりたたずむ湖だ。


Mirror Lake

シャトルバスで行く。17番のバスストップで下車だ。
バレー内はシャトルバスが頻繁に行き交っている。
その名もバレーシャトル。お金はかからない。とても便利だ。


Mirror Lake トレッキング

ミラーレイクまではバスストップから30分ほど。
往復1時間ほどのトレッキングだ。

コンクリートの道もあるもせっかくなので土の道を行く。
が、乗馬の道なのか…馬のう○こがすごい。。。

keiいわく「う○こ Road to Mirror Lake」


え?まだだよね?Mirror?

と、そろそろ着いてもいい頃なのに湖らしきものは出てこない。

なんと、、、

え~~~

夏と秋は水がない可能性があるとガイドブックに書いてあったものの、
本当に水はなく枯れ果てた湖らしき跡がそこには。。。


水なしMirror Lake

水がなくちゃミラーにもならないじゃないか。
ふざけるなぁ。ちょっと凹む。
って、シャトルバスでもアナウンスしてたよなしてないような。

ただ、景色はもうほんと最高だった。
写真をいっぱい撮って帰ることに。


見上げた空

ところが、途中、水が伏流水となり出現。
みるみる川に。
水が大好きなkei。
さぁ、水遊びをしていくことに。


あらわれた川。美しい

結局この水遊び。その後、3時間以上も続くことに(笑)
泳ぐことが大好きなkeiはあろうことか服を脱ぎ…
おいおいおいおいパンツ一丁に。

ときたまハイカーが通るもおかまいなし。
眺めているこっちが恥ずかしくてたまらない・・・。


美しき水

kei。まさに水を得た魚。


楽しそうkeiko

さて、Cruuyの我が家に帰りついたのは15時頃。

そういえば帰り道。切り株から新芽が。
なんだか素敵。写真をパシャ。


切り株から新芽

ちなみに夜はカップヌードル。


Cup Noodle

さぁ、明日はどこに行こうか。


【5日目】Vernal & Nevada Falls Trail

【3日目】いざ、ヨセミテ国立公園へ2

2010-06-27 21:42:03 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月9日

RitsMilner === UNION STATION === Bakersfield === Merced === Yosemite Valley

バスは無事にヨセミテに到着。

日本の国立公園と違いアメリカの国立公園は
入園する際に入園料なるものを徴収される。

基本的にどこの公園も徴収されるが金額はそれぞれだ。
ヨセミテは車1台=15ドルだったかな?!
今回はこのバスの料金の中に入園料も含まれていた。

アメリカは車社会だ。国立公園を訪れる人たちの大半は車に乗って訪れる。
オーバーユースを防ぐためにも入園料の徴収は欠かせないのだ。
ただこれはアメリカの国立公園だからできることであり、
日本の国立公園で真似をしようとしても難しい問題が立ちふさがっている。

それは、日本の国立公園には私有地がたくさん含まれていることがひとつの原因。
私有地がたくさん含まれている=利害関係が多様。
アメリカの国立公園のほとんどすべては国立公園局の土地。
国の土地だから入園料を徴収してもさほど大きな問題は生じない。


カリービレッジにようこそ

さて、直接カリービレッジまで送り届けてくれたので、
バス停からチェックインカウンターまでものの30秒。

I'd like to check in please.

とkeiが言ってるのを傍目に
僕はヨセミテの空気を肌身で感じる。

さっそくリスに会う。ワイルドライフだ。
滅多に会えないんじゃないかと思い
写真を撮るもその後嫌というほどリスを見ることになる…


本物のシカ


いかがなものか車たち

チェックインも済み、といっても日本で既に予約していたのでスムーズ。
ヨセミテのような有名な国立公園になると、
宿泊施設は必ず数ヶ月前から予約しておかないと痛い目にあう。

特に夏は予約もしないで来ようものなら熊と一緒に寝ることになる。
というわけでこの日から1週間の我が家へ。テントキャビンだ。


我が家となったテントキャビン

熊がとてつもなく多いので、鍵は南京錠。
キャビンの前には熊防止用のフードボックス。

もちろん、キャビンの中での食事はNG。
匂いで熊がやってくるからだ。
といっても、私たち2人はあまりその重要性を理解しておらず。。
普通にキャビンで食事をしてしまっていた。

熊に襲われそのことがばれようものなら罰金ものだったかもしれない。
と、次回からは気をつけようと日本に帰って申し合わせた二人だった。


カリービレッジの入り口から見上げる


キャビンのなか

テントキャビンはまぁまぁ居心地もよさそうで一安心。
さっそくお昼を食べに。タコス。keiはビーンのタコス。

ものすごいヘビー。

ビーンをすりつぶしたやつが山というほどタコスに。
まるで見た目は、う○こ。kei、気持ち悪くなりダウン。

自分はチキンタコス。これは美味しく食べられた。


ビーンタコスを食べる

ヨセミテはなんでも揃う。特段、「不便」という言葉は見当たらない。
先ほども述べた車も、入園料さえ払えば無制限に入れるようで、
カリービレッジの駐車場は満杯だった。いかがなものかと思う。


なんでも揃う公園内のショップ

キャビンに戻り、19時過ぎまでお昼寝。
起きたあと、ストアへ買い物。夜ご飯だ。

ストアではマイクロウェーブやスプーンやフォークやナイフも。
必要なものは無料で自由に使えるため便利。いや、ちょっと便利すぎる。

便利さの恩恵にあずかるもやはりいかがなものかとも思う。

自己矛盾。

チンして温め熊の心配など考えもせずにキャビンで食べる。
スモークサーモンに、ベーグル。カルボナーラに、サラダを食べた。
スモークサーモンはだいぶ塩辛かった。

でも、ベーグルに挟んで食べるとグー。

明日はハーフドームを下から仰ぎにミラーレイクへ。

おやすみなさい。


【4日目】ミラーじゃないレイク

【3日目】いざ、ヨセミテ国立公園へ1

2010-06-22 23:28:11 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月9日

RitsMilner === UNION STATION === Bakersfield === Merced === Yosemite Valley

山の朝の時間だ。2:30。目覚める。
RitsMilnerのフロントは24時間開いている。
出発準備をして出発。

チェックインしたときと同じ、
ロナウジーニョ似のお姉さんに
タクシーを呼んでもらう。

タクシーが来るあいだフロント周辺をうろつく。
自動販売機発見。見て驚愕。

80%がコーク。
10%がファンタ。。
10%がスプライト。。。

アメリカンどんだけ~。

5分ほどでタクシー到着。

Good Moring.
I'd like to go to UNION STATION.
How much dose it take to get there?

>Fifteen dollars.


UNION STATIONでバスを待つ。来た!!

UNION STATIONに着く直前、タクシーの運ちゃんメーターを強制的に切る。
まだ15ドルには達していなかったのにメーターに関係なく15ドルとられる。
まぁ、深夜だしね…いいか。

L.Aのダウンタウン真っ只中の真夜中の駅のバスターミナル。
で、バスを待つなんておっかない。
と、思っていたら、思っていたよりも明るくて、
しかも、拳銃を腰にかけてる警備の人もちゃんといた。
まぁ、女性だったけど。ね。

バスは日本でも乗りなれた大型の観光バスって感じのバス。
4:10発。若いお兄ちゃんドライバーがフリーウェイを飛ばしに飛ばす。
ベーカーズフィールドまで。6:30着。


ベーカーズフィールドでむかえた朝焼け


BakersfiledからAmtrakに乗車

B.Fからはアムトラックと呼ばれている列車でマーセドまで。
電車じゃなくてディーゼル車だ。大きな巨体のわりに快適に飛ばすこの列車。
しかし、車内はとても寒かった。冷房効きすぎ!
アメリカンよ、もっと、痩せなさいよ。そりゃ、暑いでしょうよ…。
ひ弱な日本人には寒すぎるほどの冷房の効きようだった。

ちなみに、私たちは、L.Aからアムトラックに乗って
マーセドまで行くものだとチケットを買うまでずっと思っていた。
まず、B.Fまではバスで、それからアムトラック。
もしこのblog.を見て旅をする人がいたら戸惑わないよう注意です。


マーセドに到着

マーセドからはまたバス。
YARTSという会社のバスでヨセミテまで連れて行ってくれる。
B.Fまでのバスと比べるとだいぶコンパクトなバスだけど、
きれいで新しい感じだった。

乗り換えはスムーズ。といっても45分待ち。
駅の待合室で休んだり、ホームに出て電車を眺めたり。
てか、アメリカの貨物列車は車列長すぎ。
日本じゃ絶対に考えられないくらいの貨物をしたがえてた。

11:00、マーセド駅を出発。ヨセミテへ。
マーセドからヨセミテまではだいたい2時間だ。


AMTRAKよ、また1週間後


マーセドからYARTSのバスでヨセミテへ

ヨセミテというと旅行者の間では
ヨセミテバレーのことを指すように思う。

ヨセミテ国立公園そのものは東京都よりも広い。

ヨセミテバレーは日本で言えば中部山岳国立公園内の上高地だ。
上高地と同じように宿泊施設などがたくさんある。
訪れた人たちはヨセミテバレー内にある宿泊施設やテントに泊まって、
ハイキングを楽しんだりクライミングを楽しんだりするわけだ。

このバスは乗客それぞれの宿泊施設まで送迎してくれる。
これから1週間、私たちのヨセミテでの宿はカリービレッジというところ。
どんなところなのかとっても楽しみだ。


車窓の風景

バスはマーセドを抜けると上の写真のような山道を走っていく。
まさにウェスタンって感じの荒涼とした大地。
灼熱の太陽に空気は乾ききり時々ニュースでも見かけるが、
カリフォルニアでは自然に発生する山火事がとても多い。

ちなみにヨセミテ国立公園では、
山火事が発生しても積極的に消化することはしない。
自然に発生して山火事はあくまで自然に消えるのを待つ。

もちろん人に被害が及ぶような時は消火活動をするものの、
火事だからといって消化しようとはしない。

ヨセミテ国立公園に限らず、基本的にアメリカの国立公園では
このような管理政策を施行しているはずである。
自然の摂理にむやみやたらに逆らうことはしないのだ。

私たちがヨセミテを訪れている間も、一度、火事の現場を目撃した。
その時はバレー内ということもあってか
積極的な消化活動がおこなわれていたけれど。。。


【3日目】いざ、ヨセミテ国立公園へ2

【2日目】新宿のにおい!?ロサンジェルス

2010-06-14 23:32:21 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月8日

LAX === UNION STATION === 7th street center === RitsMilner
=== No,740BusStop === SANTA MONICA === No,740BusStop === RitsMilner


アメリカ上陸


Free Way


L・Aのダウンタウンが見えてきた

9:45、無事にLAXへ。入国審査がやけに怖ろしい。
入国管理官の腰にはオートマチック式の拳銃が…。
keiと二人、かと思いきや、一人で入国審査にチャレンジ。
片言の英語でなんとかクリア。

初めての外国、アメリカ、L.Aのにおいは、
どこか新宿の匂いに似ていたな。

さて、LAXからダウンタウンに移動せねば、
ということで、インフォメーションで尋ねる。
ナチュラルスピードイングリッシュ。
自分にはチンプンカンプン。

keiの英語力には本当に脱帽。
LAXから4ドルでダウンタウンの
ユニオンステーションまで行くバスがあった。

ちょうどユニオンステーションで明朝発
ヨセミテまでのチケットを買わなければいけなかったら良かった。
バスストップに少し戸惑うもなんとか乗車。

体格の良いおばちゃんドライバーがフリーウェイをばんばん飛ばす。
ユニオンステーションまでは20分近く。だいぶ、走った。
にしては、4ドルとはなんとも安い…。


UNION STATION

UNION STATIONでヨセミテ行のチケットを購入。

45ドル。

荷物を置くためにもダウンタウン内に
あるはずの今宵の宿、RitsMilnerを目指す。
地下鉄で行くことに。

アメリカの地下鉄は汚くて怖いイメージ。
だったけど、L・Aの地下鉄は意外にもきれい&平和。
どこまで乗っても?!1.25ドル。

改札がないからタダ乗りもできるけど、
ばれた時はヤバイらしい…。

RitsMilnerは7th street center駅のすぐ近くにあった。


L・Aの地下鉄


7th street center

疲れ&時差ボケ解消のためにもホテルで数時間爆睡。
まだまだ寝たりなくて眠くて眠くて仕方がなかったけど、
せっかくなのでL.A観光。サンタモニカへGO。
前々から名前だけは聞いたことがあったので行ってみる。

ダウンタウンからバス(Metro Rapid)が出てる。1.25ドル。
ただし、所要時間は片道1時間はかかる。いろんな意味で予想外。
どうしてこうもアメリカの公共交通機関(バス)は安いのか。
どうしてサンタモニカはこうも遠いのか。


Metro Rapid


SANTA MONICA




でも、サンタモニカの海はとても美しかった。

ちなみに、サンタモニカで、お昼代わりにピザを食べた。
とっても油ぎっててまずかった。
アメリカ人が太い理由は初日にして納得した。

明朝は、2:30起き。
4:10、UNION STATION発のバスに乗らねばならぬのだ。
keiの命令でタクシーを呼ぶことに…。

Could you please call me a taxi?


【3日目】いざ、ヨセミテ国立公園へ1

【1日目】うんてんめんきょと愛

2010-06-13 13:44:20 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月8日 

家 === 成田 === LAX


前夜、9月7日、一日早いkeiの誕生日祝い。
帰り道、深夜12時近く、新宿駅を出るも、
電車のポイント故障で2時間近く立ち往生…。

家に着いたのは2時過ぎだったのは今も忘れない。
そして、翌朝、8時前、いそいで準備をして、出発。

忘れ物はないか・・・。


うんてんめんきょと愛

keiが「国際運転免許と愛だけは忘れるな」と、
ポストイットに書いてくれていたので(笑)、忘れず持参。
これ…結局…電車に貼りっ放しにしてしまったなぁ…。

そう、生まれて初めての異国の地への旅がここに始まった。


今旅はコリアンエアー

成田空港だって自分にとっては初体験。
5万円ほど円をドルに。免税店がたくさんあった。

アメリカの電圧に合わせるため変圧器を買おうと。が、
デジカメの充電器など主要な機器のプラグは、
ほとんどがアメリカで使っても問題が起きないような
設計にになっているらしく、、、「へぇ~~」
ということで変圧器代3,000円近くを節約。

ラッキー。


記念すべきエアーチケット

今回の旅は大韓航空で。
L.Aまでいくらでしたっけ?!
燃料費とか入れて7万円、8万円くらいだったかな。
とにかくL.Aまで一番安かった。


機内食はビビンバ丼

残念ながら窓側の席は獲れなかったけど空の旅を満喫。
揺れると怖かったけどね…。
コリアだから機内食はビビンバ丼。美味。
もちろん、他にも出た。

成田発15時20分、L.A着9月8日午前9時45分。

時差が-17時間とものすごいので、
9月8日を丸2日間過ごすという奇妙な体験。


【2日目】新宿のにおい!?ロサンジェルス

【プロローグ】ジョン・ミューアの道をたどって

2010-06-13 13:36:33 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月8日朝、「アメリカ国立公園の旅 第一弾」は始まった。

アメリカ国立公園の旅第一弾は、
アメリカ西海岸カリフォルニア州はヨセミテ国立公園、
セコイア国立公園、キングス・キャニオン国立公園の
3つの国立公園をめぐる旅。

アメリカ国立公園の父と言われるジョン・ミューアが
こよなく愛したシエラ・ネバダにある国立公園なだけに、
「ジョン・ミューアの道をたどって」。

ちなみに、この旅が自分にとって初めての海外旅行。
初めての海外がツアーでもなんでもないバックパッキング。
毎日ドキドキワクワクしっぱなしの2週間でした。


【1日目】うんてんめんきょと愛

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