ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【3日目】金峰山から瑞牆山へ ~2004年、冬~

2011-12-07 19:45:05 | 奥秩父の山
2004年2月18日

金峰小屋(8:37) === 金峰山山頂(9:17-10:17) === 大日岩(12:10-13:55) === 富士見平(14:42)


冬季小屋にて

6時30分起床。-9℃。寒すぎる。
外の雪もやみ、昨日の吹雪とはうってかわり良い天気になる模様。

八ヶ岳がきれいに見えていそうなので、2人してカメラを抱え外へ出る。
きれいなモルゲンロートを期待したもののそこまで染まらずに終わり少し残念。

でも、きれいだった。


朝焼けの八ヶ岳

小屋に戻り、朝ごはんを食べ、準備をしていざ出発。
靴紐なんかパリパリに凍り付いてしまって靴を履くのも一苦労だった。

金峰小屋から金峰山山頂までは30分ほど。
念のためアイゼンに加えピッケルも携帯した。

ルート上には昨夜小屋で一緒だった人のトレースがはっきりとついていたし、
ルートマークもきちんとあるのでルートはわかりやすかった。
ゆっくりゆっくりと頂上を目指して歩を進めて行った。

そして・・・・


金峰山山頂にて

午前9時17分。金峰山(2595m)登頂!
今回の山行の1番の目標であるだけにやっぱり嬉しい。

山頂では写真を撮ったり、携帯をいじったり、
1時間ぐらいのんびりしていた。
本当に天気も良くて、360度の展望が楽しめた。

次回の冬山はどこにしよう、な~んて山々を眺めながら考える。
南アルプスはまだまだレベルの桁が違うし、次は八ヶ岳かな、なんて密かに思う。
八ヶ岳だってそんなに甘くはないか。とも思う。

10時17分。次の目標である瑞牆山に向けて出発。
瑞牆山の方から金峰山を目指す登山者は多いのか、
ルート上にはトレースもしっかりついているし、
地図上で危険のマークがついていた千代の吹上付近も
そう難しくはなく順調に歩くことができた。

しかし、これも天気がすこぶる良かったことと、
例年に比べ積雪が少なかったことから言えることであって、
天気が悪かったり雪が多かったりすると、
千代の吹上付近はとても危険な場所となるであろうし、
ルートファインディングも一段と難しくなるであろうことは確実なので、
私たちはただ運がよかったのだろうとも思われる。


千代ノ吹上付近を行く

そんなこんなで大日岩に到着。金峰山山頂から約2時間。
ここから金峰山を眺めるとけっこう下ってきたことがわかる。

気温は-5℃。

ここまでくれば今日のゴール富士見平は見えたようなもの。
なので、ここにて昼食&大休止。

Kouさん持参のワンタンメンなどを作って食べる。
マジでうまいっ!

昼食後も寝っころがったりしながらのんびりする。
本当に気持ちが良かった。
結局ここでは2時間近く休んでしまった。

大日岩から富士見平までは休憩もとらず一気に下る。
14時42分富士見平到着。

途中の大日小屋付近にはテントも数張りあったものの、
富士見平には私たちだけだった。
富士見平で起きた昔の事件などは無視。

富士見平小屋はあり得ないぐらいホコリ臭い。
今日はテントを張ることにする。

富士見平周辺は木々に覆われているため風などの心配はそんなにない。
だから、ペグがなくてもテントは張れるのだ!

整地作業をしてテントを設営。
到着した時間が早かったこともあって
夕食までの時間は各々のんびり自由に過ごす。
私は山でのこんなひと時が大好きだ。

その夜はパスタを食べ、2人でバカをやりながら更けていった。


朝:お餅・昨夜の残り 昼:ワンタンメンetc. 夜:パスタ

【4日目】金峰山から瑞牆山へ ~2004年、冬~


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