日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

第三次国共合作 中華主義者に未来なし

2015年11月10日 22時33分23秒 | 国際情勢
支那事変中の国共合作以来、中国共産党と中国国民党が最も接近しています。


(共産党・五星紅旗)


(国民党・青天白日旗)

「一つの中国」確認=中台首脳が初会談―49年の分断後初

時事通信 2015年11月07日 23時36分


 【シンガポール時事】中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールのホテルで、1949年の中台分断後初の首脳会談を行った。習主席は「われわれは緊密につながる一つの家族だ」と述べるとともに、「大陸と台湾は一つの中国に属し、両岸(中台)は一つの国家に属する」と強調した。

 会談で双方は、関係改善が平和発展につながるとアピールし、「一つの中国」を認め合う「92年合意」を中台交流の基礎として改めて確認した。来年1月の台湾総統選挙で優位に立つ独立志向の最大野党・民進党をけん制する狙いがある。

 両首脳は会談入りに際して握手を交わした。会談の冒頭、習主席は「2人が会うことは歴史の1ページを開いた」と意義を強調。一方、馬総統は「両岸関係は既に49年以来、最も平和で安定した段階にある」と表明し、中台担当閣僚級レベルのホットライン設置を提示、中国側もこれに同意した。

 午後3時(日本時間同4時)から約1時間にわたった会談は、軍事、経済分野にも及んだ。習主席は、台湾が中国の「一帯一路(シルクロード)」構想に積極的に参加し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に「妥当な形式」で加盟することを歓迎すると表明した。馬総統は習主席に、中国が台湾に向けて配備しているミサイルに懸念を示したが、習主席は「台湾に向けたものではない」と述べた。

 中台分断は、共産党が49年に中華人民共和国を建国し、中華民国の国民党が台湾に逃れたことに始まる。今回の首脳会談は、「中国の代表」として正統性を主張してきた双方のトップが直接顔を合わせる歴史的な機会で、今後の中台関係や東アジア情勢に影響を与えそうだ。

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国民党の馬英九は蒋介石を尊敬していると言われています。しかし、蒋介石は「共産党を滅ぼせ」と遺言しました。

蒋介石・国民党は共産党と組んで2回失敗しています。

1回目は孫文時代に行われた「第一次国共合作」です。
この時、共産党はソ連の指示の下、国民党にロシア人の顧問を受け入れさせ、ソ連的社会主義政策を行いました。
ストライキや赤色デモを展開し、支那を共産化させようとしていました。
ここで、共産党の危険性に気付いた蒋介石は「上海クーデター」によって共産党を排除し、ソ連と敵対する道を選びます。

しかし、共産党は謀略で乗り切ります。

この時、共産党は国民党軍の作戦(剿共戦)により21万人から7万人まで勢力を弱め、陝西省・甘粛省の2省に追い詰められていました。
このため、蒋介石は共産軍を殲滅する最後の軍議を西安で開き、20個師団と100機を超える航空機を投入して2週間から1月間以内に8年間にわたる剿共戦を終わらせようとしていました。
蒋介石は将軍たちに「剿匪の完全成功まで、いまや最後の5分間の段階にきている。各自はこの機会を逃すことなく、勇敢迅速に行動してほしい」と繰り返し命令していました。

風前の灯となった共産党は反日軍閥の張学良と組んで蒋介石を拉致し、「抗日戦線」の結成を約束させました。(西安事件)

西安事件によって2回目となる「第二次国共合作」が成立します。

蒋介石は西安事件後も対日戦より共産党討伐を優先しようとしていました。

ところが、紅軍(共産党軍)は盧溝橋で日本軍と国民党軍双方に発砲して軍事衝突させます。
これによって、日本と国民党の敵対は決定的となりました。

共産党は「日本と国民党の共倒れ」を狙ったのです。

結果は知っての通り、日本は敗戦、国民党は疲弊、殆ど無傷の共産党は天下を掠めとります。

そこで、蒋介石は共産党を信じてはいけない。断固として滅ぼせ。と遺言したのです。

本人に自覚があるのかないのかは分かりませんが、馬英九は完全に中国共産党に利用されています。

「第三次国共合作」の先にあるものは支那による台湾併合です。

蒋介石も草葉の陰で泣いていることでしょう。


さて、この「第三次国共合作」の主役たる二人についての笑えるニュースです。


習近平・馬英九両氏にノーベル平和賞? 「南北首脳会談と遜色ない」との過大評価に失笑も

産経新聞 2015.11.7 10:52

 1949年の分断後、初の中台首脳会談を7日にシンガポールで行う中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が将来、ノーベル平和賞を受賞する可能性があるという。中国の専門家の意見だが、2000年の南北首脳会談を引き合いに出す過大評価に、中国国民の間からは失笑が漏れている。(北京 川越一)

     


 習氏と馬氏のノーベル平和賞受賞を唱えているのは、中国の名門、清華大学公共管理学院の台湾研究者、鄭振清助教授。鄭助教授はシンガポールの中国語紙「聯合早報」に対し、こう語っている。

 「任期中に両岸(中台)の指導者の歴史的な会談を実現させたことは、馬英九氏の歴史上の評価を高める。習近平氏にとってもプラスポイントとなる。大陸の世論は習氏に肯定的で、習氏が体現した指導者としての勇敢な精神も、指導者の大きな格を示している。ノーベル平和賞を受賞する価値があると思う」

 鄭助教授がよりどころとしているのは、2000年6月に北朝鮮の首都、平壌を訪問し、北朝鮮の金正日朝鮮労働党総書記(当時)との間で、史上初の南北首脳会談を実現させた韓国の金大中大統領(当時)が、同年のノーベル平和賞を受賞したこと。

 当時、ノルウェーのノーベル賞委員会は金氏の受賞理由として、「韓国および東アジアの民主主義と人権の発展、特に北朝鮮との和平と和解への努力」を挙げていた。鄭助教授は「今回の中台首脳会談(の価値)は朝鮮半島の指導者の2000年の会談に遜色がない」と持ち上げている。

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 中国のインターネット上には、「われわれの習大大(おじさん)は本当に人々を感服させる」など、鄭助教授の主張を支持する意見もあった。

 しかし、目につくのは、「いったいどっちが金正日なんだ? 習氏か? それとも馬氏か?」「孔子平和賞を与えるべきだろう」などと、両首脳のノーベル平和賞受賞の可能性を一笑に付す声だ。

 孔子平和賞とは、中国の民主活動家、劉暁波氏=国家政権転覆扇動罪で服役中=が2010年にノーベル平和賞を授与されたのに対抗し、中国の価値観で「世界平和」に貢献した人物を顕彰しようと、中国の大学教授らが同年、突然創設した賞だ。

 これまでに台湾の連戦元副総統、ロシアのプーチン大統領、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長らが受賞してきた。今年度は、国際社会から「独裁者」と批判されているアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領が選ばれるなど、およそノーベル平和賞とは無縁と思われる顔ぶれが並んでいる。

 さらに習氏の痛いところを突いているのが、「もしノーベル平和賞が欲しいのならば、まずはノーベル平和賞の受賞者を解き放つべきだ」という意見だ。その受賞者が劉氏を指すことは一目瞭然だ。

 劉氏不在で授賞式が行われた2010年12月、温家宝首相(当時)の「過ちを犯した人や犯罪者であっても、人格を尊重しなければならない」との発言が注目された。しかし結局、共産党政権は、中国が犯罪者と断じる劉氏の釈放を求める国際社会の声を無視し続けている。

     


 ちなみに、金大中氏は受賞決定後間もなく、経済危機や政権をめぐる不正疑惑などで支持率が急落。「民心が政権から離れつつある」「大統領の指導力に問題」といった政権批判にさらされながら授賞式に出席した。

 さらに、「北朝鮮との南北首脳会談を成功させ、朝鮮半島の緊張緩和に大きく貢献した」と称された「太陽政策」も、その後の評価は惨憺(さんたん)たる状況だ。

 「太陽政策」とは、「旅人の外套を脱がすには、冷たい寒風ではなく暖かい太陽の光」というイソップ物語を手本に、北朝鮮を変化させるには対決や封じ込めよりも支援や協力が有効だとして金氏が進めた、見返りなしの対北融和策だ。その結果は-。

 期待された変化は起きなかった。北朝鮮は核兵器や長距離ミサイルの開発を進め、朝鮮半島情勢は今もなお緊張が続いている。南北首脳会談から10年が経過した2010年版の「統一白書」では、韓国政府によって太陽政策は失敗と位置づけられている。

     


 「中華民族の偉大なる復興の実現」をスローガンに掲げる習氏の悲願は、中台の統一だ。しかし、馬氏は今回の中台首脳会談で、中台関係の「現状と平和の維持」を再確認するとしており、劇的な進展は期待できない。

 会談の内容によっては、台湾の独立勢力が勢いづく可能性も否定できない。来年1月に行われる台湾の総統選挙で政権が交代し、次期総統が中国に対抗する姿勢を示せば、習近平政権に対する批判が中国国内で噴出しかねない。ノーベル平和賞に値する成果を挙げられる可能性は限りなく低いとみられる。

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案外、一般の支那国民は正しい評価をしています。

東アジア・東南アジアに侵略の食指を伸ばし、国内では少数民族を迫害し、自由を求める自国民を虐殺する平和の破壊者である習近平と、習に荷担する馬英九にノーベル平和賞とは、きついジョークです。


当然のことながら、台湾の人たちは首脳会談に反対しました。

元より、台湾は支那とは異なる文化を持っています。
今は実現していませんが、台湾は独立国であるべきなのです。


台湾野党・若者ら反発 経済界は歓迎の声 中台首脳会談

朝日新聞 2015年11月08日 02時20分


 66年の分断を経て行われた中台首脳会談について、来年1月の台湾総統選で政権奪回を目指す民進党の蔡英文(ツァイインウェン)主席は7日、「対等性や尊厳が守られておらず、大部分の市民は失望した」と批判した。一方、中国とのつながりを重視する経済界からは歓迎の声が上がった。

 蔡氏は「馬総統の口から、台湾の民主や自由について語られることを期待したが、一切提起しなかった」と指摘。「首脳会談の唯一の成果が両岸(中台)関係の将来に関する市民の選択に政治的枠をはめようとしたことだったのは、非常に遺憾だ」と述べ、一つの中国原則を認めた「92年コンセンサス」を確認したことを批判した。

 台湾中央通信によると、台北ではこの日、首脳会談に抗議する1千人規模の抗議活動があった。若者らが過度な対中依存への警戒から立法院(国会)議場を占拠して抗議したひまわり学生運動のリーダーらが参加し、「市民の支持を得ていない会談の成果は受け入れない」などと訴えた。

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SEALsの活動は日本の国防充実に反対し、支那に国を売り渡す危険なものでしたが、この台湾青年の決起は国を守るものでした。

「第三次国共合作」は中華思想に取り憑かれた共産党と国民党の暴走です。

東洋の平和、世界の平和を乱す中華主義者が支配する未来には何の希望もありません。

中華主義者に未来なし。

国民党は真の支那人としての誇りを思い出し、共産党と戦い中華民国を再建せよ!

台湾は独立を回復せよ!

日本は台湾と支那の友人と共に、中共を粉砕し、世界平和を実現せよ!

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