2005年3月13日
茅野駅(6:35) === 渋ノ湯(7:32-8:30) === 2130m付近(9:25-9:45) === 黒百合ヒュッテ(11:05)
渋ノ湯バス停よりすぐの奥蓼科補導所
その前からずっと起きてたけど5:00起床。
パッキングを済ませてバス停へ。
6:35の渋ノ湯行きのバスに乗る。
ちなみに、茅野駅から渋ノ湯までのバスは平日は一日2本。
土日祝日は私たちが乗った6:35のバスが一便増発され一日3本になる(2005年3月時点)。
時刻表は要確認だ。運賃は1100円だったかな?!
バスの中で朝ごはん。昨夕出発前に買った牛丼弁当。
ご飯がカチカチパサパサになってってすこぶるまずい!
でも、食べる。車山や蓼科山が綺麗に見える。
でも、天狗岳方面はガスの中だった。
まだまだ春は遠い道を行く
7:32渋ノ湯到着。-6℃。寒い…。
トイレを済ませて、準備体操をしてさっそく出発。
2分くらい歩いたところに奥蓼科補導所がある。
登山届けを提出。団体名は即席Team『Teamタリバン』にする。
なんともふざけた名前だ。
遭難したらきっとこの名前でニュースなどで報道されて、
コメンテーターにいろんな罵声を浴びせられるんだろうと思うと…
先行パーティがここでアイゼンを付けていたので私たちも付けることにする。
決して必要だとは思わなかったが今回の山行は冬山の訓練も兼ねていた。
少なくても登りに関しては黒百合ヒュッテまではアイゼンは必要ない。
結局なんだかんだしてたら、出発は8:30になってしまった。
ゆっくり登りだす。やっぱりアイゼンは必要ない。
トレースもはっきりしているし、雪もしまっていてとても歩きやすかった。
3月ということもあるのだろう。
ポピュラーな天狗岳ということもあるのだろう。
今回は深雪の時のために一応ワカンも携帯したのだが、
どうやら無駄ボッカになってしまった。
すごい良いペースで登っていく。
30分も経たずに最初の分岐。
5分ばかし休憩。
Nobu兄のホットミルクティーがとっても美味しい。
ほどなくしてこの日の行程の中で一番しんどいだろうと
予想していた2130㍍付近手前の急登にさしかかる。
確かにまぁまぁいい登りだったものの、
距離がそこまで長くないため苦にせず登ることができる。
9:25。2130m付近の道標到着。
ここにて大休止。9:45再び出発。
私たちのテントと黒百合ヒュッテ
ここから黒百合平までは残す行程2/3程度。
しかも、黒百合ヒュッテ手前の上りを除けば、終始なだらかな上りが続く。
おそらく、夏道よりも障害物などが少なくて早く歩けるかもしれない。
私たちも途中1回の休憩でスムーズに今日の目的地黒百合ヒュッテへ。
11:05到着。
黒百合ヒュッテ前には中高年の登山パーティが数パーティいて賑わっていた。
この日は日曜日。明日からまた仕事なのだろう。
どうやらこれから下る様子で、テントを撤収したりして下山の準備をしていた。
そんな様子を片目で見ながら私たちはテント設営の準備にかかる。
整地作業。円を描くように雪を踏み固めていく。
人間ローラーも試みる。ちょっと恥ずかしいし、目もまわる。
テント設営。今回は部活で使っているエスパースの4・5テンを持参した。
3人だとちょうど使い勝手がよい大きさだ。
側溝の掘り方などをNobu兄に教わりながら冬山でのテント設営を体験する。
とっても勉強になった。午後にはブロックの造り方も教えてもらった。
冬山のテン設にはスコップとスノーソーは必需品だ。
黒百合ヒュッテ前の斜面にて雪上訓練中
テントの中で昼食を摂る。フランスパン。サラミがまいう~。
12時の気温は-11℃だった。
去年の金峰山での最低気温が-9℃だったので、
この時点で生まれて初めての寒さ!
でも、テントの中は0℃。あったかい。
13:30より、黒百合ヒュッテの前にある丘の斜面で雪上訓練を実施する。
滑落停止や耐風姿勢。雪上訓練は1年以上前の部活の合宿でやった以来。
そのときは思いきりできなかったので、今回は思う存分やってみた。
遊びではないんだけどけっこう楽しい。
ビーコン訓練中のNobu兄。必死!笑
テントサイトに戻ってからはビーコン訓練。
テントサイトエリアいっぱいを使って実施する。
ひとつのビーコンを雪の中に隠して、
手持ちのビーコンを使って隠してあるビーコンを探す。
雪崩では巻き込まれてから15分を境に生存率がぐっと下がると言われている。
最低でも5分以内には見つけたい。そこで、タイムを計って3人で競争する。
2人で隠して残りの1人が探す形式でひとり2回。
探すほうはマジになって探すから隠してる側はおもしろい。
1回目はみんな5分以内で発見できるも、2回目は私とNakamuが5分をオーバー。
6分50秒と6分20秒。私のほうが30秒ほどNakamuに負け、罰ゲーム決定。
今夜のコッヘルの掃除をやらされるはめに。カレーだよカレー!
そう、この夜はカレーでした。
ほうれん草ペミカンカレー!
ほうれん草をたっぷり入れて、チキンもたくさんいれていきました。
見た目は豚の餌としか思えないようにドロドロでまずそうだったけど、
カレーにしちゃえば美味いのです。
ちょっと、ほうれん草の影響か泥臭さがあったけど、
肉もけっこう入ってたし、美味かったんですよ。
で、ちゃんと罰ゲームはやりました!
しかも外で!マジ寒かった!
トイレットペーパで拭いてく矢先からコッヘルの中が凍ってくんだもん。
あの30秒をものすごく恨みました…
Nakamuが少し体調を崩してしまって完全防寒対策を施して20時過ぎには就寝。
Nobu兄と私は予定通り21:00に消灯就寝。
しか~し。
その後、数時間もしないうちに私はNobu兄と大接近&大密着して寝るはめ。
寝返りすらうてない!
なぜなら…
Nobu兄!来年は絶対にシュラフ&ジャケット買ってください!あと、カイロも!
そう、Nobu兄は雨具とシュラカバとインナーシュラフのみで冬の八ヶ岳で寝ていたのです。
これで、冬の上州武尊や吾妻もやってきたというからすごい…。
でも、結局この夜も寒くて全然寝れなかったらしいッス。
朝:牛丼弁当 昼:フランスパン 夜:ほうれん草ペミカンカレー
【3日目】天狗岳 ~2005年、冬の北八ヶ岳~
茅野駅(6:35) === 渋ノ湯(7:32-8:30) === 2130m付近(9:25-9:45) === 黒百合ヒュッテ(11:05)
渋ノ湯バス停よりすぐの奥蓼科補導所
その前からずっと起きてたけど5:00起床。
パッキングを済ませてバス停へ。
6:35の渋ノ湯行きのバスに乗る。
ちなみに、茅野駅から渋ノ湯までのバスは平日は一日2本。
土日祝日は私たちが乗った6:35のバスが一便増発され一日3本になる(2005年3月時点)。
時刻表は要確認だ。運賃は1100円だったかな?!
バスの中で朝ごはん。昨夕出発前に買った牛丼弁当。
ご飯がカチカチパサパサになってってすこぶるまずい!
でも、食べる。車山や蓼科山が綺麗に見える。
でも、天狗岳方面はガスの中だった。
まだまだ春は遠い道を行く
7:32渋ノ湯到着。-6℃。寒い…。
トイレを済ませて、準備体操をしてさっそく出発。
2分くらい歩いたところに奥蓼科補導所がある。
登山届けを提出。団体名は即席Team『Teamタリバン』にする。
なんともふざけた名前だ。
遭難したらきっとこの名前でニュースなどで報道されて、
コメンテーターにいろんな罵声を浴びせられるんだろうと思うと…
先行パーティがここでアイゼンを付けていたので私たちも付けることにする。
決して必要だとは思わなかったが今回の山行は冬山の訓練も兼ねていた。
少なくても登りに関しては黒百合ヒュッテまではアイゼンは必要ない。
結局なんだかんだしてたら、出発は8:30になってしまった。
ゆっくり登りだす。やっぱりアイゼンは必要ない。
トレースもはっきりしているし、雪もしまっていてとても歩きやすかった。
3月ということもあるのだろう。
ポピュラーな天狗岳ということもあるのだろう。
今回は深雪の時のために一応ワカンも携帯したのだが、
どうやら無駄ボッカになってしまった。
すごい良いペースで登っていく。
30分も経たずに最初の分岐。
5分ばかし休憩。
Nobu兄のホットミルクティーがとっても美味しい。
ほどなくしてこの日の行程の中で一番しんどいだろうと
予想していた2130㍍付近手前の急登にさしかかる。
確かにまぁまぁいい登りだったものの、
距離がそこまで長くないため苦にせず登ることができる。
9:25。2130m付近の道標到着。
ここにて大休止。9:45再び出発。
私たちのテントと黒百合ヒュッテ
ここから黒百合平までは残す行程2/3程度。
しかも、黒百合ヒュッテ手前の上りを除けば、終始なだらかな上りが続く。
おそらく、夏道よりも障害物などが少なくて早く歩けるかもしれない。
私たちも途中1回の休憩でスムーズに今日の目的地黒百合ヒュッテへ。
11:05到着。
黒百合ヒュッテ前には中高年の登山パーティが数パーティいて賑わっていた。
この日は日曜日。明日からまた仕事なのだろう。
どうやらこれから下る様子で、テントを撤収したりして下山の準備をしていた。
そんな様子を片目で見ながら私たちはテント設営の準備にかかる。
整地作業。円を描くように雪を踏み固めていく。
人間ローラーも試みる。ちょっと恥ずかしいし、目もまわる。
テント設営。今回は部活で使っているエスパースの4・5テンを持参した。
3人だとちょうど使い勝手がよい大きさだ。
側溝の掘り方などをNobu兄に教わりながら冬山でのテント設営を体験する。
とっても勉強になった。午後にはブロックの造り方も教えてもらった。
冬山のテン設にはスコップとスノーソーは必需品だ。
黒百合ヒュッテ前の斜面にて雪上訓練中
テントの中で昼食を摂る。フランスパン。サラミがまいう~。
12時の気温は-11℃だった。
去年の金峰山での最低気温が-9℃だったので、
この時点で生まれて初めての寒さ!
でも、テントの中は0℃。あったかい。
13:30より、黒百合ヒュッテの前にある丘の斜面で雪上訓練を実施する。
滑落停止や耐風姿勢。雪上訓練は1年以上前の部活の合宿でやった以来。
そのときは思いきりできなかったので、今回は思う存分やってみた。
遊びではないんだけどけっこう楽しい。
ビーコン訓練中のNobu兄。必死!笑
テントサイトに戻ってからはビーコン訓練。
テントサイトエリアいっぱいを使って実施する。
ひとつのビーコンを雪の中に隠して、
手持ちのビーコンを使って隠してあるビーコンを探す。
雪崩では巻き込まれてから15分を境に生存率がぐっと下がると言われている。
最低でも5分以内には見つけたい。そこで、タイムを計って3人で競争する。
2人で隠して残りの1人が探す形式でひとり2回。
探すほうはマジになって探すから隠してる側はおもしろい。
1回目はみんな5分以内で発見できるも、2回目は私とNakamuが5分をオーバー。
6分50秒と6分20秒。私のほうが30秒ほどNakamuに負け、罰ゲーム決定。
今夜のコッヘルの掃除をやらされるはめに。カレーだよカレー!
そう、この夜はカレーでした。
ほうれん草ペミカンカレー!
ほうれん草をたっぷり入れて、チキンもたくさんいれていきました。
見た目は豚の餌としか思えないようにドロドロでまずそうだったけど、
カレーにしちゃえば美味いのです。
ちょっと、ほうれん草の影響か泥臭さがあったけど、
肉もけっこう入ってたし、美味かったんですよ。
で、ちゃんと罰ゲームはやりました!
しかも外で!マジ寒かった!
トイレットペーパで拭いてく矢先からコッヘルの中が凍ってくんだもん。
あの30秒をものすごく恨みました…
Nakamuが少し体調を崩してしまって完全防寒対策を施して20時過ぎには就寝。
Nobu兄と私は予定通り21:00に消灯就寝。
しか~し。
その後、数時間もしないうちに私はNobu兄と大接近&大密着して寝るはめ。
寝返りすらうてない!
なぜなら…
Nobu兄!来年は絶対にシュラフ&ジャケット買ってください!あと、カイロも!
そう、Nobu兄は雨具とシュラカバとインナーシュラフのみで冬の八ヶ岳で寝ていたのです。
これで、冬の上州武尊や吾妻もやってきたというからすごい…。
でも、結局この夜も寒くて全然寝れなかったらしいッス。
朝:牛丼弁当 昼:フランスパン 夜:ほうれん草ペミカンカレー
【3日目】天狗岳 ~2005年、冬の北八ヶ岳~
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