goo blog サービス終了のお知らせ 

ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【最終日】帰国

2012-08-12 20:30:55 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月19日

サンフランシスコ===成田===家

2010年9月19日。最終日。


デルタに乗って一路成田へ

ヨセミテ国立公園のヘッチヘッチーからはじまり、
急遽予定を変更して訪れたデスバレー国立公園。
勇気を振り絞って登ったハーフドーム。
想像以上に美しかったクレーターレイク国立公園。
全然その良さを感じることのできなかったレッドウッド国立公園。

アメリカ国立公園の旅、第3弾。
大移動ばかりの今回の旅でしたが、
思いで深い良い旅になりました。

ところで、これまでアメリカの国立公園をずっと
一緒にめぐってきたKeiとの旅は今回の旅で終わり。

ありがとう。Kei。


アメリカ国立公園の旅2010

【9日目】レッドウッド国立公園。そしてサンフランシスコへ。

2012-08-12 20:02:53 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月18日

レッドウッド国立公園===サンフランシスコ

今日中にサンフランシスコに戻らねばならないため、
午前中にレッドウッド国立公園を見て回らねばならない。

が、、、あり得ないほどの大雨。
昨日より酷くなってる感じ…。

Scenic Roadに行きたかったのだけれどこの大雨で閉鎖。
ん~。もうどうしょもない。

ガイドブックに「時間がないときのおススメの1か所」と紹介されている、
レディ・バード・ジョンソン・グローブに行ってみる。


Lady Bird Johnson Grove

雨のグローブを少しだけ散策。
レッドウッドはウッドというだけあって木の名前。
世界一高い木で、100m前後の高さになる。

ただ、正直、そのすごさを実感することはできず、、、
それぐらい酷い雨で、、どうしょもなく。。。

しょうがないのでサンフランシスコに戻ることに!!


エルクかな!?

帰り、お尻を向けたお食事中のエルク!?を発見。
ん~レッドウッド国立公園。晴れてるときにまた来たい!!



ゴールデンゲートブリッジ

レッドウッド国立公園から一気に南下してサンフランシスコへ。
ゴールデンゲートブリッジも通過する。やっぱり霧の中。

でも、霧がかかってるのはここだけで橋を抜けると霧が晴れる。
ちょうど橋のところが海峡になっていて霧が発生しやすいみたい。


フィッシャーマンズワーフ

明日には日本へ帰国。アメリカ最終日。
せっかくなので夜は少し豪華に食事。


オイスター

フィッシャーマンズワーフで美味しい魚介をいただきました。


朝:カレー / 昼:スーパーの総菜 / 夜:シーフード 

【最終日】帰国

【8日目】クレーターレイク国立公園からレッドウッド国立公園へ。

2012-08-12 19:10:38 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月17日

プロスペクト(クレーターレイク国立公園まで16マイル)
===クレーターレイク国立公園===レッドウッド国立公園

北のほうは天気が芳しくない。
カリフォルニアとは全然違う。

曇り空。今にも雨が降ってきそうだ。

今日はクレーターレイク国立公園をまわってレッドウッド国立公園へ行く。


クレーターレイク国立公園

クレーターレイク国立公園に入場。


クレーターレイク

クレーターレイク国立公園のクレーターレイクはレイクなので湖だ。
カルデラ湖。予想以上に美しい湖がそこにはありました。

世界で7番目に深い湖だそうです。

ここの国立公園では湖の外輪山に沿って
一周33マイルのリムドライブが敷かれています。
そこをドライブしながらいろいろなポイントで
景色を眺めて楽しむのです。


りすくん

ヨセミテ国立公園にいたりすくんとは種類が違った。
ところ変わればリスも変わるのですね。すばしっこい。


浮かぶ島はウィザード島

湖に浮かぶウィザード島も233mのミニ火山。

ちなみに、このクレーターレイクは世界で最も澄んだ湖でもある。
1997年、43.3mという世界記録を樹立したそうです。

そしてこのクレーターレイク、活火山みたいです。
近年は噴火の予兆はないようですが小規模な地震は続いているそう。
噴火したら火口の水が一気に溢れだし大災害の危険があるため、
常にその状態はモニターされているとのことです。


広がる草原

リムドライブの湖と反対側にはきれいな草原が広がっている場所もありました。


浮かぶファントムシップ

幽霊船といわれる長さ90mの小さな島。
確かにその名にふさわしき姿です。


はためくアメリカ国旗

クレーターレイク国立公園のビジターセンターには、
かっこよくアメリカの国旗がはためいていました。


さて、リムドライブを一周して一路レッドウッド国立公園へ。
オレゴン州とお別れ、またカリフォルニア州に入ります。


土砂降りの雨

レッドウッド国立公園は雨と霧の国立公園。
近づくつれて雨が。けっこう酷い土砂降りの雨。


レッドウッド国立州立公園

レッドウッドは国立公園でもあり州立公園でもある。
この日はクラマスにあるレッドウッドモーテルへ。
雨が酷くて観光する気が起きず、、、モーテルでのんびり。


朝:中華丼 / 昼:タコス / 夜:パスタ 

【9日目】レッドウッド国立公園。そしてサンフランシスコへ。

【7日目】大大大大大移動。ヨセミテ国立公園からクレーターレイク国立公園へ。

2012-08-12 18:09:47 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月16日

ヨセミテ国立公園===プロスペクト(クレーターレイク国立公園まで16マイル)

この旅、一番の大移動。

この日は一気にオレゴン州にあるクレーターレイク国立公園まで移動する。
正確にはクレーターレイク国立公園の16マイル手前の町。プロスペクトへ。

とにかくとことんとことん長い距離を走る。。。
約530マイル。キロになおせば約853キロだ。
東京から福岡一歩手前くらいの距離である。

車に変なランプが点いて消えなくなってしまうくらい走った。
(※いまだによくわからんランプが最後まで消えなかったのです)


エルキャピタン

ヨセミテに別れを告げて。

ヨセミテにはまた来れる気がしている。
ありがとう。ヨセミテ国立公園。


ロッジ

少し無謀だったなと思うくらい疲れ果てる。
ただ、オレゴンの気候は良い。過ごしやすい。

もうここはシアトルも近い。
大好きなシアトルと似たような気候だ。


ハンバーグステーキ

少し豪華にハンバーグステーキを食べた。
自分へのご褒美である。


朝:なし / 昼:タコス / 夜:ハンバーグステーキ 

【8日目】クレーターレイク国立公園からレッドウッド国立公園へ。

【6日目】ハーフドームトレイル

2012-08-12 14:03:05 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月15日

Curry Village===Half Dome===Curry Village

朝6時。昨夜の段階でだいぶ迷っていた。
そう、ハーフドームトレイル。
でもとりあえず、行けるところまでトライしてみることにした。
(※あまり山登り経験のないKeiがいるので慎重に判断)

さて、まずこのハーフドームトレイルですが、
体力に自信のない人や高所に弱い人は絶対に無理です。
ガイドブックでも上級者トレイルに区分されていますが、
実際、本当に上級者トレイルだと思います。
俺ですら(たかが俺ですが)怖いと思ったくらいです。

往復27.4km、往復10~14時間かかります。


Valleyから眺めたハーフドーム

つまり、この写真の奥に見える岩山のトップを目指すのがこのトレイル。
もちろん、この写真を撮ったValleyから歩いて行くわけです。


出発地点からのゴール地点

結局、出発は7時になってしまった。
やばいなぁと。出発遅い!!!


バーナル滝が見えてきた

バーナル滝とネバダ滝までは2年前にも来たので懐かしい。
ハーフドームトレイルは途中までバーナル&ネバダ滝トレイルと同じ道。


バーナル滝の登り


結構細い登山道

バーナル滝もネバダ滝も水量は少ない。
もう9月だからね。しかたない。


ネバダ滝

しかし、想像以上にお腹がへってしまいシャリバテ状態に。
アメやチョコレートなど甘いものを持ってこなかったことを悔やみつつ、
Keiに歩くスピードをゆるめてもらいながら上を目指して歩いて行く。

てかですね、アメやチョコも持たないでこのトレイルに入っちゃいかんですね。
山やってる人間として失格だなぁと…。あ~情けない。


りすくん

りす、、、、食べちゃうか。
そんなこと思ってません。


ハーフドームが見えてきた

え、高くね?てかさ、マジで垂直じゃね?無理だろありゃ!?
というくらい見えてきたハーフドームは高くて垂直。


こんな看板がある

危険だと。とても重い怪我や死にいたると。
特に雷や天候が悪化すると、と書いてある。


ハーフドーム直下

ハーフドームの直下に着いたのは予定よりも2時間も遅く13時過ぎ。

このトレイルをなめきっていた。

そしてなんともびっくりしたのは、ハーフドームへの最後の登りは、
写真ではそんなこともないように見えるがマジで垂直なのである。

こんな壁をワイヤーだけで登るって、、マジっすか??


ワイヤーだけで登ってく

とてつもなく恐ろしい壁である。ザイルかなんかで確保したい。
迷った挙句Keiは断念。俺も実はとても怖く迷う…。
でも、でも、でも、せっかくここまで来た。。。
次はいつ来れるかわからない。とりあえず、、トライだ。

ワイヤー、離したら、死にますね。確実に。
まっさかさまに落ちますね。

もう、ぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶる。

途中でマジでおっかなくなる。
降りようかと思ったが最後まで登ってみた。
下り、、どうする??頂上に住むか??


Top of Half Dome

ハーフドームの頂上に到着!!
感動、、も少ししたけど、下りのことを考えて気が気じゃない。
でも、景色はとてつもなくキレイ。
来てよかったと、、、ぶるぶるしながら思う。

ヨセミテ国立公園が一望できる。

それと、ハーフドームの頂上は以外に広い。
昔はここでテント張って泊まれたそうだ。
ただ落雷が多いので今は禁止されているとのこと。


頂上からの景色1


頂上からの景色2


頂上からの景色3


頂上からの景色4


頂上からの景色5

頂上からの景色5の写真はValleyを眺めた写真。
恐ろしいほどの高度感で、ちびりそうになる。

ただ、こんな高い場所にもリスがいた。
リスくん、どうやって登って来たの??
動物って、、、すごいなぁ。。。


帰り道

さて、無事にハーフドームからは降りることができ、
あとは一気にValleyまで下るのみ。これが長い!!

といっても来た道と同じなのだけど、、
ちなみに途中の道は上の写真のような感じです。
(※こんな道もあるということ)

そいえば、じゃっかん帰り、迷った。
踏み跡がいろんなとこにあってまいる。


ブッフェ

お疲れ様。ということで、この夜もブッフェを食べました。
あ、ちなみにお昼は道中でインスタントラーメンを作って食べたのでした。


朝:パン / 昼:らーめん / 夜:ブッフェ 

【7日目】大大大大大移動。ヨセミテ国立公園からクレーターレイク国立公園へ。

【5日目】アツアツ。激アツ。デスバレー国立公園。

2012-08-12 00:18:26 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月14日

デスバレー国立公園(砂丘~悪魔のコーン畑~サブリスキーポイント~
バッドウォーター~悪魔のゴルフコース~アーティストパレット)===ヨセミテ国立公園

デスバレー国立公園の夜はとても静かで、昼間の熱さはない。
ようやく日本の夏と同じくらいだろうか。

満天の星空が美しく、外に出てしばらく眺めてしまいました。

夜中、お腹がすいたのでうどんをつくって食べる。
そう、日本からそれなりに日本食は持参していて。
山道具を持っていたからどこでも食事はつくれるのだ。


夜明け前のデスバレー国立公園

軽く眠り、朝6時、出発。

今日は午前中にデスバレー国立公園を見て回り、
午後は長い長い道程をヨセミテ国立公園へ帰らねばならない。


朝日に染まるデスバレーの山々

誰もいないデスバレーの道。
まるで滑走路のような直線道路。

アクセルを踏みまくる
とことん踏みまくる。
カムリの限界まで踏みまくる。

生まれて初、200kmオーバー。

はやい!車がガタガタと揺れて浮き上がるんじゃないかと…。


Stovepipe Wells Inn

ストーブパイプに着いた頃にようやく太陽が。
ちなみに、このストーブパイプ、という名前。
なんだかお気に入り。どうでもいいのですが(笑)

さて、日が昇るにつれて気温はあがり、8時には40度オーバー。


砂丘で影絵

まずは砂丘へ。ストーブパイプの近く。
砂丘。というか、砂漠です。マジ砂漠。


The 砂漠

とっても美しい砂漠。
テレビでしか見たことのないような砂漠が目の前に。


美しき砂漠

美しすぎておおはしゃぎ。さっそく歩いてみる。


誰か先客も歩いているみたい

誰?


俺だよ!!

と、この砂漠、砂嵐も発生し、遭難して死んだ人もいるみたい。
あまり遠くいは行ってはいけない。本当に危険。
鳥取砂丘とか考えてはダメ。サハラ砂漠!?はおおげさか。

ちなみに、ここデスバレー国立公園は48州の国立公園の中で最大。
なんと福島県と同じ大きさを持つという超巨大な国立公園。


砂の粒


さらさらの砂

続いて、砂丘の少し先の見どころに。


Devils Cornfield

悪魔のコーン畑。という場所に。
熱いので車から見学。
本当のコーンではもちろんない。
Arrowweedという植物らしい。

さて、続いての見どころは。


不思議な地層の山

Zabriskie Pointだ。


ザブリスキーポイント

どのツアーも必ず立ち寄るという有名なポイント。
駐車場に車を止めて展望台まであがる。
駐車場から2分くらいの距離なので苦ではない。


ザブリスキーKei

とにかく美しい。黄金の山ひだ。


どうしたらこんな地形に?


地形マニア必見!?

黄金色をした泥が1000万年前に湖底に
沈殿してできたと言われているこのポイント。
来てよかった。デスバレー。

さ、続いては。ここ。


Bad Water Basin

バッドウォーターベイスン。


Sea Levelは遥か上に

ここは西半球の最低地点。
海抜マイナス85.9m。


Salt Flats


塩の大地

ここは真っ白。全て塩。かつてここは塩湖。


でっかい結晶という感じ!?

もっとアップで撮るとこんな感じ。


美しい結晶ではない

さて、次は?


Devil's Golf Course

その名も悪魔のゴルフコース。


凸凹

悪魔ならここでもゴルフをできるでしょう。
ということからついたユーモアたっぷりな場所。
凸凹すぎてじゃっかん気持ち悪い。。。

そして次は?


Artists Palette

黄色、赤色、茶色、緑、紫。
いろんな色の鉱物がむき出しになってるこの場所。
まるでアーティストのパレット。
ということでこの名前。


Death Valley Museum

最後にデスバレー博物館に立ち寄って。
さよーならーデスバレー。

この国立公園。とっても好き。気にいってしまいました。
とにかく奇跡としか思えない。
こんな場所が地球にあるなんて。
ほんと自然というのは偉大だなと感じさせてくれました。

LOVE。デスバレー国立公園。


さて、一気に帰るよ。ヨセミテ国立公園まで。
とにかくデスバレーで車が壊れなかったのはよかった。


マウントホイットニー

帰りの途中に眺めた48州最高峰のマウントホイットニー。
標高は4,418m。この山を見れたことにもまた感激。
行きはどの山がホイットニーだかわからなかったので…。
この山のトップがジョンミューアトレイルのファイナル。


緑と水

ヨセミテ国立公園に戻ってきた。
少しだけテュオルミメドウで水遊び。


本当にきれいな水

ちなみにこの川がヘッチヘッチーにつながっている。
つまり、あのダムの水はここの水なのだ。


ビュッフェ

夜はビュッフェで。頑張って運転したし美味しかった~。
あ、ちなみに宿はいつものCurry Villageです。


朝:うどん / 昼:パスタ / 夜:ブッフェ 

【6日目】ハーフドームトレイル

【4日目】マンザナール収容所跡。迷った挙句のデスバレー国立公園。

2012-08-11 16:15:48 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月13日

Curry Village===タイオガロード===モノ湖===
マンモスレイク===マンザナール収容所跡===デスバレー国立公園

モノ湖を出発して、近くのジューン・レイク・ループ・ロードをループしてみる。


June Lake Loop Road

湖がたくさんのループロード。
どうやら別荘地みたいです。

その後、一気にUS-395を南下。別名「パノラマ街道」。
右手にはシエラネバダの山並みが続きます。

途中、マンモスレイクにも寄ってみるけど何気ないリゾート地。

そして、もう嫌というほどUS-395を南下。


MANZANAR NATIONAL HISTORIC SITE

目指していたのはここ。
マンザナール収容所跡。

ちょうどこの年の11月ここを舞台にしたテレビドラマが放映されましたね。
SMAPの草剛が主演した「99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~」。
このドラマの存在は知らなかったのでまさかここを舞台にしているとはとビックリ。
まさにタイムリーな場所を訪れていたんだなぁと。


日本人とゆかりの深い場所

で、マンザナール収容所跡、ってなに??
となる方がほとんどかと思いますが、
ここはとっても日本人とゆかりの深い場所なんです。

ゆかりの深いといってもポジティブではなくネガティブ。
それは「収容所」という言葉からも想像がつくと思います。


往時を偲ぶ品々

そう、ここは、第二次世界大戦中に日系アメリカ人が収容された収容所の一つなのです。
収容所には最も多くて10,046名の日系アメリカ人が収容されていたようです。


おびただしい名簿


収容所の跡地

写真ではわからないかもしれませんが、
ここ、とてつもなく暑いです。
こんなところで生活していたなんて信じられません。


慰霊塔

収容所は1945年11月に閉鎖されたそうですが、
収容者の大部分は財産を失い帰る家もなかったため、
同所への在留を希望したそうです。

ここでは135名が死亡し、15名が同所に埋葬され、残りは故郷の墓地に埋葬されたとのこと。

立派な「慰霊塔」が建立されています。


さて、今宵の宿はすでにとってある。
そうヨセミテValleyのCurry Village。
戻る予定だったのです。

しかし、一度は行きたいデスバレー国立公園はもう目と鼻の先。
ヨセミテに戻るよりはるかに近い。ここから1時間。

どうする?どうする?どうする?

行っちゃうかーーーーー!!!

ということで予定変更。
ヨセミテの宿代は無駄になってしまったけど仕方ない。
いざ、デスバレー国立公園へ。

ちなみに、デスバレー国立公園はラスベガスの近くです。
つまり、サンフランシスコからラスベガスの近くまで来た、ということになります。
なんともまぁ、果てしなく運転してきました。


デスバレー国立公園

デスバレー国立公園は危険です。とっても危険です。
デスバレー。つまり、「死の谷」。なわけです。

ここ、とてつもなく暑いんです。
夏は50度を超えることも。。
これまで最高気温は57度だそう。

車の故障率も高いとかでマジで気をつけなければなりません。


谷の上からみるデスバレー

もうここも国立公園内ではあるのですが、
ほんとのデスバレーは谷の下に広がっています。


デスバレーに続く道

ちなみにこのデスバレー。
西半球の最低地点がここにあります。
海抜マイナス85.9m。


谷底

下りに下ってようやく谷底に到着。
暑くて窓は開けてられません。


42度

噂通り、というか、もうとにかく暑いのなんのって。
外に出ようものなら熱風で顔が痛くてたまらない。

それに、車の故障が怖くて怖くてしかたがない。

というか、今日の宿は急遽予約。
幸いに公園内の宿をとれました。

明日はデスバレー国立公園をみてまわりヨセミテ国立公園へ帰ります。


朝:カップヌードル / 昼:ホットドック / 夜:なし 

【5日目】アツアツ。激アツ。デスバレー国立公園。

【4日目】モノ湖にはハエとエビ。

2012-08-11 14:13:27 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月13日

Curry Village===タイオガロード===モノ湖===
マンモスレイク===マンザナール収容所跡===デスバレー国立公園

夜明けと同時に車に乗り込み出発。
今日は長い。

ヨセミテ国立公園内のタイオガロードを超え、
シエラネバダ山脈の裏側に出ようという計画。


懐かしのオルムステッドポイント

オルムステッドポイントから眺める
朝日にあたったハーフドームが美しい。


懐かしのテナヤ湖


懐かしのテュオルミメドウ

オルムステッドポイントもテナヤ湖もテュオルミメドウも、
タイオガロードを走る途中にあるポイント。
ここはレンタカーでなければ来れないわけではなく、
ヨセミテValleyからバスも出ている。

標高が高いので秋には雪で通行止めになる。

さて、テュオルミメドウから先は未知。
この先はバスも走っていないのでレンタカーでないと無理。
まだまだタイオガロードは続く続く。


タイオガロードも終点間近

山々を見上げると雪が残る。
標高が高い証である。

この山にジョンミューアトレイルがあるのだ。
ヨセミテValleyからマウントホイットニーまで続くこのトレイル。
全て歩くのに一ヶ月はかかるトレイルだ。
いつか踏破できるだろうか。ビビりな俺には難しいか。


延々と続く下り坂

山肌につくられたタイオガロード。
最後は延々と続く下り坂となる。
恐ろしいほど長い下り坂である。
エンジンブレーキをうまく使わないと死にいたる。


Mono Basin National Forest Scenic Area

下り終わりかけにモノ湖が見えるわけで。
モノ湖はもう間近。


モノ湖発見

さて、このモノ湖、環境裁判でも有名な湖なのです。


実は塩湖

1941年、ロサンジェルスの水需要のために取水がはじまり水位が半分に低下。
と同時に塩分濃度が2倍になり湖の生態系が著しく損なわれてしまったのです。

現在は生態系を元へ戻す取り組みが行われているそうですが、
この塩分濃度に生息できるのは特殊能力を備えたハエとエビのみ。

そう、だからハエとエビ。


ハエがうじゃうじゃ

とにかくうじゃうじゃハエがいます。
この写真の地面、全てハエです。
特に湖が臭いとかそういうわけじゃありません。
ちなみにエビも変なエビです。


カモメ?

水鳥が羽を休めています。
魚はいないはずなので休憩なのでしょう。
それともハエやエビを食べているのか。


奇岩越しのモノ湖


奇岩

この奇岩をトゥファといいます。

湖の水にはカルシウムが大量に溶け込んでおり湖底からは炭酸水が湧き出しているみたいで、
そのため水中では石灰石の柱『TUFA TOWER』(トゥファタワー)が生成されているとのこと。

取水によって顔を出しているが、元の環境に戻す取り組みにより将来的には水没する予定らしい。


TUFA TOWER

相方のKeiはこの湖をとにかく気にいってしまったらしい。


Mono Lake


【4日目】マンザナール収容所跡。迷った挙句のデスバレー国立公園。

【3日目】自然保護論争の起源。ヘッチヘッチー渓谷(ダム)へ。

2012-08-11 12:14:37 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月12日

Curry Village===Hetch Hetchy===Curry Village

朝、目が覚めたのは7時30分頃。
シャワーを浴びてビュッフェで食事。


朝のビュッフェ

昨夜何にも食べずに寝たのでだいぶ食べる。
果物も豊富でなかなか美味しい。一人11.50ドル。


今回のレンタカー

なんだかんだで10時30分。

キャビンの電球が点かないことを知らせるメモを残して、
愛車でヘッチヘッチーへ。今回の愛車はカムリ。


ヘッチヘッチー入口

ヘッチヘッチーは今回の一番の見どころでもあるので楽しみ。
ずっと行きたいと思っていた場所である。
自然保護法を研究している者にはたまらない場所なのだ。


ヘッチヘッチーもヨセミテ国立公園内

ヘッチヘッチーはもともとValley、つまり渓谷でした。
でも今はその渓谷はありません…。


O'Shaughnessyダム


水を満々を貯めています

あるのはダム。

そう、もともとヨセミテValleyをも凌ぐ美しさをもっていたというヘッチヘッチーには、
今はとっても立派なダムになってしまっていて往時の姿は水の底。
このダムをつくる際にかの有名なジョンミュアーとピンショーの自然保護論争が繰り広げられたのです。

ここは自然保護論争の起源とも言えるような場所。


ダムなき渓谷を見てみたい…


My Ancestors lived here

先住民の人たちの暮らしもダムの底…。


さて、この日の夜もCurry Villageなのでのんびり帰宅。
ガソリンを補充して、カリフォルニアロールを食べて。


ヨセミテ滝はからっから

帰り際、少しだけヨセミテValley内を散策。
やっぱりヨセミテ滝は干からびてました。
壮大な姿を見るには夏前に行くしかなさそうです。


ヨセミテValley内の風景1


ヨセミテValley内の風景2

この日もなんだかんだ疲れが溜まってしまっていたようで即爆睡。
でも、今旅の第一の目的を達成できたので満足満足。


朝:ビュッフェ / 昼:なし /夕方:ブロッコリーチャウダー、カリフォルニアロール /夜:なし


【4日目】モノ湖にはハエとエビ。

【2日目】サンフランシスコからヨセミテ国立公園へ

2012-08-11 11:38:20 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月11日

サンフランシスコ===ヨセミテ国立公園

2日目、といっても時差の関係でまだ9月11日。

これまで何度か海外には行っているけれど、
ツアーで行ったことは一度もない。という稀有な人間。

今回ももちろんツアーではなく全てセルフプランニング。
ドキドキ感もひとしおだが何よりも自由がきいて良い。
基本的に協調性に欠ける人間なので気楽なのが一番なのだ。


サンフランシスコ国際空港

てなわけで、アメリカでの移動はおのずとレンタカーとなるわけで。
サンフランシスコの空港でレンタカーをピックアップ。
空港内のモノレールに乗ってその名も「レンタカー駅」へ。

名の知れたレンタカーショップは全てある。

さておき、2年ぶりのアメリカでの運転。

内心ドキドキで。

しかもここはサンフランシスコ。
超大都市。
もうあり得ない緊張感。

いやはや、しょっぱなからやっちまいましたよ。

車線逆走事件。

頭ではわかっているもののなかなか身体は追いつかなくて、
ついつい日本の車線通りに侵入し、、しかもパトカーの目の前で…。

よくまぁ、見逃してくれてもんだと思うほどの失態。
捕まらなくて、、てか事故らなくて本当に安堵。

しかし大都市のフリーウェイ。
やっぱりあり得ない。
車の数が半端じゃない。
日本の首都高のドでかいバージョン。
もう冷や汗の連続で、ほぼ記憶なし。

ハイウェイを抜けて、途中、相方のKeiに運転をかわってもらって、
なんとかかんとか無事にヨセミテ国立公園に到着。15時30分。


2年ぶりのヨセミテ国立公園

なんだか久しぶりのヨセミテ国立公園。2年ぶり。
戻って来たぞ~、、と、懐かしい~気持ちになる。


Curry Village

宿はお決まりのカリービレッジ。
この日はとにかく疲れ果てて寝た。

長い長いとてつもなく長い一日でした。


朝:機内食 / 昼:ホットドック /夜:なし


【3日目】自然保護論争の起源。ヘッチヘッチー渓谷(ダム)へ。

【1日目】デルタ航空でサンフランシスコへ

2012-08-11 11:16:13 | アメリカ国立公園の旅
2010年9月11日

家===成田===サンフランシスコ===

今日は9月11日。アメリカにとって、世界にとって、大切な日。

朝11時過ぎ、家を出発。
一路成田へ。
2年ぶりのアメリカ。

またまた国立公園をめぐる旅。


NEXでGO

新宿でNEXに乗って成田へ。

学生時代は鈍行で行っていたのに、
社会人になると何の迷いもなく
特急に乗ってしまうこの怖さと情けなさ。


しばし日本食の別れ

成田で腹ごしらえをしていざボーディング。
15時40分。デルタ航空で一路サンフランシスコへ。


沈みゆく太陽


機内食

サンフランシスコまで9時間23分。
機内の御供は小説。
池波正太郎の「真田太平記」を読む。


雲に覆われたゴールデンゲートブリッジ

空からはゴールデンゲートブリッジがしっかりと眺められ、
まさに地上では霧のゴールデンゲートブリッジとなっているご様子。
9時10分頃、無事にサンフランシスコにランディング。


朝:なし / 昼:寿司 / 夜:なし 

【2日目】サンフランシスコからヨセミテ国立公園へ

【最終日】帰国

2010-11-15 03:38:42 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月20日

L.A === 成田 === 家

2007年9月20日。今旅14日目。最終日。

L.Aに降り立った時と同じホテル、
RitsMilnerをチェックアウトしてLAXへ。

日本への到着は9月21日だ。

実は最終日のこの日の日記が書かれていない。
この記録を書いている2010年11月15日、
すでに3年以上経過している記憶を呼び戻そうと頑張るも、
何時の飛行機に乗ったのかとか、全然思い出せません。

日記は前日のL.Aに向かうアムトラックの中で
書かれたものが最後でして…

しかし、この旅、一生忘れられないものになったのは確かです。

ともに旅したkeiへ、ありがとう。

この3年後、再びヨセミテ国立公園を訪れようとは。。


アメリカ国立公園の旅2007

【13日目】グラント将軍の木に別れを告げてL.Aへ

2010-11-10 23:52:52 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月19日

Grant Grove Lodge === General Grant Tree === Fresno === L.A

セコイア国立公園、キングスキャニオン国立公園に別れを告げるこの日。
Grant Grove Lodgeからも近いGeneral Grant Treeに行ってからL.Aに戻ることにした。

General Grant Tree、グラント将軍の木。
園内で3番目に大きな木で、アメリカの
クリスマスツリーとして知られているそうだ。


General Grant Tree

確かにでっかい。

木の高さは81.5m、根元の周囲は32.8m、
根元の直径12.3m、樹齢は1800年~2000年だそうだ。


幹の中を歩いて

近くには倒れて幹の中を人が歩けるようになった木などもある。

さて、この日の午後、レンタカーを返した私たちは、
アムトラックとバスに揺られて、
2週間前に来た道をL.Aへと戻りました。

アメリカ国立公園の旅第1弾もついにエピローグです。


【最終日】帰国

【12日目】ミネラルキング

2010-11-07 23:03:07 | アメリカ国立公園の旅
2007年9月18日

Grant Grove Lodge === Crystal Cave === Mineral King === Grant Grove Lodge

とうとう今回の旅も幕を閉じようとしている。
21日には日本に帰らなければならなくて…。
とてつもない寂しさが込み上げてきてしまったこの日。

まずは昨日予約したクリスタルケイブに行った。


クリスタルケイブ入口

クリスタルケイブはジャイアントフォレストから南へ9マイルのところにある鍾乳洞。
見学にはレンジャーツアーへの参加が必要で、その予約を昨日したというわけだ。

鍾乳洞への道は舗装はされているけれどけっこう細い。
ここで2度目のクマを目撃。親子グマ。

駐車場に車をとめて鍾乳洞の入口へ。
急坂を下ること15分くらい。


立派な鍾乳洞①

ツアーはもちろん英語。英語から日本語への翻訳イヤホンみたいなのはない。
なんとなく言ってることはわかるけれど見てるだけでも十分満足。
ツアーは30分くらいだったろうか。


立派な鍾乳洞②

その後、念願のミネラルキングに向けて車を走らせる。
あのミネラルキングへ


ミネラルキングへの道

いやしかし、ミネラルキングまでの道程は遠かった。
これほどまでもかというくねくね一本道を30マイル。
細くって未舗装部がほとんどでガードレールもないから、
落ちたら谷底へまっしぐらの道をただただ飛ばす。


ミネラルキングの山々

そして着いたミネラルキング。
山々はとても美しく。
こんな美しい場所をスキーリゾートにしようとしたなんて。


スキーリゾート予定図

この自然が守られて本当によかったなと思う。


小屋と自然

ミネラルキングのミネラルは英語で「鉱物」という意味だ。
昔はその資源を求めて開発が進んだこの場所も、
期待されていた資源的価値はほとんどないことがわかり。
その後のスキーリゾート計画も中止になり。

今のミネラルキングの自然がある。

ミネラルキング、本当に行けてよかった。
ミネラルキング、行けて、本当に本当によかった。


タランチュラ

帰り道。車を運転していたら道路を横切る黒い物体。
でかい。とてつもなくでかいクモ。
おーー、タランチュラ。野生のタランチュラ。


夕日

国立公園最後の夜なので今宵はレストランで食事をしたくて、
レストランが閉まる前にと家路を急ぐ。
途中、とても夕日がきれいで。美しく。


飛行機雲

飛行機雲も夕日色に。


国立公園最後の夜

レストランにも間に合いました


【13日目】グラント将軍の木に別れを告げてL.Aへ

ちょこっと山歩きについて…

このサイトは自然好きの管理人が記す趣味のページです。
キーワードは、登山、スキー、国立公園、旅行、etc...
お時間のあるときにでも読んでいただければ幸いです。

Copyright 2009-2020 ちょこっと山歩き. All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.